今週の見方 | 源太の株バトル

源太の株バトル

大岩川源太が新しく始めた「源太の株バトル」先読み個別銘柄株情報を発信。日本株情報をここにすべて凝縮。ここでしか言えない秘密の銘柄情報も?

https://gentakai-desk.com/

源太会、新規会員大募集!

今週の見方。

 

内需予算と中国関連株の動きに注目 しているのですが、今週から国会で2018年度の第2次補正予算が審議入りとなります。昨年、相次いだ自然災害に対応して国土強靭化予算が約1兆円盛り込まれる見通しは、既に多くの方が知っています。まあ、若い人や仕手好きの方は判らないでしょうが、公共投資は金も仕事も出すその事から株式相場と連動性があると言われています。

 

公共投資は17年に新国立競技場や選手村宿舎など20年東京五輪関連で大幅に伸び相場をけん引していましたが、見ていない人にとっては知らない話し。しかし、18年は反動で伸びがマイナスになり相場の足を引っ張った存在ですが、それも半導体とか寄与度の高い物しか見ていない物です。

 

ただ、今年は国土強靭化予算が今春以降、集中的に執行されれば伸びが再びプラスになり、相場を押し上げることが期待される可能性は高く、先週、ファナック、コマツ、東京エレクなど1年前から株価が下落した株式が復活していましたよね。あれらも非常に昨年の春から売りに押されていた株式。何か変化が有ってもと思います。割安や高配当が多い企業が多いですから。

 

対中輸出急減で工作機械受注の伸びは大幅なマイナスになり相場の足を引っ張ったの走っています。中国の旧正月休み(2月4~10日)の足元が最悪で今後マイナス幅が縮小すれば、先に業績予想を下方修正した安川電機や日本電産のように中国関連株が悪材料出尽くしから反発することが期待され無いでしょうか?

 

これも同じ発想ですよね。ですから、単純に「先に下がったから買い」ではなく、半導体も指摘していた様に上がって来ましたし、何か間違った過度の売りが一巡して先週指摘した「経済サイクル物は買い」という形になってきたと思います。

 

もちろん、いきなりではなく、少しずつ様子みながら指数の位置を確かめながら。

 

今週は米国では経済数値が一巡し、カナダでは6日に中国のファーウェイ副会長が出廷されますよね。何かと売り込み材料に使われ難しいが、何か良い進展やアク抜けも多いと考えて良いんじゃないかと。ストキャなど過熱指標など見ながら強弱付けての投資。

 

6191エボラブルアジアはネットの航空券予約会社「エアトリ」。同社は現在CM分が有るから、帳面通りは少し疑問がある。しかし、その効果と今まで売られ続けた部分と10連休含めた今年の休暇日程の良さがポイントに。少なくとも来期には今までとは違う企業のスタイルになると思う。今まで提携などして来たが評価低かった。

 

6881キョウデンはプリント配番基盤の企業。試作品に強い企業で、現在のような新製品を求められる時間は同社のような企業は繁忙で、人件費コストなどの問題はあろうが、価格値上げが浸透して吸収した感じ。PER7倍という水準と事業から少々の悪材料は織り込んでいると思う。半導体の反発から電子部品に目も向かっているし。

 

9791ビケンテクノは地味ながら週末上昇。清掃、警備、設備管理という業務内容は、高齢化社会にも対応しているが、基本的にはこれから多く広がる大きなイベントだけではなく、実社会として警備の常識化、安全誘導への義務化が始まっています。こうした社会的な動きから同社がじり高するのは理解できます。

 

6814古野電気は先日大幅な減額修正で下落した株式。魚群探知機や電子海図は世界の大手。軍需関連でもある同社は今回落ち込んだと言えども高水準な利益水準。自分としたら前期上がり過ぎた企業収益が問題で、今期減益といえどもEPS120円で高技術株が900円前後は理解しにくいと思います。