レギュラーシーズン44日目

 

5月14日(日本時間5月15日)

ドジャース対ジャイアンツ

敵地:オラクルパーク

 

≪ドジャース・スタメン≫

 

大谷翔平は「2番DH」で先発出場

4回の第2打席、右中間に12号ソロ

サンフランシスコのオラクルパークでは、これが初本塁打

これで大谷翔平が本塁打を打ったのは、自らの持つ日本人最多を更新する25球場目

ただ。右翼場外のサンフランシスコ湾に飛び込むスプラッシュヒットには惜しくも届かなかった。

 

ジャイアンツ本拠地 右翼後方のスプラッシュ・ヒット

 

打球のコースがもっとライト寄りだったらスプラッシュヒットになっていた。

 

 

 

第1打席から左飛、右中間ソロ本塁打、中前安打、左翼線二塁打、二塁ゴロ

5打数3安打2打点1得点の大活躍

打率は3割6分1厘

 

結局今日は翔平の12号ホームランが出た後、アホのようにヒットが続いて大量得点に!

ドジャースは10-2の圧勝で2連勝を飾りました。

 

 

 

≪試合結果≫

チーム
10

 

≪試合前≫

 

練習を見学するのは翔平の後輩(花巻東)佐々木麟太郎

ジャイアンツ対ドジャース 練習を見学する佐々木麟太郎(中央)(撮影・藤尾明華)=2024年5月14日、オラクルパーク

 

≪試合中≫

 

ホームランを打ってベンチに戻った後

謎のポーズを披露(笑)

 

顔の前で拝む様に手を合わせて

からのぉ~~~

手をパア~ッと広げる!

 

 

「スプラ~ッシュ!」っていう意味かな?

 

 

スプラッシュしてないけど(笑)

 

 

≪翔平の結果≫

第1打席

1回1死

ジャイアンツ投手は右腕ウィン

カウント2-1から左飛に倒れた

ジャイアンツ対ドジャース 1回表ドジャース1死、大谷は左飛に倒れる(撮影・藤尾明華)
ジャイアンツ対ドジャース 1回表ドジャース1死、大谷は左飛に倒れる(撮影・藤尾明華)
 

第2打席

4回無死

ジャイアンツ投手は右腕ウィン

初球のスライダーをたたき、右中間スタンドへ先制12号ソロを打った

惜しくも場外の湾には届かず、日本人初のスプラッシュヒットにはならなかったが飛距離135・9メートルの特大弾

飛んだコースが違っていればスプラッシュヒットになっていた飛距離だった。

ジャイアンツ対ドジャース 4回表ドジャース無死、大谷は右越えに本塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
 
 
 
 
ジャイアンツ対ドジャース 4回表ドジャース無死、大谷は右越えに本塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
 
 
ジャイアンツ対ドジャース 4回表ドジャース無死、右越えに先制本塁打を放ち三塁へ向かう大谷(撮影・藤尾明華)
 
 
 
メチャクチャ嬉しそう(笑)
 
 

 

 

第3打席

5回無死一塁

ジャイアンツ投手は右腕ウィン

ワンストライクからシンカーを打ち中前安打

マルチヒットになった

ジャイアンツ対ドジャース 5回表ドジャース1死一塁、大谷は中前打を放つ(撮影・藤尾明華)
 

第4打席

7回無死三塁

ジャイアンツ投手は右腕ロドリゲス

ワンボールから直球を打って左翼線タイムリー二塁打

ジャイアンツ対ドジャース 7回表ドジャース無死三塁、大谷は左越えに適時二塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
ジャイアンツ対ドジャース 7回表ドジャース無死三塁、大谷は左越えに適時二塁打を放ち一塁へ向かう(撮影・藤尾明華)
 

第5打席

9回無死二塁

ジャイアンツ投手は右腕アビラ

カウント1-2からカットボールを打って二塁ゴロに倒れた

※3塁打が出ていれば自身2度目のサイクルヒットだった

ジャイアンツ対ドジャース 9回表ドジャース無死二塁、大谷はニゴロに倒れる(撮影・藤尾明華)
 

≪試合終了≫

 

試合終了直後、ベンチ前でヒーローインタビュー

 

 

-ドジャースのライバルチームの雰囲気は

クラシックですてきな球場というか、好きな球場の1つですし、ファンの人たちの熱気もすごくて。良いゲームだったと思います。

 

-本塁打の感触は

初球から比較的ボールをしっかり振れたので、良い結果につながったのかなと思います。

 

