胃瘻造設手術、無事終わりました。
終わったあと母の胃カメラの映像を見せてもらいました
脳は萎縮して体も拘縮してるけど、
胃はすごく綺麗でした。
このまま様子を見て土曜日くらいから少しずつ栄養があるものを入れていくそうです。
母は1週間後入院するので来週水曜に退院予定です。
とりあえず終わってほっとしました。
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本日母の胃瘻造設手術です。
前の人の処置が長引いて予定より1時間遅れたけど今処置が始まりました。
内視鏡室に入る母を見送って今部屋の外で待機中。
昨日手術の内容とリスクの説明を聞いて不安は山程あるし、
不安で押しつぶされそうだけど母にはがんばってもらうしありません。
無事を祈るのみです。
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明日の胃ろう手術に備えて今日母が入院したわけですが、
手術の説明と同意書の控えを無造作にダイニングテーブルに置いていたら
小学3年生の長女が同意書を見て
「何これ?漢字いっぱいだね!ちょっと待って自分で読んでみるね」との事。
「内視鏡的胃瘻造設術・腸瘻」チューブ挿入術説明・同意書」と書いてあるのを見て
「ない・・・けんび?てき・・・いナントカぞう・・なんとかじゅつ?? え?なにこれ?」と娘。
小学3年生にもわかるように
胃ろうって何?どんなことをするのか?
かみ砕いて説明しました。
小3に胃ろうの話は早かったかな。。。
娘「ご飯とかお水が気道に入ってむせちゃうんだよね?
それで熱出ちゃうなんて大変だよね。病気がもっと悪くなっちゃうじゃん!」
私「口から栄養もお水も入れられないから『胃ろう』っていうのを作ってそこから栄養を入れるの」
小学生に胃ろうの事なんて話してよかったんだろうか。。。
歳を取ったら必ず胃ろうをしなきゃいけないわけじゃなくて、
たまたまばぁばは病気でそうしなきゃいけなくなってしまっただけ。
またゆっくり教えていこう。
というか、将来娘たちにこんな選択させたくないな。
口から食べられなくなったらどうしたいか?
私がどうしてほしいか決めていたとしても本当にそれでいいのか迷うだろうな。
娘たちが引くくらいに健康で長生きをしようと心に誓いました。
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母が胃瘻造設の手術をするので
今日母は手術を受ける病院に入院になりました。
明日はついに母の胃瘻造設手術です。
今の介護医療院は病院だけど手術ができないので
別の病院に入院です。
母は福祉タクシーに乗って介護医療院から病院へ移動したのですが
介護医療院に迎えに行ったら
久々に目を開けてくれました。
ベットからベットへ移動した直後は目を開けるのですが、
その表情は昔在宅介護してた頃の表情があった頃の母の目でした。
なんだかとてもうれしかったです
ただ、今日はずっと「この選択でいいのか?これでよかったのか?」頭の中でぐるぐる考えていました。
明日はもっともっと考えてしまうんだろうな。
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今日は会社の健康診断。
まだまだ若いつもりでいたけど気づけば私も44歳。
最近母や子どもたちの事で手一杯で自分の体のこと気にしてなかったので
親や自分の子供は大事、でも自分の健康も大事。
という事で久しぶりに人間ドックでしっかり調べてもらうことにしました
子供は小3と2歳でまだまだ親として元気でいなきゃいけないし、
自分の人生まだまだ長いし、
母のことで落ち込んではいられません。
病気があったら早めに見つけて早く治して
大人になった子供たちに迷惑かけないようにしなきゃ。
去年17ミリだった胆石が大きくなっていないか?
4年前の不妊治療で色々ホルモンを補充したけど更年期に影響があるか?
様子見だった子宮筋腫、甲状腺腺腫は変化はないか?
父は胃がんになったけど私はどうだろう(胃カメラやってきます)、胃がんリスク検査もしてくる。
ちゃんと調べてきます。
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先日決めた母の胃ろう。
決めた後なのにこれでよかったのか考えてしまいます。
認知症と診断されてから15年以上経つけど
ずっと母は苦しんできたはず。
食べられなくなったら寿命だというけれど
無理やり生かそうとするような経管栄養で本当にいいんだろうか。
母の意思を確認できていないのに本当にいいんだろうか。
自然に任せたほうがいいのかもしれない。
液体上のものは飲めないのでゼリーで水分を取るしかないけど
ゼリーでもむせてしまって必要な水分や栄養が取れないから
何もしなければこのまま水分や栄養が取れないまま枯れるように弱っていく。
それをを何もできずに見ているのはちょっと耐えられない。
父が亡くなったときはしばらく喪失感で立ち直れなかったけど、
母に何かあったらもっと落ち込むと思う。
母に何かあったら私もう耐えられない。
母がいなくなった世界なんて考えられないし、
いなくなったら多分立ち直れない。
延命は家族のエゴに過ぎないのかもしれないし、
母の体を傷つけることになってしまって本人の意志ではないかもしれないし、
父が生きてたらどんな選択をしていたかわからないけれど
お別れまでの時間稼ぎをさせてもらうってことで
母本人とお空にいる父はこの決断を許してくれるかしら。
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母が特養にいた頃に預り金から購入してストックしていた高カロリーゼリーが余ったので
特養を退所するときに持ち帰りになりました。
アイソカルゼリー。
試しに食べてみた…
なんとなくムースっぽい見た目。
職場に昼食代わりに持っていって食べてみたら
プリンやゼリーよりもプルプル感はなくてもったりした感じ。
1個食べるとよく見かけるゼリー飲料よりもお腹にたまる感じがしました。
おなかがパンパンじゃないのに満腹感があって不思議な感じでした。
レアチーズケーキ味やコーヒー味やチョコレート味などたくさん味があって
たった66グラムだけど150Kcalある。
少量しか食べられなくてもご飯お茶碗1杯分のカロリーは摂取できる。
忙しくて食べる時間がない時なんかに
ちょっとの量でお腹いっぱいになれるからいいかも。
でも、嚥下機能が低下してるわけでもないし、
せっかく嚥下機能に問題ないなら普通に食事したほうがいいに決まってる。
2月の終わりに発熱で入院するまで母はこのゼリーを食べてた、いやこういったものしか食べられなかったんですよね。
母はどんな気持ちでのこのゼリーを食べてたのかな?
