源氏物語 | こんな女の日常ですが・・・

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毎日、色々ありますがマイペースで生きていきます
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※アメンバーの承認は髙橋大輔選手のファンの方のみにさせていただきます
 悪しからず・・・・m(_ _)m

高校生の頃、古典の必須に『源氏物語』の冒頭部分の暗記という課題は何処の学校でもあったのかな?

 暗記は苦労したけど『源氏物語』自体は元々、凄く好きで、色々な訳を読み漁った。

 与謝野晶子、田辺聖子、橋本治・・・でもやっぱり『大和和紀源氏』は漫画だけに入りやすい。

和紀さんの源氏は漫画の域を超えて、“文学”として扱っても良いと私は勝手に思っている。

 あの、瀬戸内寂聴氏も絶賛する『大和源氏』は実に描写が綺麗で何度読んでも飽きさせない。

 私がずっと挽かれているのは主人公の光源氏自身ではなく、源氏の母、桐壺の更衣以下、全ての女性の心の動き。 それは嫉妬・愛憎・苦悩・葛藤・悲哀など・・・『なんだ現代の女性とあまり、変わらないじゃない』と思ってしまう部分

1200年も前の女性も、現代の女性も、変わらない悩みを持っていたことが、凄く親近感をもって読めてしまう。

 ただ違うところは、当時の宮中の上の階級の男性は、堂々と何人もの女性を渡り歩けたこと。 あまりの不公平さに、時折、腹立たしさを感じてしまう。

 男性諸君!浮気は程ほどに!