前回のこのテーマの検索ワードが多かったので、
需要と供給で、今日は第2弾で少し詳しめに取り上げたいと思います
まず、首の骨には、脳の命令を伝える大事な神経が通っています。
その首の周りの筋肉が硬くなってしまうと、更にコリを放置してしまうと、首の骨が横にズレたり、ゆがみやすくなってしまうのです。(事故や大きな転倒などの急な首への衝撃などで、骨のズレやゆがみが生じ、次第にその周りの筋肉が硬くなってしまうこともあります)
そうすると、水道の蛇口をギュッと閉めてしまうように、神経の伝達を止めてしまいます。
また、首の骨の中には、椎骨動脈といわれる動脈が通っていますが、骨がゆがむと、中に入っている動脈もねじれてしまいホースがおしつぶされるように細くなってしまうので、血流も低下してしまいます。
脳から首、背骨にある脊髄は中枢神経といわれ、身体の各器官へ命令をだすとっても重要なところなのに、
その命令が伝わらないと、内臓の働きが悪くなり、食欲不振・消化不良などの問題がでてきたり、
新陳代謝も悪くなれば、太り易くなったり、肌の調子もわるくなったりします。
自律神経も脳から首、脊髄を通っていますから、自律神経失調症になって、不眠などの症状が表れることもあります。
そして、うつ も自律神経失調症です。
では、なぜ、首が硬くなってしまうのか?
姿勢ももちろんですが、直で首を硬くするのは、ストレス です。
本当に、ストレスは万病の元なんですよね
また、風邪のひき始めに首を温めるとよいという話を聞いたことはありませんか?
首を温めれば、神経・血流などがよくなり、免疫力がアップするからですが、
そうすると、逆に、神経・血流が悪い状態は、免疫力が下がってしまうんですね
更に、首筋のこりやゆがみは、やる気・前向き・集中力の素といわれるドーパミンや、
ベータエンドルフィンなどの快楽ホルモンが分泌されにくくなってしまうので
やる気、気力が出ず、マイナス思考になってしまうのです。
そうならないために・・・の一つで
次回は、首筋力アップを目指す、アイソメトリック運動をご紹介したいと思います