父が旅立って半年。

しかし父の部屋だけは、いまだ片付けてない。いや、片付けたくない!
(掃除が、嫌いな私の言い訳だったりして…)

しかし、いろうだった父に栄養剤ラコールが9箱残された。

ひと箱は、訪看さんがもって帰ってくれた。

賞味期限は、来年1,2月。
やっとラコールの引き取りをと4,5代目のケアマネの居る近くの老健へ電話した。

聞くと、うちの担当ケアマネだった人は、今月15日で退職とのこと。
うーん。やっぱりという感想。

ケアマネの試験は、難しいらしいが、私とは、同世代だがあまりにも育った環境が違いすぎて、あまり好きではなかった。

スキルにも乏しかった。前任がやめられるとき、二人のケアマネに振り分けられたが、もうひとりの方に行きたかった。

うちは、ケアマネ運は、よくない。
うちは、ラコールをずっと保険で買っていた。一ヶ月五千円ほど。

障がい者手帳の取得も教えてくれなかった歴代のケアマネたち。

ずっと老人医療の上限まで入院時は、支払っていた。
差額ベット代とでけっこうな金額だった。
(母も65歳には、なってなかったので高齢者医療も受けられず。差額ベット代とで10日おきの請求書が怖かった。)

連休前だったので、電話をとった別のケアマネが、施設内で相談してみます。とのことだった。
施設では、ラコールを使用してないらしい。保険の点数の関係だろう。
食事代として徴収できるのは、別の栄養剤。
だいたいラコールは、在宅むけではなかろうか?
老健で引き取ってくれなければ、捨てるのも嫌だし。
隣の外科医の勤務先の療養病院に引き取ってもらえないか交渉しなければ…


そして、連休明けの朝、老健の◎◎さんと言う方から、『ラコール頂きます』と、言ってもらえてほっとした。

ずっと家で取りに来るのを待ってたが、今日は、皮膚科に蕁麻疹のお薬を取りに行きたい。
なのに、なかなか引き取りにきてくれない。

また、老健に電話すると、ラコールの件でと、言ったらすぐに通じ◎◎シチョウですね、と言う。
その、『シチョウ』と言う方が何の役職かその時は、ピンと来ず。


近い老健なので、『今から出かける!』というと
『今からすぐに取りに行きます』と、送迎担当のおっちゃんが、取りにきた。
『◎◎さんに、よろしくお伝え下さい』と言うと、
『◎◎シチョウね。』
シチョウ?あぁ、ここで、シチョウが、やっと看護師長の事だと理解に至った。

介護生活から離れ、もう看護師さんとは、身近に接する事もなくなり、すっかり頭から抜けていた。

たった半年で。あな、おそろしや!