3月14日来、HPの翻訳をお手伝いさせて頂いている、災害支援団体Civic Force さんが、現在、下記の人員募集を行っています。


(以下、Civic Forceさんのサイトより抜粋)

シビックフォースでは、現地コーディネイター土木関係ボランティア(有償)を募集しています。

緊急支援の業務につき、即日勤務開始できる方を募集しております。早めの応募お待ちしております。


職務携帯や募集分野などの詳細は、Civic Forceさんのホームページ にてご確認ください。




2011年3月26日、午後8:30からの1時間、電気を消す世界的なアクション「アースアワー」がWWFの呼びかけのもと開催されます。


本来は「地球温暖化を防ぐ」ためのものですが、今回は日本での大災害での被災地の人々を応援するという目的もあるみたいです。


節電活動促進の意味も含めて、皆で協力するのは如何でしょうか?


詳しくは、Earth Hour のサイトに記載されています。


治安の良さを賞賛されているのに、こんなニュースを観ると激しい憤りを覚えます。


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震災で東北地方の石油精製所が大きな被害を受け、食料や水を被災地へ車で運ぶのに欠かせないガソリンが不足する中、宮城県南三陸町で、自称・震災ボランティアの男が横転した乗用車からガソリンを抜き取るところを目撃した。被災地では車内の金品を狙う車上荒らしも横行しているといい、南三陸町では有志の住民が自警団を結成し、パトロールに乗り出した。

あたり一面ががれきと化し、住民の姿は見えず自衛隊員や消防隊員らしかいない南三陸町の沿岸部。取材していた21日午後2時ごろ、若い男が路上に横転した白いワゴン車の底部をバールで打ちつけているのに気づいた。

しばらく見ていると、男は燃料タンクに穴を開け、灯油ポンプを差し込んで、中身を携行缶に移し始めた。

近づいて「何をしているんですか?」と声をかけると、男は驚いた様子で言葉に詰まり、「ちょっと使うんです」。「あなたの車ですか」と尋ねると、目をそむけながら首を振った。

そこに偶然、宮城県警のパトカーが通りかかり、異変に気づいた警察官2人が約10分間、男に職務質問。

男は解放されると、近くに止めていた軽トラックに足早に乗り込み、記者をにらみつけて立ち去った。

県警によると、男は職務質問に対し、「ボランティアとして県外から来た。ガソリンを使うつもりだった」と説明。車がもともと壊れていたことや男が反省の態度を示したことから、厳重注意にとどめたという。軽トラックには「新潟県中越沖地震支援」と記したステッカーが貼ってあった。

今回の震災では、東北地方の石油精製所が被害を受け、ガソリンが不足している。警察や消防など緊急車両の燃料は優先的に確保されるが、一般車向けの燃料は行き渡らず、被災者は開店しているガソリンスタンドを苦労して探し出し、4、5時間並んで給油している。

南三陸町では車内の金品を狙った車上荒らしも横行。約1500人が集まる「町スポーツ交流村ベイサイドアリーナ」駐車場で約10台のドアガラスが割られ、地元の芳賀善隆さん(67)らが自警団を結成しパトロールをしている。

芳賀さんは「こんな大変な時なのに。日本人は誇りを失ってしまったのか」と寂しげにつぶやいた。
(以上、産経新聞より)

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地元の方々(中には被災者もいるでしょう)が自警団を組まなくてはならないなんて…。

他にもしなくてはならないことが山ほどあるのに、こういう悪意のせいで、要らない迷惑がかかるのは本当に止めてほしい。


警察の方々は、是非、被災地の治安の維持を!!


現在、Yahoo! Japanのトップページに「東京電力の電力使用状況」というグラフと使用量の%が表示されています。


とても参考になりますし、わかりやすいですね。


電力は溜められないから、その時の利用状況や数値の予測で、停電等を判断するのでしょう。


これから暖かくなれば電力は抑えられるのでしょうが、夏になると冷房で再び電力が多く消費され、不足するのは明白です。


東京湾の花火大会も中止が決定された模様です。


Save Energy!!



