父は、カテーテル交換のたび、高熱を出すので、交換のたびに入院しなければ、ならない。
主治医に、何か方策は、ないのかと、問うた。

主治医は、カテーテル交換と、熱は、関係ない。というが、今回もやっぱり交換後、高熱を出した。

主治医は、『膀胱瘻にせよ。』と、のたまう!
父親を胃瘻に、続き膀胱瘻などと、チューブだらけにするつもりか!

怒りを表情には、出さなかったが、内心は、怒りに震えていた。


師長から、最後の年越しと、言われていたので、この二月の入院時、主治医に父は、あとどのぐらい生きられるのか、聞いた。

師長ほど、きつい言葉では、なかったが、主治医は、『あと、一年は、無理です。』
そうか、月単位なのか…

姪があと、二ヶ月で、高校生になる。
せめて孫が高校入学まで父に、見届けてほしいなと思った。

2010年2月の主治医との話。

父は、ここから、三年あまり生き延びた。

主治医は、父が逝く前日、ここまで生きれたのは、奇跡だと言った。


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