台湾の旅話もいろいろ書きたいのですが、
この週末、以前ご紹介した永康街・張宜靖先生のお茶会に参加させていただいたので、今日はその話を~(^^ゞ
上野駅から10分くらい歩いたところにある「江戸からかみ 東京松屋」という和紙屋さんの4Fで開催されました
http://www.tokyomatsuya.co.jp/
相変わらずお美しい張宜靖先生
今回は宜靖先生が自らお茶を入れてくださるっていうのも、とっても楽しみ~
テーマはプーアル茶で、
・江城方磚(1988年)
・冰島(2015年)
・野生千家寨(2012年)
という三種類のお茶をいただきました。
まずは「江城方磚」。
プーアル茶は長期間熟成させることで味が変化していくので、
ワインのように製造年も重要なポイントとなります。
こちらは1988年ということで、なんと約30年も熟成された立派な老茶
茶葉の色もこげ茶色に変化し、見た目も普通の烏龍茶とは全然違う~
お茶席も渋めのセッティング。
黄金色に輝く茶器がぐっと映えますね
実はこれ、お酒のぐい呑みなんだそう
なるほど、こんな使い方もあるんですね~
お隣では同じお茶を宜靖先生が淹れてくださいます。
茶葉を入れた茶壷を直接火で温めるという、ちょっと変わった手法で、
普通のやり方で淹れたものと交互に飲み比べさせていただきました。
プーアル茶特有の香りがフワッと口の中に広がります。
直接火にかけたお茶のほうが、より味が濃く、深みがありました。
でも、5煎目、6煎目…になったら、だんだん違いがわからなくなっちゃった
この日はちょっと気温が低かったので、
途中でこんなふうに、茶壷に直接お湯をかけて温めたりもしてました。
これも台湾茶独特の作法ですよね。
一つ目のお茶をいただいた後、こちらのお部屋でお茶菓子をいただきました。
宜靖先生が台湾で買ってきたものだそうですが、
サンザシの羊羹なんて初めて見た!
クラッカーヌガーサンドは前に食べたことがあったけど、
こっちのほうがおいしかったです。
さすが、宜靖先生のお見立てですね
今度、お店を教えてほしい~(^^ゞ
で、二種類目は「冰島」というプーアル茶でした。
こちらはぐっと若いお茶なので、茶葉もまだ原型を留めています。
お茶席の雰囲気も華やか
それもそのはず、宜靖先生のこのお茶に対するイメージは「美魔女」なんですって~
ちなみに、最初のお茶は「旅人」だそう。
なるほど、たしかに人生の深みをしみじみと感じるような味わいだったかも。
色も最初のとは全然違いますね
味も軽やかで、でもプーアル茶独特の風味はちゃんとあって、すっごくおいしい
「なるほど、美魔女ね~」ってうなずいちゃうような華やかなお味です。
そして、三種類目が「野生千家寨」。
こちらのイメージは「修行僧」だそうです。
この布使い、すっごく素敵
お茶会に参加するといつも思うのですが、
こういうセッティングを見るだけで優雅な気分になりますよね
「修行僧」って厳しいイメージかと思ったら、
悟りの境地に達した穏やかな感じがこのお茶のイメージなんだそう。
たしかに、ちょっとまろやかで優しい味わいでした
プーアル茶って、ちゃんとしたものはいいお値段がしますよね。
それをこんなふうに三つも飲み比べできちゃうなんて、すっごい贅沢~
一口にプーアル茶といっても、こんなに味が違うってのもオドロキでした
貴重な体験ができて、とっても楽しかったです♪
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