昨日は、すてきな女性にお呼ばれして、モロッコ料理をいただいた。
彼女は、なんだかわけわかんないくらいすてきな人。
お話を聞けば聞くほど、いろんな引き出しがあって、
底知れぬ包容力を感じる。
何をしている方ですか?って聞いて、「ふつうの主婦です、おばさんです」
っていう人ほど、ふつうじゃない確率は高い。
すごいひとほど、驕らないのよ。
ごちそうになったのは、モロッコ料理は、タジン鍋と、モロッコパン。
素朴で、あたたかい、でもびっくりするほど甘い野菜の味がした。
本当に彼女みたいだなって思った。
彼女は、1と6と9を持つ人。
1は9は始まりと終わり。
6は中身を支え、包み込み、整える数字。
ひとりの中に、原点と発展、それから、その中心を埋めて広げる豊かさがある。
彼女のまわりには、たくさんの人が集まる。
彼女がいつも本質を見ているから、その視線に、人が集まるのだと思う。
彼女はなんどでも、「みんな、すごいのよね」っていう。
「みんなすごいのに、そのすごさに気づいてないだけなのよ」って。
だから、彼女は調理してみせる。
だけど、無駄な力は加えない。
タジン鍋は、簡単なの。具材を入れて、煮込むだけ。
なのに、こんなにも野菜はやさしくて甘い。
「ほら、言ったでしょ。素材の力ってすごいのよ。」
彼女は、人にも、食材にも、あっという間に魔法をかけてしまう。
「ほら、だからいったじゃない、あなたはほんとうに、すごいの!」
彼女はどこまでも信じている。
人のありのままの力を。その素材が持つ、恐るべき力を。
ブータンのサフランティーまで♡
ごちそうさまでした。