11月10日(金)更新のVISAメッセージ『仲良しのまぁ様との思い出』について語ろう会(前のめり)
大きく二つの段落に分かれている VISAメッセージ。
一つ目は、「花組公演『ハンナのお花屋さん』、ご観劇いただき、ありがとうございました」
本作を最後に、花組から宙組へ異動する二番手・芹香斗亜。
キキちゃんへ贈る言葉があふれています。
二つ目は、「仲良しのまぁ様との思い出と、だいもんのこと」
仲良しのまぁ様
仲良しのまぁ様
仲良しのまぁ様
まぁみり~~~~!!!
ここに来て、まさかの公式発表ですよ。
交際宣言?
「前から付き合ってます」宣言?
いきなり大胆だなぁ、明日海さん。
…と、ハフハフしたところで、クールダウン。
まぁ様へ贈る言葉を、味わい尽くしましょう。
「11月に、宙組トップスターのまぁ様(朝夏まなと)が退団されます」
そうなんです…。
今年ほど、11月を意識した年はありませんでした。
「まぁ様とは、同時期に同じ組に在籍したこともなかったのですが、仲良くさせていただいていました」
シャイな明日海さん。
同期か、さもなくば同じ組の人でなければ、あまり交流がないような印象があります。
朝夏さんは、音楽学校時代の分担さんだった訳でもなく。
入団後も、同じ組に配属された訳でもなく。
ただ、「受験の際、まぁ様の姿を見かけ、素敵な生徒さんだと思った」と語ってらした明日海さん。
「白い三つ折ソックスがとても似合ってらして」と、ツボは靴下?…というオチ付き。
さすが明日海さん、目の付け所がミステリアス。
「初めてきちんとお話させていただいいたのは、『タカラヅカ・スペシャル』に初出演したとき」
「まぁ様も初めてのご出演で、銀橋でトップさんたちがずらっと並んでいるなか、花道の端っこに私たち2人がいて(笑)」
ちんまり肩寄せ合っていたでしょう、下級生時代の朝夏さんと明日海さん。
想像するだに、微笑ましい。
「勝手がわからず不安だったので、助け合っていました」
困難を前に、手に手を取り合って、克服したんですね。
組みは違えど、同じ釜の飯を食った仲。
苦労を共にすると、連帯感が生まれますよね。
最後のお茶会で、朝夏さんは明日海さんの苦労をねぎらって下さいました。
具体的には仰らなかったけれど、明日海さんに対する深い共感がこもっていました。
下級生時代から抜擢を受け、プレッシャーに晒されてきた朝夏さんと明日海さん。
同じような経緯を経てこられた同士。
それはおそらく、朝夏さんと明日海さんだからこそ、分かち合える気持ちだろうと思います。
「まぁ様は普段からとても明るく、気風が良い」
気風が良い、という表現が似合うトップさんです。
漢気もありますよね。
「周囲からすごく慕われていて、懐の広い方です」
それはもう…見るからに、慕われまくっておられます。
宝塚に『チャラ男』という個性を生み出した方でもありますしね。
それは今、七海ひろき氏にしっかり受け継がれています。
「そして、花組の雰囲気がわかったいま、まぁ様の舞台を拝見すると、やっぱり花組で育った方だなぁ、と」
そうですね、THE 花男の血を感じます。
「余計に家族感が増しました(笑)」
はい、注目。
ここ、試験に出ます。
しかも、引っ掛け問題ですよ?
家族感が生まれました…じゃなくて。
余計に家族感が増しました。
つまり、以前から家族という感覚があったということ。
……すでに結婚してるんですか?
「トップさんとして中心でドンと構えながら、いい意味でリラックスして皆を受け入れている感じといいますか……」
一家の大黒柱。
お父さんってことですね。
明日海さんも、仙名彩世さんから「花組のお父さん」と呼ばれてましたね。
お父さん同士か……どう書くんだろう?……婚姻届。
「歴代の花組のトップさん像と重なるなと感じていました」
特に蘭寿とむさんを思い出したのではなかろうか。
懐が深く、視野が広い、花組前任トップ・蘭寿さんを。
蘭寿さんの事も慕ってますよね、明日海さん。
「雑誌の表紙を一緒に飾らせていただいたり、劇団の廊下で会ったときにお話ししたり、対談させていただいたり」
そうですね、回数こそ少ないけれど、とっても実りある対談でした。
たしか、明日海さんがホストで、朝夏さんをリクエストしたんですよね。
珠城りょう君が、ちなつさん(鳳月杏)をリクエストした時、どんだけ好きなの?…と、心底たまちゃんを応援しましたが、似たものを感じます。
明日海さん →→→ 朝夏さんは、「まぁさま、かっこいい…」
朝夏さん →→→ 明日海さんは、「ほんと可愛いよね、みりおは」
珠城さん →→→ 鳳月さんは、「俺のちなつさん…!」
鳳月さん →→→ 珠城さんは、「ん?」
…という空気感の違いはありますが。
がんばれ、たまちゃん。
これからも、応援してるよ。
ちなつさんは返さないけど。( by 花担)
「まぁ様のお人柄や舞台から、さまざまなことを学ばせていただきました」
それは、本当に。
私も、まぁ様の姿勢は見習いたい事だらけです。
これは私の感想ですが、明日海さんは職人タイプだと思うんですね。
この道一筋!
伝統の技を極める、こだわりの職人。
対して、朝夏さんはプレイング・マネージャータイプ。
みずからも同じフィールドで身体を動かしながら、司令塔の務めも果たす。
柔軟に、臨機応変に、求められた役割をこなしていく選手兼監督。
どちらも、下級生たちの『理想的な手本』になっていると思います。
私にとっても、仰ぎ見ていたいお二人です。