この後、プチ豚ちゃんは強制退去されました。

 

ミニ豚の気のせいかな・・?

 

この時のもっぷ、何だかハラハラしながらプチぶたちゃんを見てたんです。

一瞬の出来事でした。

 

さてさて、時は戻り本日2020年11月28日。

ミニ豚一家はインフルエンザワクチンの予防接種をしてきました。

 

地元のクリニックで8時半から9時までの間にぞくぞくと予約の家族連れが

来ました。前日の夜、プチ豚ちゃんはブルーになっていました。

今までたくさんの予防接種を受けてきて慣れてるハズなのに、

小学校に上がると、予防注射の回数は幼少期より減るので、恐怖心が復活して

しまうのでしょうか。

 

本日、最初にクリニックに来たのが我が家で、2番手に二人の子ずれの親子が来ました。

上の子が2~3歳、で下の子は赤ちゃんでお母さんに抱っこされてきました。

上の子はこれから注射だという事を理解してるので、入り口から泣きわめき、

中々入ろうとしない、お母さんはその子を引きずりながら受付を済ませています。

 

「やだ!やらない。痛いの嫌い!絶対やらないんだから!!

#%&??$~!!←(何言ってるかわからない言葉連発、お母さん無視)」

 

ミニ豚は小さい時のプチ豚ちゃんと、まったくその子が一緒の態度だったので

お母さんの苦労がわかります。しかも、お父さんらしき人がいなくて

お母さん一人で二人の子どもの予防接種に来ているのです。

ミニ豚より若いお母さんですが、ミニ豚の時より大変な思いをしてるハズ。

偉いよな。。と思っていると、

 

同時にプチ豚ちゃんは、その子の様子をみて、恐怖が倍増しており、

徐々に大人しくなっていました。自分も本当は嫌だが、逃げることもできない。

大人のミニ豚からすると、もう子供の時の注射の恐怖は忘れていて、

大人に置き換えると、「急に悪いところが見つかったので、いまからお腹を

開くので麻酔します。」ぐらいの恐怖に匹敵するするのか?

と思いを巡らせてると・・・。

 

うちが一番受付だったので、「なかださーん!一番診察室にどうぞ~!」

と呼びだしがかかった。

 

キターーーーー(( ゚Д゚)!

 

診察室に入ると、今のご時世でしょうか、先生はフェイスシールドしてました。

 

先生「はい、おはようございます。誰からにしますか?」

ま、冷静ですな。

 

プチ豚「えーんわらし(←歯の生え変わりで、息が漏れて「私」とは言えず「わらし」となる

     3番がいい」

先生「じゃ、お母さんから行きましょうか?」

 

ミニ豚「(え?だからって

    なんで私から?)」

 

↑いや、心の声です。もういい大人、手本を示さねばならぬ。

左腕を差し出し、気合一発がんばりました。個人的に思うに、

針を刺した瞬間よりも、ワクチンをいれてる最中が痛いような気がします。

人間ドックの胃カメラに比べれば、なんてことない。

ま、慣れですな。無事終了。

 

先生「はい、次。じゃ、お父さん」

 

ひこどん、いたって沈着冷静。粛々と終わらせる。

 

さあ、ここから厄介です。

 

「じゃ、最後。プチ豚ちゃん、お椅子に座って」

 

彼女、とんでもないことを口にしました。

 

えーん「先生、こころのじゅんびを

させてください・・・」

 

先生「今日はダメよ。お父さん、プチ豚ちゃん抱っこして」

 

ひこどん、強制的にプチ豚を抱きかかえ、一緒に座り、プチ豚の腕をまくり上げた!

 

ムキーッ「先生、ほんとうにお願い!

こころのじゅんびさせて、

ぎゃー!!」

 

その様子にミニ豚「(もう、7歳なんだからやめてよ。。。)」

注射が終わってるのに、

 

ムキーッ「先生!!こころのじゅんび、

こころのじゅんびー!!」

 

このビビりっぷり。いったい誰に似たのでしょうか。

ひこどん曰く、ミニ豚だといいます。

しかし、「プチ豚、進歩したよ」とひこどん。

 

ミニ豚真顔「どこが。。。???」

 

ひこどん曰く、「先生のバカー!(捨て台詞)」が出なかったから。

 

ゲローミニ豚「そうだ、思い出した・・」とんでもない2歳児だった娘。

 

しかも3分経つと、まるで何事もなかったように、るんるんしだす娘。

 

それとは入れ替えに、次の二人ずれの親子が呼ばれてしまった。

お姉ちゃん、お母さんだけでは手に負えず、看護婦さんに引きずられながら

入って行った。会計待ちの私たち。診察室のドアが内側からバンバンなって

「ギャー!助けて~!ほんとうに痛いのやーなーのー!!!」

それはそれは、地獄絵図の様相でして。先生や医療従事者の人は

すごいな偉いよなと感じながらクリニックを後にしました。

 

今日は快晴。プチ豚ちゃんは2回接種で、このあと2週間後にやるのですが

ま、その事は触れずに、「にゃんこ大戦争」のグミをご褒美に家路に

ついたのでした。

とある、東京西部の一家の土曜の1日でした。おしまい。