潜在数秘術でいうところの、4番の苦しみは、自分で完璧な、定規や、計算機、データベースを持ちながら、それを的確に使う、判断基準をひとりでは持てない、っていうところにあるのかな、と思う。

LPとDにふたつも4を持つわたしは、
昔、小学生の頃に、自分で通知表をつける、自分で、学期の努力を評価する、っていうことをさせられたときに、びっくりするほどマゾっ気たっぷりの通知表を自分で作成していて、先生やが家族に驚かれたことがある。


みのりさんは、とても自分に厳しいですね、って言われたけれど、それもそのはず。
だって、完璧な(もしくはちょっと行きすぎてるくらいの)定規も、常識も備わっているんだもの。
でも、世界と照らし合わせて、それがどこにランク付けされるのか、この行動は適切なのか、論理的なのか、評価できない。むしろしたくない。だって、記憶の膨大なデータベースには、ネガティヴ度数の高いものから、順番に重要保存されているのだもの。
自己容認感の低い4は、その精巧な計測器を使って、自分のことを責め立てる。


いつだって、怖いのは、周りの評価ではなくて、それをあまりにもおそれて、自ら問題のありそうな部分を、ひどく精密に計測して記録する、自分自身の調査だったよ。


あれをしたら、あの人は怒った。あの性質には、人を傷つける要素がある。
空気を読みたいって渇望する自己容認感の低い4は、正誤のモヤっとした価値基準よりも、今まで現れたこわいひと、傷つけられたひとデータベースの方が、権力をもって立ちはだかる。そのこわいひとの価値基準が、適切であるかどうかは、ちょっとあやしいんだよね。(ただ声が大きいだけのひとで、気分屋さんに振り回されることがよくある)


ああ、せつないなあ。なんて4は健気なんだろう。


もう、傷つけなくっていいよ。あなたの正確な計測器や、データベースは、世界のやさしさや、愛の大きさを知るために使ってね。





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