昨日は未明に吐き気に襲われました。
絶食してると胃液しか出ないので、水を飲んで、水を吐く感じ。
それでも、なんとか持ち直し、宝塚へ。(行くんかい)

開演前に、綾倉聡子さん(仮)とお会いできました。
初対面でしたが、本当に聡子さんのような風情でいらして、これも一種の冗談から駒?
黒ヤギ松枝清顕様(仮)は不在でしたが、洞院宮治典様(仮)とお目にかかれました。
お二人とも、貴重なお時間をありがとうございました。
ギリギリまで横になって出たもので、全身ボッサボサで失礼しました。
春になったら脱皮しますので……多分。
白ヤギロミオ様からもお便り、ありがとうございました。

さて、観劇の感想ですが。
朝夏まなと様の男前な声でアナウンスが流れます。
そして、まぁ様登場♡…と同時にアドレナリン噴出。
ショーでは、客席降りで桜木みなと君が近くに来てくれ、ドーパミン湧出。
恐るべし、恋の魔力…的な?

シェイクスピアは、真風涼帆&朝夏まなとに加え、愛月ひかる&桜木みなとの色っぽい絡みもありますね。
元旦と2日は舞台から遠かったので、ずっとオペラ装着。
まぁ様に釘付けで、気づくのが遅れました。
今回はほぼオペラを外して観てたから、視界が広くて。

宙組にて散見される男役同士の絡み……これは七海ひろき監督の置き土産ですか?

宙組の男役陣は、リアル美青年揃いだもんなぁ。
真風くんは完全にリアル男子だし。
女装した時の愛ちゃんのオカマ感は半端ないし。
朝夏さんは性別以前に現実感がないし。
あんなに大きいのにフェアリーなんですよね、朝夏さん。
まぁ様は花組育ち、真風くんは星組育ちですが、すっかり溶け込んでて違和感なし。
さすが宝塚は一つですね。
見事に融和してます。

…でね、特にショーで顕著ですが、真風くんの出番が多いですね。
一見すると「この人がトップ?」と思うような登場の仕方があったり、華やかな場をいくつも任されて。

真風くんは歌唱力アップしてて、聴いてて安心だし、気持ち良いくらい。

歌以上に秘かに驚いたのが、ダンス。
前回演目(王家フィナーレ、シトラスの風3)群舞の時、僅かではありますが、真風くんは動きが遅れがちだったように見受けられました。
それは仕方ないと思います、真風くんは一際大柄だから。
理科の力点・作用点の基礎ですが、長い棒は回しにくいですもの、短い棒より。

朝夏さんは…あれだけ手足が長くて、誰よりスピーディなのは驚異的。
朝夏さんと比べたり、引き合いに出しては酷というものです。
ダンスに於いて朝夏さんを基準にする事は、喩えるなら、大浦みずきさんを基準にするようなものだと思います。
大浦さんと朝夏さん、どちらの舞台も拝めた事は、本当に幸せだと思っています。
お二方とも、それぞれの時代のトップダンサーですね。

今回のあらゆる群舞で、真風くんは完全にタイミングが合ってました。
少なくとも私が観ていた限りでは、遅れもズレも見当たらず。
むしろ、動きが軽くなっていました。
伸び盛りですね、本当に。
観ていてワクワクします。

二番手っていいですね。
まだまだ上を目指す段階で、本人もファンも未来を夢みれるし、楽しめる。
(これがトップになると、本人もファンも、時間の感覚がガラリと一変します)

二番手が一番美味しく、人気を蓄える重要な時期だと、つくづく感じました。

思えば、朝夏さんも、明日海さんも、二番手時期が非常に短かった。
月組では明日海さん、二番手とか通り越して、いきなり準トップでしたし。
花組異動後は二番手に就任しましたが、大劇場二作分、ごく短期間でした。
朝夏さんに至っては、二番手時期は無きに等しく…。

いまや立派にトップとして組を牽引されていますが、二番手時期を経験してほしかったし、見たかったとの思いはあります。

私はみりおさんが花組へ来てからの新規ファンです。
月組下級生時代から、みりおさんを見守って来られた方々は、本当にどれほどの思いでいらしたかと…。

さて、そのみりおさん。
明日は久々、大劇場に姿を現しますね。

明日1月12日火曜11時半~12時
『歌劇の殿堂 』新顕彰者のトークイベントにて。
明日海りお、花乃まりあ、芹香斗亜がお祝いに駆けつける、と公式サイトに掲載されています。
10時~改札内に入れるようですね。

初代ビル(ME and MY GIRL)元月組トップ剣幸さんが顕彰者に含まれているので、花組生がお祝いに駆けつけると。

剣幸さんは、『ME and MY GIRL』初演を果たした月組トップさん。
その公演で宝塚へ引き込まれたので、私にとっても思い出深い演目であり、トップさんです。
ただ、ビルとサリーそっちのけで、ジャッキーに夢中でしたが。

いまだ涼風真世さんを超えるジャッキーにはお目にかかっていません。
…が、鳳月杏ジャッキーには期待しています。
テーブルに座って、美脚をぐるんと回したり。
カウチに寝そべり、ガウンから脚線美を覗かせたり。
ちなつちゃん、適役です。

…と、ミーマイになるとジャッキーしか目に入らないの、ごめんなさい。
ミーマイ会期はみりおさんそっちのけで、ちなつちゃんと柚カレー君の話ばかりするかもしれません。
それくらいジャッキー好きですから。

昔は一公演につき一度しか観劇できませんでした。
つまり、涼風ジャッキーを観たのは一度きり。
それでも、ジャッキーが歌ってたナンバーをずっと脳内再生してます。
真琴つばささんあたりが歌い方の節回しを一部、少しだけ変えられて、以来そちらがスタンダードになってるようですが、私は頑なに涼風バージョンで歌っております。
なので、例え愛するみりおジャッキーであろうと、そこは「違う、そうじゃない」と指摘したくなりますな…。うずうず。
これで、実は記憶違いで、涼風さんもそう歌ってらしたら、大変申し訳ないのですが。

…という訳で、再演物にはすでに色んなイメージやカラーがついてます。
劇団は、明日海さんを休ませる考えもあって、ミーマイを選んだのかもしれません。
ですが時として、下手に新作を掛ける以上のリスクもあるんですよね。

明日海さん率いる花組は、剣さん時代の演目を再演してる率が高いですね。
新源氏物語もそうでしたし。

新源氏物語は、見事に明日海源氏を新しいスタンダードに塗り替えたと思います。
ミーマイもそうなるのでは…と期待しています。

…ていうか、もしかして私、剣さん時代とみりおさん時代、両方観ることになるんですね、新源氏も、ミーマイも。

正直なところ、平安物を観て、こんなに人物をちゃんと見分けられ、美しいと思ったのは初めて。
花組新源氏物語が…明日海源氏が初めてです。
涼風さん(惟光)のこと愛してたのに、あまり判らなかった気がします。
平安物を観たことは憶えてるんですけど。(そのレベル?)
3階B席オペラなし、でしたしね。(無謀)

ミーマイも、明日海花組がイメージを塗り替えてくれるでしょうか?
今なら、オペラグラスも持ってるし。(そういう問題じゃない)

時間を超え、組を超えて、奇しくも同じ演目に取り組んでこられた剣さんと明日海さんの対面。
会社がなければ、行ってました。
一時は半休とる事も考えましたが、どうしても休めないので。

明日海さんの背後霊になりたい…。
そしたら、いつも見守れますよね。
…いや、まだ死ねないけど。


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