味を理解できていたのかな。
食べ物ということを理解していたのかな。
ちょっと味見のつもりが
母の好物の食べ物や飲み物を思い出して
もう食べられないのかなって悲しくなってしまったりして
いろいろと考えさせられました
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昨日は母の日でした。
父の日や母の日って花やプレゼントを父親と母親に贈ったり日頃の感謝を伝える日。
昔両親が元気だった頃は父の日や母の日になると
花やプレゼントやちょっとしたお菓子やなんかを
「何か渡しとけばいいや」って気持ちで渡して
今思えば感謝の気持ちは伝えてたけどうわべだけでした。
今は父は亡くなってるし、母は長らく寝たきりで意思疎通をはかることは難しい状態なので
我が家は何をするのが正解なんだろう。
美味しいものをごちそうするのはできない。
花を送ったり、
プレゼントを贈ったり、
感謝の気持を伝えたりしても
本人に伝わらない、理解できないし、
父にはお線香をあげることしかできない。
何をするのが正解なんだろうと考えた結果、
父の日や母の日は毎年親孝行とは何か考える日になりました。
親が要介護状態になって親のありがたみを感じ、
自分が親になってみてさらにその気持ちが増したけど
感謝の気持を心から伝えたいって思ったときには
もう父は亡くなり、母は意思疎通をはかれなくなっていました。
まずは今の私にできることは
親にもらった大切な体を大事に使って健康でいる事。
そして、
口から食事ができてあじわうことができるありがたみを噛み締めようと思いました。
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先日私はある決断をしました。
人生は選択の連続といいます。
毎日どんな服を着ようか。
今晩のおかずは肉にするか、魚にするか。
欲しかった靴を今月買うか、給料が出るまで待つか。
みんな生活しながら毎日大小さまざまな選択をしてますが、
私の決断はここ最近で私の中で一番大きなものでした。
それは母の胃ろうです。
ここ最近の母の食事はゼリー食を1日2回。
1日900キロカロリー程度を食べようとしていましたが、
食べられるのは多くても5割程度。
口の中にため込むようになって飲み込むのに時間がかかるようになりました。
水分補給はゼリー状に固めたものを食べて接種していたけど必要な水分量に満たないので点滴で水分補給してる状態でした。
昨年入院した時にも点滴で水分補給をしないといけない状況だったので一度胃ろうの話は出ていましたが、
その時は水分補給の点滴を外すことができたので
すぐ経管栄養の決断をする必要はなくなり口からの食事を続けていました。
今月に入って新しい介護医療院に入所しましたが、
ゼリー食を食べていてむせてしまうこともあったり、
入所5日目で発熱、絶食して抗生剤を投与したら一時的には熱が下がったものの
食事を再開するとまた熱が出てしまうといった状況でした。
このまま口からの食事を続けていると命にかかわる肺炎に至る事になってしまうとの事で
今後栄養をどのように摂取するか、
水分補給の点滴をしながら食べられる量だけを食べるか、
高カロリーの点滴を太い血管から入れていくか、
経管栄養で鼻や胃から栄養を流すか、
施設の主治医からお話がありついに決断をしました。
経管栄養に関しては賛否両論あるかと思うし、
自然に任せたほうがいいのもわかるし、すごく迷う。
以前からいろいろと話し合って胃ろうに決めました。
今月中に胃瘻造設手術予定で
手術までの間のつなぎで
現在は鼻からチューブを入れて栄養を流して
少しでも栄養を入れて体力をつけてもらおうとしています。
正解がなにかわかりません。
これで良かったんだろうか、よかったんだよね?
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母が認知症を発症したばかりの頃は
私は20代独身。
周りは独身生活を謳歌してるのになんで私ばかりこんな目に合わなければいけないの?
と思っていたけど、
今になって思えばきっと一番つらいのは母なのかもしれないと思いました。
今私は時短勤務で仕事しながら小学3年生8歳と保育園に通う2歳の娘を育てていて
長女の宿題をみたり、お友達とのトラブルの話をじっくり聞いてあげたり、
イヤイヤ期真っ最中の2歳の次女の相手をしたり、
長女が出しっぱなしにしていた鉛筆で漢字ドリルにいたずら書きする次女をたしなめ、
勉強道具を片付けしないで出しっぱなしにしていた長女にも小言を言う毎日。
大変だけどいつか娘たちが成長して大人になって独立して
結婚したり子供が生まれたりするのを見届けたい。娘の結婚式にも出たい。
大人になってた娘たちと一緒にお酒でも飲みながら
「あなたたちの子供の頃はこんな感じだったよ」って話したい。
私たち夫婦が要介護状態になったとしても娘たちの介護の負担は最小限にしたい。
私ですらこんな風に考えているのだから
きっと認知症を発症する前の母も同じように考えていたかもしれない。
きっと母は悔しかっただろうな。
私の目標は
母よりも長い健康寿命を目指して、
母が見られなかった景色を見たいです。
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