千葉県の郷土料理2品夏が旬の鯵を薬味と味噌を利かせた料理で味わう。

【 なめろう 】 -鯵の甘みと薬味のハーモニー。酒の肴、ご飯のおかずに最適-

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材 料 : 生姜みじん切り、葱みじん切り、大葉、味噌

作り方 :
① 三枚におろした鯵を細切りにした後、みじん切りにするようにたたく。

② 粗みじん切りにした後、千切りにした大葉と葱、生姜、味噌を加えて混ぜ込み、味噌と薬味がまんべんなく混ざったら、出来上がり。

③ 「なめろう」の語源は、「なめらかな舌触り」、「皿をなめるほど美味しい」だと言われてるので、鯵の身を粘りが出るまでたたくのがコツであるが、個人的には若干、身が粒状に残る位が美味しさが引き立つように感じる。

④ 温かい「なめろう」は味わいが落ちるので、食べる直前まで冷蔵庫で冷やすと良い。

※ 「なめろう」が余った場合は、ハンバーグ状に丸めて大葉にはさみ、フライパンで焼くと「サンガ」という郷土料理(千葉県)になる。大根とポン酢を添えるとサッパリと食べれる。また、煮立った湯に「なめろう」を丸めて落とすと「つみれ汁」になる。




【水なます 】 -暑い時期は、冷汁風「水なます」で食も進むはず!-

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材 料 : 「なめろう」適量、酢、味噌、(お好みで、ミョウガ、胡瓜、若布、白胡麻など。)

作り方 :氷を浮かべた冷たい酢味噌汁に、なめろうを落として食べる。

※ 「水なます」は漁師料理。氷水の中になめろうを放りこんで、一気にかき込むように食す。暑い季節にピッタリの豪快メニュー