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プリコネというゲームのクラバトがやってきて
大型改装で、こりはちょちまずいんじゃないのと思っていると案の定
いろんな人がTL出しているけど、そのTLをそのままなぞれないだろな
自分は、ど～なんだべ、とやってみるとズレまくり
自分用に組みなおしていると、ゲ、４ボス不人気すぎてやばい
４ボス３凸コース確定で、試行錯誤、時間もったいないなと思って
ユーチューブを開けたら、ひろゆき動画がたくさん上がっていた。
今まで、インボイス討論と三橋の経済対談しか見てなかったから
社会現象として、一応、聞いてみるか、と思い直して
ゲームをやりながら、聞いてみることにした。
経済のことは、それなりに勉強しないと分んないもんな
他の意見は、みんニャーにそこそこ受け入れられているのだから
こマシなことを言っているかも、と思っていた。
適当に上がっていたのをいくつか聞いただけだから、かなり偏っている。
その偏ったものを聞いていて、すごく可哀そうになってしまった。
ひろゆきは賠償金の一件で、おフランスへ逃亡
フランスは有名な階層社会、苦労してるんじゃないかなということも浮かんで
グダグダの話を聞いていると、どうも恨み・つらみ・懐郷病が蓄積している様子
懐郷病（ホームシック）
ボクはお金持ちとインボイス討論で言っていたので
おフランスがいくら階層社会でも、金もってるなら、いけんだろ
この思い込みが、たぶん大間違いになってしまった。
大金持ちなら、わざわざ日本で働かなくてもいいはず
インボイスで憎まれ役までやらされて
それが分からない程度の人間とも思えない。
おフランスで、それなりの生活を維持しようとすれば
めっちゃ金がかかってしまう。
妻子持ちで、それなりだと物凄いお金がかかる。
ようけ金融資産があるなら、超富裕層向けのヘッジファンドに任せていれば
このご時世、金が金を呼び、使いきれないほど儲けることができる。
それなのに、えらく金持ちを妬んでいた。
にゃんでと思いながら聞いていると、株式投資の話で盛り上がっていて
証券会社がどうのこうのと言っている。
そりゃ大口の取引先なら、うまい話を持ってくるのは普通なのに
それを妬んで、ブーブー言ってる。
え、そういう話が来ない人なの、ごく普通の一般人じゃん、アリリ
ほんで、バカが投資をやってもカモられるだけ
バカは、もう一つ別の仕事をしたほうが絶対に得
バカはー、バカがー、とえらく盛り上がっている。
バカ、バカ言っているので、妙に不思議な気持ちになって
賠償金未払とおフランスへの逃亡、フランスの階層社会と社会の分断が浮かぶ。
自分の信者をそんなにバカ呼ばわりせんでも、いい金づるなのにな～から
おフランスでえらい苦労してるんだなと思い至る。
日本人は、差別の対象とまではいかないが
そんなに尊敬されているワケでもない。
国によって、もちろん異なるけれど、おフランスの場合だと
超富裕層・高学歴で、長ったらしい肩書も必要になる。
学歴コレクターだけでもダメ
他には、サッカーが人気なので、けっこう活躍している人や
有名な和食チェーンの経営者とか、世界的に有名な日本企業に勤め
それなりの役職についているなど
そんぐらい。
ひろゆきの場合、ワーキングクラスに分類される。
無産者階級（プロレターリ）ではないにしろ
働かないと食っていけない人は、上流階層ではない。
それに加えて、言葉も大きな障壁となる。
フランス語の習得は、えらく時間がかかる。
英語圏の人でも、けっこう挫折してしまうフランス語
日本人だとかなり厳しい。
言語の問題は、ホームシックにつながる。
フランスに日系人社会があれば、フラ語ができなくても、居場所はある。
でもフランスで暮らす日本人のほとんどは
フランス語を習得し、フランス社会に溶け込んで生活している。
移民国家になってしまったから、移民がようけいるが
その人たちは、自分たちの社会・コミュニティを形成している。
ムスリム系、イスラム教圏の人たちでも、なになに系といった感じで
各自にコミュニティを形成し、強固なものにする。
ひろゆきが中国人なら、そういうコミュニティに入っていけたのだろうが
悲しいかな日本人なので、おフランスで居場所がないように見える。
ダニ・ロドリックじゃないな、だれだっけ、マレーじゃないな
どこでも族（エニウェア族）と、ここだけ族（サムウェア族）
グッドハートだ、彼の分類に照らし合わせると
成田悠輔くんやひろゆきは、どこでも族っぽい、ここだけ族に見える。
一見どこの国でも、陽キャで楽しくやっていける系っぽいが
言葉の障壁、文化、生活習慣、治安、食べ物など、あまりにも日本とは異なり
懐郷病（ホームシック）にかかる日本人は、とっても多い。
まず海外で生きていくためには、相当な覚悟がいる。
腹を据えても、孤独に強くないといけないし、それでいて陽キャの部分もいる。
カタコトでもいいから、笑わせられるぐらいでないと
現地で地元の人々の輪に入っていくことはできない。
それでいて軽蔑されてもいけないし、むしろそこそこ尊敬される必要もある。
小難しい数式を解いていたり、分厚い書物を読みふけっていたり
分厚い書物を四六時中、持ち歩いて、考え事に集中していたりすると
お～こいつ、めっちゃ知性や教養あるヤツやんけと
勝手にビビってくれて、変な敬意を持たれる。
その辺の微妙な人間のバランス感覚がないと
どこでも族になろうとして失敗し、意識高い系「ここだけ族」になる。
また妙に自己評価が高い人も、必ず挫折する。
自己評価が高すぎてもいけないが、低すぎてもいけず、塩梅が難しい。
その典型が帰国子女やその家庭に多く見られる。
海外に駐在することになった奥様方が、懐郷病に罹る。
英語好きなら別だが、旦那の海外転勤で、向こうで仕方なく暮らす奥様方は
日系社会がないと、とても孤独になる。
旦那は仕事でなかなか家に帰ってこない。
子どもは、学校で家にいない。
旦那は仕事で仕方なく英語を習得し
子どもは学校で、嫌な目に会って、勝手に覚える。
同じような境遇の奥様方がそれなりにいれば
嫌な思いもするだろうが、懐郷病をこじらせすぎることはない。
そうした現地での日系社会がないと、ひどくつらい思いをする。
そして大問題は、子どもの方で、多くの帰国子女が残念な人になってしまう。
まあ、それは次にすっか
でもこんな風に考えていると、可哀そうに思えてきた。
自分の信者を、バカ、バカと連呼している様子は
恨み・つらみ（ルサンチマン）の発露、人間の諸悪の淵源なのに
どこでも族（意識高い系・ウォーク）っぽい、「ここだけ族」
これもきっと、「維新スピリッツ」にゃんだべな、せ～の
