壬生義士伝 上下 11064壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)/浅田 次郎 南部藩の下級武士が困窮から家族を救うため脱藩し、 新撰組に入り「人斬り貫一」と恐れられた吉村貫一郎の一生。 義と家族への愛と、新撰組という生業の中での葛藤と理不尽と 愛の複雑に絡み合う傑作。 涙なしでは読めない。 相当に辛い時代だったのだ。 改めて、現代は幸せな時代だと思う。