今年は、1月23日が旧暦の新年鏡餅

もうすぐ旧正月ってことで、台北もいたるところに赤や金の装飾が施され、

日に日に年越しムードが高まってますアップ


日本人としては、もう新年を迎えてるのに、

これから本番のお正月!みたいな雰囲気で、な~んか中途半端な気分・・・汗


ま、とにかく「新しい年」ってことで、

今日はガツーンと勢いのある本をご紹介したいと思いますビックリマーク


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『自分の中に毒を持て』 岡本太郎・著


(Amazonの紹介ページはこちら)

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<Amazonの紹介文より>

今を生きる人々を叱咤激励している。

自分の人生を振り返って、この世に生まれ出た瞬間から(覚えているわけではないだろうが)、小学校時代、パリ留学時代、今日に至るまでを「決められた枠にはまらずに、自分の思いを爆発させ続けてきた連続だ」と言う。

著者の主張は明快だ。「集団に馴染むために個性を殺すな。1人ひとりが本気で考え、自分の思いを爆発させなければ、世界はつまらなくなる」。

何かを生み出すためには、自分を追い込むことが必要だ、という言葉は芸術家として生き抜いた著者の叫びだ。

数々の前衛的な芸術作品に込められた熱く厳しいメッセージが伝わってきて、勇気づけられる。

―――


「芸術は爆発だ!」の岡本太郎氏が、

自分の人生を生きるとはどういうことかについて、

ストレートな言葉で、力強く綴っています。


最初の一文から、いきなり強烈DASH!


・人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。


う~ん、日々地道に努力して、積み重ねていくことで、

安定した人生を送れる・・・んだと思ってたんだけどな~


・危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。


・・・なるほど。

「安定した人生」なんて思ってる時点で、

岡本氏のいう「ほんとうに生きる」って人生からは外れちゃうんですねあせる


・体当たりする前から、きっとうまくいかないんじゃないかなんて、自分で決めて諦めてしまう。愚かなことだ。ほんとうに生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、自分自身と闘って、運命をきりひらいていくことなんだ。


激しい言葉を読んでいくうちに、

自分の中にエネルギーがわいてきますアップ

「子どももいるし・・・」「うちのこともやらなきゃいけないし・・・」とかって、

くよくよ考えてちゃダメショック!なんですね。


・やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ。


・チッポケなことでもいいから、心の動く方向にまっすぐに行くのだ。


新年の目標と一緒に、この二つの言葉をしっかり胸にきざんでおかなくちゃ!!


今年は新しいことを始めたい、何かを変えたいと思っている人には、特にオススメグッド!

新年のエネルギーチャージにピッタリの一冊です。



<おまけ>

もう一つ、この文章も心に残りました。


・現代社会ではまったく違う。もはや至るところ、整然とルートがついているのだ。それも、たんたんとした舗装道路。

そこには、ハイスピードの直通大型バスが定期的に走っている。車の前面には行き先が明示してあり、それに乗り込みさえすれば、黙っていても目的地に着くのである。

子供のときから教育ママに仕上げられていく過程なんて、まさにハイウェー・ドライブのようなものだ。


今年はルウも中学生になるし、

進路のこととか、あれこれ考えなくちゃ・・・と思ってたのですが、

たしかに今の受験制度って、ハイウェー・ドライブなのかも・・・

だからって、スパッと降りる勇気もないのですがあせる


でも、こういう視点もしっかり持ってたいな、と感じました。