こんばんわ。

フッキーです。

 

今日は「老後の資金が2千万円必要!?」です。

 

最近、金融庁から2017年の家計調査をもとに夫65歳以上で妻60歳以上の夫婦世帯の実収入と実支出の平均が月に換算すると約5万5千円の赤字になるという報告があった件ですね。

 

私はこれを聞いて「また、わけのわからないことを言っているなぁ~。」と感じました。

 

この報告のなにがわけがわからないのか?

 

と言いますと・・・。

 

いや、あれだけ貯蓄の平均を取ると「実生活に直結していない!」と騒ぐわけですよ。

 

貯蓄の平均は1人だけが特別に多いと平均を押し上げますよね?

 

例えば極端な例で言いますと・・・。

 

100人いて、1人だけ1億円持っていて、残り99人はお金がないとします。

 

すると平均は1人100万円持っていることになります。

 

でも、中央値(100人ならちょうど真ん中の50人目の値)は0円で実情に合っていますよね?

 

ですから、これも平均ではなく「中央値」がどれくらいなのかを示してから判断されるべきだと思います。

 

私は中央値は平均値よりも実生活に近い値になってくると思うので、もっと差額が少なくなると考えています。

 

しかし、仮に本当に月5万5千円赤字で年額66万円の赤字・・・、つまり30年間で1,980万円ようするに約2,000万円足りなくなる場合はどうするのか?

 

となった場合は・・・。

 

① 働く期間を延ばす

 

② 投資などで不足分を補填する

 

③ 支出を抑える

 

などの対策が考えられます。

 

これは別に①だけ②だけや③だけに限定する必要はありません。

 

うまく、①と②と③のハイブリットで(ほかの組み合わせもあります)凌いでいけばいいのかなぁ~と思います。

 

ここで、老後の資金が2,000万円足りないという不安に付け込んで詐欺が横行すると思いますから、まずは自分の現状と今後の人生のシュミュレーションを行い、落ち着いて行動することが大切だと思います。

 

ちなみに、月5万5千円であれば・・・。

 

時給800円のバイトを1日5時間して日給4,000円、これを14日間すれば56,000円になるので(ここから税金が引かれるので手取りは少なくなります)、これを夫婦で15年間行えば、30年間の不足分を補える計算になりますね。

 

こう考えると、不足分を補うこともそれほど難しいことではなくなるのかもしれませんね。

 

ようは、難しく考えずにシンプルに考えればいいのではないでしょうか?

 

マスコミやネットの扇動に泳がされずに、まずは自分で考えてみることが大切だと思います。

 

 

以上です。

ありがとうございました。