「松山千春『ラブソング』に思うこと~松山千春 全作品解説349~」S3207

 

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◇更新履歴
V1.0:2015.8.21 初稿

V1.1:2020.03.19 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替えおよび所有アルバム画像、歌詞、松山千春コレクション『思い出』収録情報を掲載

V1.2:2024.02.27 追記及び直近の演奏実績など追加

 

「ラブソング」編曲者: 大原茂人
1980年11月21日発売アルバム
『木枯しに抱かれて』のLP B面2曲目(CD7曲目/全10曲)

 

◇松山千春選曲アルバム 松山千春コレクション『思い出』(CP) DISK1の3曲目

 

※ 直近の演奏実績

・松山千春コンサート・ツアー1979『失くした心を・・・』弾き語りでリリース前に演奏

 

 

◆所有収録CD・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ・アルバム

◆所有収録アナログ・アルバム

 

◆レコーディングミュージシャン(後日追記)
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:

06. サックス:

 

◆2024.2.27 夢野旅人

2020年3月発売、ラブソングを集めた6枚組91曲収録の「松山千春コレクション『思い出』」。

 

千春自身が、1980年から2015年の音源(日本コロンビアが権利を有する)からヒット曲は外してセレクトしたラブソング集。

 

このアルバムには「愛は気まぐれ」や、「ラブソング」、「君の友達」、「青い月灯り」、「夢をのせて」、「星空」、「愛のゆくえ」、「good-bye」、「風になって」、「マイラブ」など、コンサートで歌っていない曲や、久しく歌っていない曲が数多く収録されている。

 

リリース前、2020年春のツアー『思い出』のスケジュールが発表され、ラジオで千春は、コンサートの本編一部は、アルバム『思い出』から、各公演ごとに、曲を入れ替えながらツアーを回って行きたい。と、述べたので、普段聴けない曲が聴けると期待した。

 

特に「ラブソング」(と「愛は気まぐれ」)が聴きたいと切に望んでいました。

 

しかし、悲しいことに新型コロナウイルスの影響で春のツアーは延期。

秋に延期されたスケジュールは発表されたが中止となり、とても残念でなりません。

 

アルバム『思い出』の収録曲を見るたび

コロナのばか野郎

叫びたい衝動にかられます。

 

◆2015.8.10 夢野旅人

~長い髪を切ったのは 僕のせいさ 何もかも~

松山千春の唄には長い髪の女性が多々登場する。

そんな唄の中で、自分が「情景」と同様に好きなのがこの「ラブソング」である。


女が髪を切ったと歌詞に「愛しているから」。

世界観はまるで違うのだけど、この唄があるからあるゆえに二番煎じに思えてしまうほど。

 

もう声といいメロディーといい堪らない。

「北風の中」にしろ「わかれ」、「風の中」でにしろ、この時期の作品は理屈じゃなしに堪らないものがある。

なのに千春はステージで歌わない。

本人は、どうしてこれらの曲が求められるか理解できないのかもしれない。

 

知名度や作品的に言えば、「恋」のほうが名曲なのだろう。

歌詞にしても優れている。

松山千春のラブソングのスタンダードだろう。

けれど理屈じゃないんだよな。

「ラブソング」や「情景」のほうがはるかに琴線にふれる。

 

初演は、リリース前の1979年秋の弾き語り。

以降、歌われていない。

当時はさして印象に残らなかった。


いつだっただろう。

80年前半だと思う。

中島みゆきの「オールナイトニッポン」。


彼女は、リスナーのはがきを読みコメントを残した。

そして、「松山千春『ラブソング』」と曲を紹介して結んだ。
そのときのラジオから流れてきたイントロや歌声がとても印象的だった。

自然と鉛筆を持つ手が止まり、聴き入ってしまった。

 

~いつものように 笑ってごらん

僕はいつでも ほら 君のそばにいるよ~

なにげないフレーズなんだけど、堪らなかった。

 

現在のところ。

この曲はライブよりも、レコードよりも、あの日、ラジオで流れた「ラブソング」が僕の中ではベストだ。

聴きてぇーな、ライブで、原曲のアレンジ演奏で。

この曲を聴くと、そんな思いと、あの日の中島みゆきの声を思い出すのです。

 

◆歌詞及びオフィシャル動画・音源

長い髪を切ったのは 

僕のせいさ そうさ何もかも 

ゆれる僕の目の前で 

君の愛が肩をふるわせて 

 

いつもの様に笑ってごらん 

僕はいつでも ほら君のそばにいるよ 

 

冷えたグラスを片手に 

君は今夜 もっと酔わせてと 

すねて僕をこまらせるつもりだろう 

全てお見通し 

 

いいよ気持ちがおさまるならば 

僕はいつでも ほら君のそばにいるよ 

 

愛しさだけがつのるばかりさ 

僕はいつでも ほら君のそばにいるよ

 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1980-1981 インデックス2

 

 

 

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