今日は2件の宅配便が届く
どちらも「修理&プチ仕様変更」
1件目は「OC135ZG-B泳がせSPL」のDPSのフード割れの交換に伴い周辺箇所のプチ仕様変更
リールシートは「AFTCO」の3Mを持ち込みで同封されており、ケツは石突き仕様に変更希望で預かりました
この方はウチの石鯛竿もご愛用なので、以前外した石突きを持ち込みにて今回使用
ちょっとデカすぎだと思い、メールすると
メール連絡のあとに、新たに2Mを入手したけどウチに連絡したあとにパーツを勝手に変更したらいけないかなと思って当初の問い合わせどおり3Mサイズを送ったとのこと
「いやいやいや・・・」なハナシなので、何を遠慮してるのか解りませんが、持ってないならいざ知らず持ってるなら「ベター」なほうがイイやん・・・なハナシ
しかし、もっと「ベター」なハナシをすれば、ウチには「ARA-eve460H」のアルミ仕様のために「ALPS-CAH23」を多少在庫があります
「AFCO」はフードナットがクルクル回るし、形状も「ALPS」のほうががイイんじゃ!?と思い返信
回答メールはまだですがね
この竿も、さっそく本日、「あとは組み立てるだけ」までの状態まで作業を進めました
仕事が早いオレ(^^)v
いや、たまたま、昨日ブログに書いたように
今、とりあえず作業できる材料分はちょうど昨日で終わって、金属パーツ待ちでストップしてしまいました
そんで、翌日の今日、2件の修理&プチ仕様変更の依頼があっていた竿が届いたのです
そりゃ、早速手をつけるわな
そんで、もう1本は、10年程昔に納品した「要撃540」
穂先の「蛍光ピンク」が10年間の紫外線で色が飛んでしまって色褪せてるので
色あせが少ない「白」に変更したいとのことで事前にメール相談いただいていました
その際も、たぶんウチのブログを日頃から目を通していただいてるんでしょうね
それが判る内容の問い合わせですので、私も気持ちがイイ
わからんチンにゼロから説明するより、おおまか理解してる方への回答は非常に気持ちがイイ
ようは「白」に替えたいが「白でも黄変するんですよね」・・・(これもブログで告知済)
「白穂先」の場合のガイド巻きを「黒」でやるか「白」でやるかによっての価格差などの問い合わせだったので
「ガイド巻きを白にすると、そもそもが真っ白じゃないこと、エポキシの影響をモロに受けるのですぐに黄変すること、ガイド巻きを白を選ぶなら巻き部分も巻き後に白塗装したほうがイイのでその塗装分高くなること」などを回答しました
すると「白(塗装)+白(巻き)」で作って欲しいとのことで本日送られて来た次第です
いや~、大切に使われてるんですね
石突きはそこそこの歴史を感じますが、竿全体にはキズも少なく雑に扱われた痕跡がありません
10年ですからね、1年くらいなら差は出ませんが10年だと、丁寧に使った人と雑に使った人では差が開きます
昔の「要撃540」のロゴ
現行ロゴは目立つように大型化されてますが
今、古いロゴを見ると主張が小さくまとめられたこのタイプもイイな・・・と思ってしまいました
こちらの竿も早速分解
実物を見ると「かなりの色褪せ」ですが写真で見るとさほどじゃないように見えますが
ガイド巻きを外すと、ほぼ10年前の色が出てきます
5.4m付近の「置き竿」(クチジロ対応竿)は「要撃540(KAMIKAZE時代の「雅540」」が最初に作ったオリジナル竿ですが
その後に「545」だの「555ボロン」だの更なるパワーアップ竿や調子の異なるアレンジの竿を出したので、どっちかと言うと「後発」を選ぶ方が多いですが
今見ると「要撃」は要撃なりにイイなと見えます
丁寧に旧塗装を剥離しました
Fグリップはオーナーさん自身であとからクロス柄を被せたのでラバーエンドはむき出しです
本日「白」塗装まで済ませました
すでに明日には「ガイド取付」&「コーティング」まで進める予定
そして明後日には「ガイド巻き部分の白塗装」&「仕上げコーティング」で完成させる予定です
チャッチャと働いても、仕事が無くなる日が来て「逆にたいくつ」になるだけなのでボチボチやりゃあイイものを・・・
ウチの竿をご愛用中のお客様
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※しかし、ビギナー君の明後日方向のワケのわからない仕様変更はお断りすることもございます