2年前に放送された人気ドラマ
「アンアチュラル」(主演・石原さとみさん)の第1話は
名前のない毒
という名前で放送されていました。
アンアチュラルというドラマは文字通り「不自然死」に纏わる事件を民間のラボ(UDI)で働く「法医解剖医」達が死因を解明し事件を解決に導いていく。
一話完結のドラマです。
この第1話の「名前のない毒」は、部屋で突然死の状態で発見された息子の死因(虚血性心疾患)に疑問を持った両親がラボに解剖を依頼する内容でした。
当初は本当の死亡原因がわかりませんでしたが、その後その人が仕事関係で(濃密)接触した別の人も前後して亡くなった事、またその他の情報から死因の特定と感染源が…。
この中で「MARS」や「コロナウイルス」という言葉や「濃密接触」という言葉が出てきて、今の状況と重なる事が多くて驚きました。
ドラマでは限られた所とそこに関わった人達に感染したものの、大きな拡大に至らず収束しています。
日本では多くの学校が休校になったり、企業によっては在宅ワークが認められたり、一定の条件の子どものいる家庭では親に特別な休暇が認められたり…又、各種のイベントやライブ、ショー等が延期又は中止になっています。
現実はドラマの様にはいかないかも知れませんが、亡くなったり、重症(重篤な症状)で大変な患者さんもたくさんいらっしゃいますので、罹患されてしまった方々の快復と一日も早く治療薬ができる(見つかる)事と、これ以上の感染拡大がなくなる事を願って止みません。