【美腸相談48】痙攣性と思うけど | 美腸セラピースクールBlog

美腸セラピースクールBlog

2007年に「美腸セラピー専門店」をスタート。これまでに様々な不調の方を腸から癒してきました。その実績からくる技術と理論を「美腸セラピスト養成講座」で教えています。

【 大烏葉音さん からのご相談内容】


 

初めまして-!


今までのを読んでいたら、私も凄く勉強になりました(^^)


トップに書いてある説明を見たら多分私は痙攣性便秘だと思います..


今は高3なんですけど、小学生の時くらいから結構便秘気味でした。


最近では、うさぎの糞か下痢が続いたり、

 

たまに便秘がなおったのかな?と思うくらいよく出ます


今は2日も出ていません(>_<)

どうすれば落ち着いた排便になりますか?


もしよければ、お願いします!






 

美腸セラピスト DAIZEN からの回答


 

高校三年生で痙攣性便秘だとすれば、進路などで悩んでいるのですか?

 

痙攣性は心の影響が強く、腸の緊張状態が考えられます。

緊張をほぐすには、腸への刺激も当然ながら有効であり、

以前にも書いているセルフセラピーも実践して頂きたいと思います。

 

また普段の食生活で言えば、以前の記事でも

「便秘=食物繊維が不足」では無いですよと書いていましたが、

もう少し具体的な例をあげると、


 


 

ごぼうや豆などの不溶性繊維の摂り過ぎなどが、

かえって腸への刺激となってしまい、お腹を締め付けてしまうので、

便をやわらかくする意味で食物繊維を摂る場合は、

海草や果物などの水溶性食物繊維を摂ることが望ましいです。

 

あと海外では、心の影響が原因の不腸に対して、

ハーブティーやアロマ等もストレス減少

緊張の緩和のために試用されているケースもあります。

 

 

つまり痙攣性の時は、心の緊張を開放してあげることが有効だと言えます。


 


 

心の緊張や興奮を鎮める働きのある体内の物質といえば、

「セロトニン」というものがありますが、

この物質が不足していると感情にブレーキがかからず、

キレやすくなったり、「依存症」を引き起こすこともあります。


 

またセロトニンは感情だけでなく、食欲、睡眠、体温、呼吸、消化などの働きにも

密接に関係しているため、セロトニンの分泌を上げてあげるのも良いですね。

 

セロトニンを増やす食べ物としては、鶏肉や豆乳などの大豆食品、魚などを食べ、

さらにビタミンB6を多く含むにんにくやしょうが、バナナなども良いかと思われます。

 

しかし、上記の食品だけを食べれば良いというわけでは無いので、

野菜類も色んな種類をしっかり食べて、腸内環境を整えてくださいね。

 


 

腸内環境を整えることは、弱った腸を元気にして排泄を促すという

直接的な意味もありますが、心の部分で言えば、

セロトニンの90%が消化管にあると言われ、

そのことからも腸の状態を整えることがセロトニン量を安定させ

様々な不調の軽減にも繋がるというわけです。

 

 

今回は、特定の物質のお話をしましたが、

他にも様々な物質や身体の中の反応が腸や心に影響を及ぼしていますので、

何度も言うようですが、「この食品だけを摂れば良い」というような

間違った認識だけは絶対にしないようにしてくださいね。

 


 

ではでは、また長くなってきたので、

本日もこれくらいで失礼します。



 


【 大烏葉音さん からのご返信】 


ありがとうございます!


すごく勉強になりました。


心の底から感謝します(^^)

 

 


美腸セラピスト松下大山Blog

 

■ 美腸相談47 便秘解消の方法・・・

 

■ 美腸相談46 過敏性腸症候群・・・

 

■ 美腸相談45 生理と便秘の関係

 

■ 美腸相談44 便秘で体臭も・・・

 

■ 美腸相談43 お腹が張っていや

 

■ 美腸相談42 昔からポッコリ腹

 

■ 美腸相談41 便秘で腹痛と下痢

 

■ 美腸相談40 異常におならが出る

 

■ 美腸セラピー専門店 サロンMAP

 

■ 美腸セラピーの施術料金

 

■ 美腸セラピーのご予約方法

 

■ 美腸セラピー講座のご案内

 

■ 美腸セラピー講座の資料請求

 

■ 美腸セラピー専門店 ホームページ

 


美腸セラピスト松下大山Blog