第36節 
10月8日14:03@ピカスタ 天候:晴

讃岐 0ー4 京都
試合記録: http://www.sanga-fc.jp/games/result/2017100803/
【京都出場メンバー(4-4-2)】
GK清水。DF右から石櫃、
染谷、吉野、本多。MF右から小屋松、ハ・ソンミン、望月(89分:→伊東)、仙頭(66分:→田村)。FW闘莉王、イ・ヨンジェ(77分:→大黒)。
【得点】
讃岐:なし

京都:闘莉王(14分:PK)、イ・ヨンジェ(18分、64分:←仙頭)、小屋松(33分:←闘莉王)

【警告】

讃岐:ユン・ソンホ(11分)、木島(76分)、仲間(79分)

京都:仙頭(24分)、望月(56分)、本多(59分)、小屋松(92分)



第37節
10月14日15:03@西京極 天候:曇

京都 2ー1 熊本
試合記録: http://www.sanga-fc.jp/games/result/2017101405/
【京都出場メンバー(4-4-2)】
GK清水。DF右から石櫃、
染谷、吉野、内田。MF右から田村(63分:→伊東)、ハ・ソンミン、望月、小屋松。FW闘莉王(89分:→ケヴィン・オリス)、イ・ヨンジェ(63分:→大黒)。
【得点】
京都:石櫃(38分)、闘莉王(71分:←石櫃)

熊本:オウンゴール(22分)

【警告】

京都:なし

熊本:なし



第38節
10月22日14:03@石川西部 天候:雨

金沢 0ー0 京都
試合記録: http://www.sanga-fc.jp/games/result/2017102202/
【京都出場メンバー(4-4-2)】
GK清水。DF右から石櫃、
染谷、吉野、本多。MF右から小屋松、ハ・ソンミン、望月、岩崎(88分:→大黒)。FW仙頭(75分:→田村)、イ・ヨンジェ(59分:→ケヴィン・オリス)
【得点】
金沢:なし

京都:なし

【警告】

金沢:なし

京都:染谷(38分)、望月(83分)



第39節
10月28日15:03@西京極 天候:雨

京都 2ー2 横浜C
試合記録: http://www.sanga-fc.jp/games/result/2017102802/
【京都出場メンバー(4-4-2)】
GK清水。DF右から石櫃、
染谷、吉野、本多。MF右から小屋松(90分:→内田)、ハ・ソンミン、下畠(68分:→田村)、岩崎。FW仙頭、イ・ヨンジェ(55分:→伊東)
【得点】
京都:仙頭(5分:←岩崎)、オウンゴール(73分)

横浜:イバ(37分、65分)

【警告】

京都:ハ・ソンミン(7分、22分)、本多(43分)

横浜:中里(52分)、西河(84分)

【退場】

京都:ハ・ソンミン(22分)


       
10月の日程を終えました。
結果的には4試合戦って2勝2分の好成績でした。
引き分けに終わった2試合は
、台風の影響を強く受けて難しいコンディションだった金沢戦と、前半早々にハ・ソンミンが退場してしまった横浜FC戦ですので、普通ならポジティブに考えても良いはずです。
しかしどうにも割り切れない感じが強いですね。

原因は成績とは相反するかのような試合内容にあります。

先月頃からヨンジェがトップに起用され、仙頭が定位置を確保しました。
それにより、それまでのツインタワーへのハイボールメインの攻撃から、地上戦を活用したものにシフトしようとしています。
また守備面では、スピードある前線の選手を中心に、前から積極的にプレスを掛けに行く傾向が強まっています。
しかし残念ながら両方ともクオリティは高くありません。

元々後方から繋いでいくサッカーを好んでいる様子ではあったものの、相手のマークを外しながら間で受けて前進していくような形はほとんどなく、結局ツインタワーへのハイボールだったり、ヨンジェや岩崎らを相手の裏へ走り込ませるくらいにしかなりません。
スピードや強さ・高さに優れる選手が揃っているので、それでもそれなりにチャンスは創れますが、選手個々のコンディションに依存するのは前々から書いている通り。

また、最近の変化としては前線からの守備を強めていることになるんですが、これも前線の選手個々の判断で勢い良く行くだけなので、そこを外されれば後方にできたスペースを簡単に利用されることに。
ツートップに加えてサイドハーフもプレスに出ていて、さらにはボランチの一角も出ていくのに、その動きが整理されていないから後方に突然かつランダムに広大なスペースができます。そうなると後方の選手も対応が難しくなり、あっさり崩されることになります。
これもなまじっか前線の選手たちのスピード、追い込みが速い上にスタミナ的にもタフなので、相手からすれば厄介な一面があります。
上手くハマれば高い位置でボールが奪え、その勢いでゴール前になだれ込むような攻撃が可能になりますから。
たとえ単発的でも、ゴールに結びつけば相手にダメージがありますし、讃岐戦なんかはその典型ですね。

どうにも偶発的で、個々の能力に負ったサッカーをしているので、消化不良となることが多いです。
計算できないサッカーでもそれなりに勝ち点を得られているのは、選手たちの頑張りがあってこそ。
言い換えれば、計算できるようなものを組み上げられていれば得られるものはもっと大きかったはずというのは、シーズン通じて拭い去れません。

今月を終えて正式に来季もJ2で戦うことが確定しました。
結局昇格に絡むどころか、一桁順位にさえ行けませんでしたね。
それでもこの体制で来年も行くなんて話が報じられるんですから、よく分かりませんね。
確かにチームの雰囲気は悪くなさそうで、それはこの状況を考えると皮肉でもなんでもなく、素直に良いところとして感じている点ではありました。
けれど、最低限の話であるサッカーの部分を置いてけぼりにしているのはやはり納得いくものではなく。

自分の話をするなら、見る時の雰囲気はけして良いものではありません。
シーズンは残り4試合。


―2017シーズン通算記録―
12勝14分12敗 勝ち点50
51得点 45失点
今節終了時点での順位:14位

(*第33節愛媛戦は台風のため延期)


【ゴール】

15点:闘莉王

8点:小屋松

6点:ケヴィン・オリス

5点:仙頭

4点:大黒、イ・ヨンジェ

2点:岩崎

1点:望月、本多、伊東、吉野、田村、石櫃

【アシスト】

7アシスト:岩崎

6アシスト:石櫃

5アシスト:ケヴィン・オリス

4アシスト:エスクデロ

2アシスト:本多、闘莉王

1アシスト:イ・ヨンジェ、大野、湯澤、ハ・ソンミン、吉野、伊東、小屋松、仙頭

【累積警告】

3枚:エスクデロ、石櫃

2枚:土屋、下畠、小屋松、染谷

1枚:大野、湯澤、菅野、伊東、岩崎、吉野、闘莉王、本多


*ケヴィン・オリス、吉野、ハ・ソンミンは一発退場による出場停止が1回アリ

  (ケヴィン・オリスは審判侮辱により2試合出場停止、ハ・ソンミンは審判侮辱および施設破損行為により3試合出場停止)

*ハ・ソンミンは1試合警告2枚による退場処分が1回アリ

*高橋、石櫃、吉野、ケヴィン・オリス、染谷、闘莉王、ハ・ソンミン、イ・ヨンジェ、仙頭、本多、望月は累積警告4枚による出場停止が1回アリ

*吉野は天皇杯での出場停止(3試合)をリーグ戦で消化