売れないホステスになる原因は「心のあり方」が悪いから | 元No.1ホステスが伝える「ホステスの心得」

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お水歴15年。スナック、ラウンジ、クラブと渡り歩き、年商1億越えの売れっ子ホステスになりました。オーナーママを経て、現在はホステスさんへ「売れっ子になるための心得」をアドバイスをしています♪

ホステス専門アドバイザー:REINAです。そうだ!

 

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これまでに何度も書いたように、私はお客様がエライなんて全然思っていません。

 

神様だとも思わないし、

 

「お客様の言うことは全て受け入れるべき」

 

とも思わない。

 

お金を払っていれば何をしてもいいワケではないし、上下関係にあるとも思いません。

 

 

 

 

確かに、お客様がいなければ商売は成り立ちません。

 

ただ、勘違いしてはいけないことが1つあります。

 

右お客様がいなければ困る。でも、迷惑な人はいるほうが困る。

 

これは、ホステスも同じです。

 

働いてくれるホステスがいなくては、お店は成り立たない。

 

でも、迷惑行為をするホステスなら、いない方がマシ。

 

そんな人の代わりは、掃いて捨てるほどいます。

 

 

 

 

宝石赤メッキはいくら身につけてもバレる

日常生活の何気ない仕草には、その人の内面が思いっきり現れます。

 

どれだけお客様の前でネコをかぶっていても、絶対に垣間見えるものがある。

 

メッキはいつか剥がれるのです。

 

だからこそ「スキルよりもあり方が大切」と言っています。

 

スキルばかりに執着して必死にメッキの鎧を着込むよりも、失敗しても笑って許してもらえるくらい心が通じ合える接客を目指してほしい。

 

目の前の人に対して心があるかないか。

 

これが1番現れるのは、本当に日常のさりげない場面なんです。

 

その事例のひとつとして・・・

 

 

 

 

宝石赤日常的に指示待ちが「あり方」のホステス

現役時代、あるクラブにお客様をお迎えに行ったときのこと。

その席には、私のお客様であるK会長とH先生、女の子3人とママがいました。

席順はこんな感じで座っていましたやじるし

 

銀座 高級 ホステス


席順からいえば、

 

右壁側が上座になるのでママが奥にいるのはおかしいのでは?

 

となりますが、K会長のお気に入りがママなので毎回この席順なんです。

 

立たせないように、身体を張ってガード嬉しい (ワハー♪)




私は、どこに座ろうかなぁ~補助席を隣からお借りしようかな~と、一瞬迷いました。

それを察したママが立ち上がり、

 

「こちらにどうぞ」

 

と言ってくださったんですね。

席図を見れば分かるように、ママが動くということは、K会長をも動かすということ。




ふとAちゃんを見ると、私には関係ありませ~ん的な顔で、動く気配すらない。

ママがお客様を動かしてまで席を譲ろうとしているのに、それを目の当たりにしても、気遣いができないわけです。

 

日常的に『自分から動く』という習慣が身についてないから。

それにイラッときた私、


「こういうときは、あなたが動くのよっ!」

 

とAちゃんを動かし、H先生の横に座るうふふ




さらには、お客様の水割りがなくなっても、AちゃんもBちゃんも何もしない。

見かねたママがBちゃんにスッとグラスを差し出し、そこで初めて水割りを作る始末。

見ていてイライラした私が途中から水割りを作っていると、

 

「気が利きますねー」

 

とAちゃんが一言。

 

 

 

 

おのれは壁か!?

金のかかる壁やな!!



・・・と言いたくなりましたが、よそ様のお店なので我慢しました笑

 

 

 

 

本当に何気ない場面なのですが、AちゃんもBちゃんも、

右ママから指示が出ないと、自分からは動かない。

 

という日常の「あり方」なんですよね。

そういう子の接客は、やっぱり受け身。

 

お客様の前に座っているだけで、お客様を見ているわけではないのです。

 

これで、

 

「売上が上がらない」

「新規がつかめない」

「連絡しても来てくれない」

「同伴取れない」

 

なんて言われても、そりゃそうだろうね、で終わりですばっさり

 

 

 

 

宝石赤日常的に立場を考えてない「あり方」のサラリーマン

某薬品会社の営業マンをしていた、とあるお客様(以下、Cさん)の例。

 

彼のことがずっと引っ掛かっていた時期があって。

プライベートで飲みに来てくださるときには感じない、

 

右接待の場で感じる違和感

 

がずっとあって、何だろう?と考えていたんです。




あるレストランでランチをしていたら、Cさんが入ってきました。

Cさんは自分の上司1名と、同僚2名の計4名。

その姿を何気なく見ていて「あっ!」と思いました。

 

 

 

 

ウエイトレスに席を案内されると、ごくごく当たり前のように、真っ先に自分の座りたい席に座る。

そしてメニューを広げて口々に食べたいものを言うだけで、

 

「部長、お決まりですか」

 

と気遣う様子もない。

ウエイトレスがオーダーを取りに来ると、なぜか黙り込み、部長が全員のオーダーを告げる。

ここまでで十分「えー!」なんですが・・・

 

 

 


最後に席を立つときも、好き好きに出口へ行き、部下がやりっぱなしにした椅子を片付ける部長。

お金を払うのも、もちろん部長。





ああ・・・部長さん大変だなあ・・・

 

と、思わず同情してしまいました。

 

余談ですが、椅子を片付ける部長に、

 

「ありがとうございまーす♪」

 

と笑顔で言った(手の空いている)ウエイトレスにもイラッとしました笑




こういう無意識の態度って、必ずお客様の前でも表れるんですよね。

 

事実、Cさんは接待でも自分の座りたい場所に座り、自分のお気に入りの子を呼び、自分の好きな話をして、自分が楽しんでいた。

そして帰るときも、真っ先にタクシーに乗り込む。
 

自分が今誰といて、どういう関係性で、何をするのが役割か、考えてないんですよね。




このことをお伝えしたところ、ものすごく無意識にやっていたとのこと。

 

大反省したCさん、今では部長と呼ばれるポジションになりました。

そして現在の彼の口癖は、

 

「今の部下は気が利かないよー、昔の俺にソックリだよ」

 

ほんとそれ嬉しい (ワハー♪)




“あり方”は、自然と身につくまで意識しないとつかないもの。

 

多くの人はすぐに結果になることばかりを求めるので、この「意識する」の段階でやめてしまいます。

 

でも1年後、意識し続けた人と、そうでない人との間には、歴然の差が生じる。

 

簡単に結果になることを捜し求めている人は、1年後も同じように迷走しているはずです。

 

意識し続けて、いつしかそれがあたりまえになった人は、次のステップへ進めます。

付け焼刃のスキルをお店だけで使うのではなく、

 

右日常からあたりまえにそうやっている人

 

を目指していきましょう。

 

 

 

 

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