世界で初めてES細胞による網膜の分化誘導に成功した世界最高峰の科学者で、ノーベル賞取得も期待されていた方なだけに、非常に残念です。
貴重な日本の宝とも言える科学者を、一度の過ちで潰してしまったことは、日本国の大きな損失であったと言えるでしょう。
さて少し不謹慎ですが、笹井氏の四柱推命鑑定をしてみました。
これは、今後このような悲劇を生まないためにも、意義のある事であると思います。
笹井氏は、やはりというか、とても珍しい特殊な命式でした。
水と木の五行の2つだけで形成される特殊な命式です。
この命式は非常に気品と権威のある人になるとされます。
本人自身を表す日主は「壬(みずのえ)」になります。
陽水の壬は、「海」または「大河」に例えられます。
壬の人は力強く、執拗で、押しが強く、とても強引に事をなすのが特徴です。
気力に溢れて、とても頭の良い人が多いのも特徴です。
笹井氏は天干の六神に比肩が連なっていることから、常に競争原理の中で仲間と共に働くことになります。
また、地支の本気に食神が連なることから、凄まじいまでの頭の回転の速さ、頭の良さがうかがえます。
そして、この人は30代、40代と大運に財運(正財・偏財)が来て「食傷生財」し、組織のために財(=お金)を引っ張る能力が突出していました。
この命式は、寅刻生まれならば『滴天髄』でいわれる「天全一気」の可能性があります。
だとすると特殊格局になり通根していないので貴命ではないです。
また、時柱がはっきりしていないのでただの身弱になる可能性も濃厚です。
仮に寅刻で、「天全一気」となる天干四位・地支四位の同一となっても、『滴天髄』で「天全一気不可使地道莫之載。(天全一気は地道をして之を載することなからしむべからず)」と説かれるように、通根しなければ大富貴を発しません。
この命式は通根しませんので命式としては行運によっては自殺などの凶事も納得がいくものです。
また、この命式が未刻(時柱:丁未)ならば、日時で化木して両神成象格・木火相生格のように見えますが、地支に水がないので両神にはなりません。
神煞を見ると、恐ろしいことに「文昌」という星が6つも持ち合わせています。
「文昌」というのは「文章」を執筆する能力を指します。
有名な作家でも、大体「文昌」は2つぐらいです。
3つもあれば、日本では芥川賞とか直木賞作家のレベルです。
これが6つもあるのですから、笹井氏の文章執筆能力は間違いなく「世界の頂点」だったと断言できます。
作家になっていたら、ノーベル文学賞作家になっていたかもしれませんね。
それでは、ここまで突出した能力に恵まれた笹井氏が、何故自ら死を選ばなければならなくたったのか?
これは大運という時間の運行との兼ね合いを確認する必要があります。
残念ながら、笹井氏の出生時間が分からないので、ハッキリとした死因は完全には解明しきれませんでした。
しかしながら2012年から10年間、笹井氏にとっては最悪の「戊申」の大運に突入しているという事は分かっています。
この時期は、笹井氏にとっての業務上の上司や権威からの激しく攻撃される時期であり、学術的な事で酷い目に遭う時期でもあります。
結果は、皆さんのご存じの通りです。
「戊申」に突入し、我が身を剋する官殺が強く出る2012年は笹井氏にとって、もっともショッキングな事件が起こります。
笹井氏のとっての最大のライバルである山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授のノーベル生理学・医学賞を受賞です。
エリート街道をひたすら真っ直ぐ走ってきて、自身もノーベル生理学・医学賞の候補だっただけに、その焦りは如何なるものだったのでしょうね。
小保方晴子CDB研究ユニットリーダーの面接試験に立ち会い、STAP細胞の指導を依頼されるのも、魔の2012年です。
彼のような世界最高峰の科学者でも、大運が最悪の時期には、恐ろしい判断ミスをしてしまうという参考例になります。
それにしても、笹井氏ほどの優秀な科学者を死に至らしめた、日本のマスコミとは一体何なんでしょうね?
面白半分にエリートをぶっ叩いいた結果、日本に多大な損失を与えた責任は、もはや犯罪だと言えるでしょう。
笹井氏のご冥福をお祈り申し上げます。
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