-三塁打1本でサイクル安打だったが狙っていた

三振だけしないようにというか、結果的に1死三塁は作れたので、最低限の打撃だったかなとは思います。

 

-13安打10得点と打線が好調

ヒットで点を取れてるのももちろんそうですけど、良い野球ができてるかなと思うので、全体的にみんな良い打席が多かったんじゃないかなと思います。

 

-先発ストーンら投手陣の投球はどう見えた

攻撃につながる素晴らしいリズムでみんな投げてたと思うので。打ってる方としてもすごい攻撃に入りやすい、素晴らしいディフェンスだったなと思います。

 

≪試合後インタビュー≫

 

 

-腰の違和感で欠場してから2試合当たりが出ている

まだ100%ではないですけど。ちょっと気になった日(12日)に、僕は出るつもりでしたけど、大事をとってと言うことで。良い結果につながってると思います。

 

-オラクルパークでのジャイアンツ戦

歴史的な球場というか、そういうスタイルの球場で、個人的にはすごい好きですし、本当にきれいな球場だなってイメージなので。ドジャースももちろんそうですけど、バリー・ボンズ選手がホームラン打った映像とかずっと見てきたので、プレ

ーできてよかったと思います。

 

-日本人初の「スプラッシュ・ヒット」ならず

打った瞬間いったかなと思ったんですけど、いかなかったので。ちょっと残念でしたけど、またチャンスがあれば頑張りたいと思います。

 

-水原被告関連でフィールド外で対応しないといけない日もあった

最初の方はいろいろあったので、ちょっと睡眠が足りてないなっていう日がちょっと続いてましたけど。最近は時間にもちゃんと余裕が出てるので、良い睡眠をとって1日1日大事にプレーできてるなって思います。

 

-良い成績を残せているのは状態が良い

状態はいい方だとは思いますけど、(メジャー)7年間で一番良いかと言われたらちょっとわからないので。みんな打席の中でいろいろ工夫しながら、打線として、良い打席がみんな多いんじゃないかなと。その中の1人として少しずつ良い打席が増えてるのかなと思います。

 

-打撃で改善したポイントは

シーズン中にもいろいろ、自分が打ちにくいというか、結果が出てないなっていう、球種だったりコースとかいろいろあると思うので。それを1年1年改善していこうっていう。シーズンの中でも1打席1打席、進歩したいなと思っている。

 

-水原被告の件があって、いつからしっかり眠れるようになった

いろいろと、なんていうんですかね、物事が進展して。いろいろ新しいことがわかって、自分がやるべきことを出して。いったん解決した段階では、もう僕の方からやることっていうのはもうなくなってきて。その段階でかな。

 

-打てない時期が続いてもその期間が短い

調子の波も周期もあれば深さもあるので。一番悪い、深い波が来てないだけなのかもわからないですけど。自分がもし感じが悪いなと思った時に改善できる引き出しというか、そういうのは、やっぱり毎年、年を重ねているごとに、経験するごとに、これをやればこういう風になって改善されていくんだなっていうのはわかると思うので。そこは進歩はだいぶしてるかなと思います。

 

-ちょっとした引き出しで修正できる

感じが悪かったとしても、何が原因なのかっていうのが、ある程度早い段階で、もちろん日本の1年目とかよりは、やっぱり年を重ねるごとに自分の傾向っていうのもある程度分かってくるので。なので、これが悪いとそうなるよねっていうのがちょっとずつわかるんじゃないかな。

 

-佐々木麟太郎が来ていた

テキスト(で連絡)はずっとしてましたね。今日来るっていう。なんか練習が休みみたいな感じで言ってたので。僕は元々表にはあんまり出ないので。本人がいろんな人のバッティング練習を見て勉強したいみたいな話をしてたので。それは多分見たら勉強になるんじゃないのっていう話で連絡のやりとりはしてました。

 

-今日は会ってない

会ってはないです。

 

-今日の球場は形が変わっているが気にする

気にしないですね。例えばホームラン性の当たりで戻されたとしても、それはもう運でしかないので。僕はもう左右できないですし、本当に良い打席を積み重ねていくだけです。

 

-バリー・ボンズのホームランは見た時どう感じた

本当にメジャーリーグの打者というか。今よりも動き方だったりとかっていうのが、日米ですごく差ができていたので、本当にアメリカ人らしいというか。洗練されたパワーでみたいなイメージでかっこいいなと思ってました。