PS:

この状況下、予定通りに東京都知事選を行う必要性に「?」な私です。


ブラジル訪問中のオバマ米大統領は20日、リオデジャネイロでの演説で東日本大震災に触れ「日本の危機が過ぎ去るまで、われわれは日本人と共に祈り、共に立ち向かい、共に再建する」と述べ、今後も各国と協力して支援を惜しまない考えを強調した。


オバマ大統領は「ブラジルには日本国外最大の日本人社会がある」と指摘。ブラジルと米国にとって「日本人は最も近い友人だ」として、ブラジル側にも一層の支援を呼び掛けた。


ブラジルには日系人約150万人が居住し、日系社会では募金などの支援活動が広がっている。ブラジル政府の支援は在日ブラジル人の安否確認や被災地からの退避協力のほか、国営銀行による日本への送金手数料無料化が中心となっている。


(共同)


【産経新聞・ニューヨーク支局】


東日本大震災で世界各国が日本の経験から多くの教訓を学ぼうとするなか、20日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、福島第1原発で放射能汚染の危険に立ち向かう作業員の献身ぶりを称賛し、「米国は日本から何かを学び取るべきである」とする論評記事を掲載した。

元東京支局長、ニコラス・クリストフ氏による論評は、地震、津波、放射能漏れの三重苦で日本人の「団結が深まった」と指摘。「我と欲を捨てる精神と冷静さ、規律を尊重するという日本人の行動規範を福島の原発で危険な作業を続ける作業員が体現している」とたたえた。

さらに、日本政府の対応と比べ、苦難に耐える日本人を「立派で高貴だ」とし、米国人は日本人の精神から学ぶべきものがある-との趣旨を貫いている。


読売オンラインを読んでいたのですが、前例がない大きな災害の為、復興が進む中で、大きな問題になる可能性があります。


以下引用


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東日本巨大地震の被災地では、法律やルールの不備、平時を想定した規定の硬直的な運用、さらには、国などが明確な指針を示さなかったり、システムがなかったりすることが、被災者支援や復旧に向けた活動にブレーキをかけることもある。

「うちの敷地に流されてきた、誰かの車や家財道具がある。処分していいか」

宮城県環境対策課には、こうした相談が相次いでいるという。担当者は「止めもしないし、お勧めもしない」と戸惑いを隠せない。

見た目には「ゴミ」「廃棄物」であっても、当事者が「財産だ」と主張する可能性がある。一方的に行政の判断で処分を認めたり、代わって処分したりすれば、財産権侵害として訴訟に発展する可能性もなくはない。だが、「一つ一つ所有者を確認していたら、復旧作業に手が回らない」(担当者)のが現実だ。

津波被害の大きい同県南三陸町の災害対策本部でもがれきとなった約3000世帯分の建材などの撤去に手を焼いている。

個人の所有物をみだりに処分できないほか、行方不明者の遺体が隠れている可能性もある。作業中に遺体を傷つけることがないよう、がれきを一つ一つ動かして確認することを繰り返さなければならない。撤去作業の前には、避難所などに移った住民らへの周知も必要だ。町の沿岸部は約35キロ・メートルにわたり、全地域で撤去を終えるには膨大な時間を要する。

200人以上の遺体が見つかり、多くの家屋が津波に流されるなどした同県東松島市の市立野蒜(のびる)小の校庭では16日以降、陸上自衛隊が人力や重機で、流れ着いたがれき、車を取り除く作業を進めている。ここで障害となるのが、持ち主と連絡が取れない乗用車だ。

校庭には、浸水したり、窓が割れたりして動かなくなった約100台が取り残されている。校庭は公道ではないため、所有者の承諾なしに撤去できない。現場で指揮を執る陸自隊員(45)は「この混乱の中、どうやって所有者を捜し出せばいいのか……」と困惑している。

校庭は、重機やトラックなどの拠点にする予定だ。「車さえ撤去できれば多くの重機を導入でき、早期復興につながる」と悔しがる。

がれきの撤去については、処分予定を前もって公告し、一定期間内に所有者から何も反応がなければ処分できるようにするなどの方法が模索されている。「『財産権を侵害した』などと言われないような法制度を整備してもらいたい。前例のない事態だけに困る」と、県の担当者は国に苦言を呈する。

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