バットマンですよ。
フヂヲ、見ました。
DVD、ではなく、Blu-rayで。
いやー、美しい映像であった。
特に空撮の映像が素晴らしかった。
しかし、長い映画であるよ。
そして、面白い映画であるが、
どんどん気持ちがドンヨリしていく物語であるよ。
なんとなく希望的なものが持てなくもないような終わり方ではあるけれど、
なんでこれがアメリカで大ヒットしたのかイマイチわからないフヂヲであるよ。
だって長いんだもん(そればっか)。
でもそれが分からないフヂヲはセンスレス。
さて、どーでもいーが、マギー・ギレンホールは、ミスキャストでは?
演技は上手い(たぶん)から、何となくアリになっているが、
なぜマギーがあんなにモテる?
つっても、ケイティ・ホームズがハマり役ってわけではありませんけど。
もし、ケイティがダークナイトにおいてもレイチェルを演じていたら、
サンキュー・スモーキングにしか見えなかった可能性も大である。
そして、こんなことを言っているフヂヲは、
実はバットマン・ビギンズは、見てませんけど。
でもフヂヲ、地味に、アーロン・エッカートは好き。
主役顔ではないけど、フヂヲの好きな系統の顔なのである。
アーロン演じるハービー・デント(歯医者さんでいそうな名前・・・)、
最後は復讐の鬼と化してしまったけれど、
その流れはいいとして、
フヂヲ的に許せないのは、
ハービーが、お顔の半分を怪我して、
スプラッターなお顔立ちに変わってしまっていること。
顔の変化と心の変化を重ね合わせて分かりやすくする、とか、
ヒトの二面性を表現している、とか、
善と悪は紙一重、とか、
そういう意味合いもあるのかもしれないけど、
要は、悪役に適した顔にした、ってことでしょ。
怖い顔だから悪いヒト、って。
世の中、美しいお顔の悪人も人相の悪い善人もいっぱいいるんですけど。
そして、美しいお顔の善人がもし悪人に変わったとしても、お顔は美しいままなんですけど。
まぁ、映画だからいーんですけど。
第一、そんなこと言い出したらジョーカーの立場が。。。
それでも、
顔を怪我してちょっとグロテスクにして体よく悪人、
という流れは安直すぎるし、
実際にお顔を怪我したり病気したりしてそれが悩みなヒトに対して、
あんたは殺人鬼ですよ、と言ってるようなものである。
まぁ、フヂヲの過剰反応なんですけど。
その理論から言えば、フヂヲは、生まれながらの極悪人なんですけど。
・・・と思ったフヂヲだが、
もしかして、ハービーは、
レイチェルを殺された復讐を果たしていたのではなく、
自分の(美しい)顔をメチャクチャにされたことに怒っていたのかも。
自分のお顔を壊されたことの恨みで、殺人鬼へと変貌。
それなら、ガッテンガッテン。
っていうか、そういうハナシなのかも、うんうん。
それなら、バットマンが復讐の鬼にならなかった理由も説明できるし。
ところでクリスチャン・ベールって、ターミネーター4でジョン・コナー。
いつの間にやら、すっかり大スターな感じ(フヂヲ、何様?)。
アメリカン・サイコとかマニシストのイメージが強くて、フヂヲには。
でも、核戦争後の世界のジョン・コナーって時点で、やっぱりダークヒーロー的なのかも。
ってか、ターミネーター3のジョン・コナー役の男の子(ニック・スタール)は、何処へ。