「2000年5月26日(金)松山千春コンサートツアー『俺の人生’00』和歌山県民文化会館」S1987
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◇更新履歴
V1.0:2013.12.04 初稿
V1.1:2015.12.23 文章を修正
V1.2:2023.11.10 是正
■2000年5月26日(金)松山千春コンサートツアー『俺の人生’00』和歌山県民文化会館
01. ギター(AG):丸山政幸
02. ギター(EG):好永立彦
03. ベース:藤岡敏則
04. ドラムス:小林勝彦
05. キーボード(S):夏目一朗
06. キーボード(P):加藤実
07. サックス:春名正治
◆夢野旅人 2013.12.4-2015.12.23
旅行をかね母と和歌山と奈良のコンサートを見た。
和歌山城に行って井出商店でラーメンを食べた。
郷土料理に乳酸発酵により酸味を生じさせた名物の熟れ鮨があります。
これも、食べとかなきゃいかんだろうと。
で、あるガイドブックに出ていた老舗の鮨屋にいったら予約制。
大将が、「はじめて召し上がる方はなかなか食べられる人はいない」という。
発酵の浅いものをすすめられた。
なのに、自分は「いえ、本格的なものでお願いします」といった。
翌日取りにいった。
コンサートの終演後、ホテルで軽く食べるつもりでした。
そして本格的な熟れ鮨の封を開けたわけです。
臭いが強烈
でも大丈夫だろうと一口食べた瞬間
おえおえ、うーえー
一瞬で悟った
こりゃ無理だわ
魚介類が好物で、絶対といっていいほど食べ物を無駄にしない母でさえ2切れが限度だった。
「これは、勿体無いけれど、処分するよ」といって就寝。
翌朝、吐き気で目が覚めた。
口内が臭いのです。
奥歯に熟れ鮨の米、ひとかけら残っていた。
熟れ鮨、恐るべし。
奈良に移動。
心なし母がどんよりと臭い。
問いただしてみると、処分したはずの熟れ鮨の残りを鞄に入れていた。
母さん、どうせ食べられないんだから・・・と言うと、
「だって、旅人、勿体無いからさ」と。
この出来事の記憶が今でも鮮明です。
勿体無かったけど、思い出としては十分、もとはとったなと。
コンサート。
数日後に千春は気管支炎と診断される。
だが、和歌山では目立った声のかすれはさほどなかった。
だけど、翌日の奈良は明らかに更におかしかった。
最前列中央の女性が一曲ごとにメモをとっていた。
大ラストの「北の大地」を歌う直前。
千春は、彼女に、次はこの歌だぞと歌詞カードファイルごと見せて歌に入りました。
歌い終わると、歌詞カードをファイルから抜き取り、その彼女にプレゼントしました。
この日。
アンコールで母はステージにツアーTシャツを投げ入れた。
普段、自分はね、もうそういった類いのことはできないんでね。ま、母ならいいだろうと、自分がTシャツとマジックを用意して、アンコール、母にベストなタイミングがあったら投げてごらんと。
すると、母は見事なタイミングで、千春の足元にTシャツとマジックを投げ入れた。それに千春が気付き直ぐ様、サインをして投げ返してくれた。
そのときに思った。
なにげにうちの母は、勝負強いなと。
(電話予約のみの先行予約で自分が仕事で電話出来ない公演、帰宅後、期待せずに「どうだった?」と訊ねたら、開始すぐに繋がったと。
あまり期待せずに発券したら最前列だった。)
月日が流れ、母がこの世を去り、この時のサイン入りTシャツは、自分が初めて千春からもら
ったサイン以上に大切なものになりました。
和歌山といえば、この日の事が今でも鮮明によみがえります。
◆松山千春「俺の人生’00」2000年5年26日
01. La La La
02. 車を止めて
03. ピエロ
04. 君は僕
05. 燃える思い
06. 一途
07. 冗談じゃねえ
08. オホーツク
09. 夕焼け
10. 君に
---encore01---
11. LONELY HEART
12. 長い夜
13. アクセル
14. 恋/季節の中で/銀の雨
15. 人生の空から
---encore02---
16. 流れ星
17. 北の大地
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