ずっと話は、続きます。

そんな激しいめまいを起こすほど悩んで、悩んで、前に近くの内科医に教えてもらった泌尿器科のクリニックをようやく訪れた。


内科医の紹介を受けた時内科医がその場で電話を入れてくれたが、あいにくその日は残念ながら休診日だった。



古い雑居ビルの二階にある薄暗いクリニック。

外国人が幼児に教える英語教室の隣にあった。

ここにくる度、子供たちを待っているママさん達に、子供のお迎えのママとよく間違われ挨拶された(-。-;


そのクリニックのビルがなかなか見つからず、苦労した。


初めてお会いする先生に、父の病歴を書いたメモと、通院していた病院の泌尿器科医の書いた情報提供書を見てもらった。


『遠いけれど往診願いたい』と力説した。


内科医の話では、元市民病院の泌尿器科医だったらしい。



私の話を一通り聞いてくださり、
『話はわかりました。一度自宅に伺います』
と、お盆の休み前に往診して下さる約束を取り付ける事ができた。


その言葉を聞いた時、やっと大きな荷物を降ろせたようだった。


10日間の長いショートスティ、やっと自分のすべきことが終わってようやく
自分の足枷が外れた思いだった。


その間隣に住む姉は、妹が倒れるほどのめまいを起こし、悩んでいたのに、まったく力も貸さず、相談にものってくれず…


旅行にいったり、楽しい10日間の夏休みを送っていた。





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