「松山千春 『愛の炎』に思うこと~松山千春 全作品解説282~」S3052
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◇更新履歴
V1.0:2015.6.17 初稿
V1.1:2019.08.23 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び所有のCD画像、歌詞を掲載、記事の追加
V1.3:2024.02.29 追記及び直近の演奏実績など、各項目の追加
■「愛の炎」編曲者:飛澤宏元
1991年6月1日発売アルバム『燃える涙』の2曲目(全5曲)
※ 直近の演奏実績
・松山千春コンサート・ツアー『俺の人生1997(秋)』
◆所有CD画像
◆レコーディングミュージシャン
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. サックス:
07. プログラミング(打ち込み):
◆2024.2.28 夢野旅人
昨日から、千春の「全作品に思うこと」の整理、是正をし始めました。
「愛の炎」。
一時期、千春自身がお気に入りでよく歌っていました。
ロースターターな千春ですが、一曲目から「愛の炎」をもってくるテンションのライブが観たいなと今朝、思いました。
千春がラジオで、「一曲目は難しい。皆が知らない曲はないと思うし」といった旨のことを言ったが、客が知っている曲云々よりも、一曲目からガツンとくるテンション、歌いかた、パフォーマンスなんだと、自分は思います。
本日もよろしくお願いいたします。
◆2015.6.17 夢野旅人
昨日深夜、エレベーターの扉が開いて外に出ようとした。
目の前に抱き合う男女の姿があった。
二人ともスーツ姿で20代くらいなのだろう。
男は人目を憚らず、というか見えていない。
タコさんか。まるでオクトパスが張り付くようにキスし続け、女も直立不動で受け入れていた。
ここは六本木じゃない。
どっか隅っこでやってくれ。
苛っとしながらエレベーターを待ちながらチラ見すると、どこかぎこちない雰囲気。
もしかすると、今、この瞬間がふたりの始まりだったのかもしれない。
抑えられない衝動。
あれはなんだろうな、恋なの、愛なの、独占欲、それとも性か。
そんな感情も年とともに薄れいってしまった。
そう思いながら、口ずさんだのが「愛の炎」。
~♪この思いを振りきるくらい 誰かを愛したい
過ぎた過去に振りまわされる そんなの哀しくて~
初演は91年春、本編での弾き語り、後半あたりでバンド演奏となる。
秋も本編でレギュラー、北海道公演ではオープニングが「LOVE ME」から、この曲に替わった。
93年秋や95年の秋のアンコール、夏のイベントも含めよく演奏された。
ドラムが印象的のイントロで、千春自身も好んで歌っていた。
にもかかわらず、どこかのアンコール。
ドラムに、「あれ、なんだっけ、ちゃん、ちゃーん、ってやつ」。
客席から「愛の炎」と突っ込まれて、「何でお前が知ってんだよ」というあたりが、いかにもらしくて、好きだった。
最近は、とんと御無沙汰である。
ライブに限らず、作品も抑えられぬ衝動感、熱量をもった恋愛の唄はなくなりつつある。
昨日の若い男じゃないもの。
でも、本人も過去に語っているように、抑えられない衝動が押し寄せるような誰かに巡りあえたなら、
また、こういった唄も生まれてくるのだろう。
あの二人の情交を目の当たりにした帰り道、そう思ったわけです。
◆歌詞及びオフィシャル動画・音源
この思いを振りきるくらい 誰かを愛したい
すぎた過去に振りまわされる そんなの哀しくて
さよならを告げたのは つまらない強がりと
胸の奥で今も 愛の炎が
この思いを振りきるくらい 誰かを愛したい
すぎた過去に振りまわされる そんなの哀しくて
やり場ない空しさに 遊ばれているばかり
「奴が一番だ」と 口に出せない
この思いを振りきるくらい 誰かを愛したい
すぎた過去に振りまわされる そんなの哀しくて
この思いを振りきるくらい 誰かを愛したい
すぎた過去に振りまわされる そんなの哀しくて
■松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説6~1990-1991
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