家族旅行2017、美食を求めて。笑 | ぐれぞー@信州

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海が無いけど海は好き。
でもやっぱり「信州」が一番。
そんな田舎者が綴る日記です。

 

いっきに秋めいた信州です。

気の早い行楽客が休日にはどっと押し寄せてきます。 

まだ山は「緑」なんですがね。()

 

 

 

この土日でおかんと二人で恒例の家族旅行行ってきましたよ。

 

体調もあまりすぐれない母ですが、好物の「すき焼き」食べよう。どうせならば大盤振舞で本場の松阪へと行ってきました。

 

あんずを獣医さんに預け高速は塩尻北から。みどり湖で朝ごはん食べて


第一目的の豊橋へ向かいます。

 

母がまだ「娘」の頃、終戦を迎えた日本はこれからって時。田舎から働きに出て過ごした豊橋。

 

日本自体が食べ物もろくな物はなく信州から訪れた父ちゃん(おいらの爺ちゃん)と食べた豊橋のうどんが忘れられないと時々聞いていました。初日のお昼は「豊橋うどん」です。

 

ルートも当時(60数年前)から走っている飯田線に近い国道151号線。いつもキス釣りに通る飯田から豊橋までの山間ルート経由です。

 

 

 

お店は「玉川うどん」。創業が明治。お母んからの当時の様子や場所、戦争直後の外食事情も考えるとこの店しか他には該当するお店がないと思います。

 

おいらは最近有名な「豊橋カレーうどん」。お母んは昔食べた卵とじうどん。

 

昔を思い出してか

 


なつかしい、なつかしい」


と言って食べていましたよ。

 



現在の「舌」になっているせいなのか、この地域の特徴なのか、少ししょっぱいって言ってた。

 

おいらのカレーうどんは「これぞカレーうどん」って感じですごくうまかった。

 



どんぶりの底に仕込まれたご飯で最後はカレーライス。とても満足しました。

 

 

 

食後はお母んが昔過ごした豊橋周辺をドライブ。

 

60年以上も昔のことですから面影もありませんが高師駅周辺の松林は昔からで懐かしがっていましたね。

 

 

 

おなかも膨れ第一目的も完遂。いざメインの松阪へ。

 

来月には再訪の鈴鹿を横目に伊勢道を南下。

 

夕食は豪華ですが宿泊はリーズナブルに。ルートインホテルにチェックインです。松阪って温泉旅館が少ないんですよ。

 

それでも最近のビジネスホテルはお風呂の大きい施設も多く、ここもゆったりとお湯に浸かれました。

 

 

 

さてさて行くよ行くよぉー。



 

「和田金」へと突入です。

 



お母んは「すき焼コース 松」。

 







おいらは「ステーキセット 松」。

 




中居さんがすき焼を焼いてくれます。

 

さすが松阪牛。とろとろって感じがするほどやわらかーい。

 

 

 

 

 

 

感想はそれだけ?

 

 

 

 

 

うーん、確かにおいしかったけどうちの家族にはこのスタイルは向かなかったかなぁ。

 

中居さんが付きっきりでくつろげない。

 

個室なんだけど中居さんが行ったり来たりバタバタ。

 

そろそろいいかとお母んが鍋に箸を出したら帰ってきた中居に

 

「手を出すな、私がやる。」みたいなことを言われる。

 

確かにすごいお肉なんだろうけど味付けが信州人には「甘すぎる。」

 

近所の高級デパートの肉専門店で買う信州牛のいいやつと変わりない。むしろ家で好きな味付けでワイワイ食べる方がうんまい。

 

高いお金出して「松阪牛」って「ブランド」を食べたい人向けって思った。

 

まあ、びんぼー家族がいきなり高級店に行ってとまどう典型的なパターンですな。()

 

 

 

期待の方が大きすぎてショック。その気のやり場を癒そうとおなかいっぱいなのに一人でラーメン屋行ってやはりそれほどうまくないラーメンで紛らわせたおいらでした。

 

 

 

 

 

やけ食いで苦しいおなか。グラチャンバレーは日本が負ける。

 

おまけに部屋のエアコンのリモコン感度が悪く設定ができない。動かない。汗ダラダラ。

 

フロントで対応してもらってやっと寝れたのが0時前。

 

そんな楽しい松坂の夜を過ごし()2日目は6時前に起床です。帰路も長距離なので早め早めの行動ですよ。

 

朝ぶろを浴びて朝食バイキング。いろんなおかずがあって楽しそうなお母んでしたが何食べても「甘い。」って愚痴ってました。()

 

 

 

ホテルを出て更に少しだけ南下。鳥羽に向かいます。

 

 

 

途中で夫婦岩見学。

 

 


鳥羽マリンターミナルに8時50分過ぎに到着。鳥羽湾めぐりの観光船が目的です。

 

ちょうど9時出航の船が待っていて改札の兄さんが「間に合いますよ。」の悪魔のささやき。()

 

体調のせいでゆっくりしか歩けないお母んは大変。無理させてしまって本当に申し訳なかった。

 

それでもスタッフさんのお気遣いで我々が乗船するまで3分くらい待ってくれました。無事出航です。ありがとうございました。

 

湾内は波もなくチヌ釣り筏もべたぁ。釣れそうな気配なし。()

 

観光船定番の海鳥の餌やり見たりして途中のイルカ島へ寄港です。

 



ここで朝から早めに動いた欠点発覚。お目当てのイルカショーまで2時間近くある。やることもなく、かといって2時間も待っていたら帰宅は真っ暗。子供たちのイルカ餌やり体験だけ見て島を後にしました。

 

帰港途中、明らかに潮流が変わって潮が利いているエリアを走航。地磯で竿を出している釣り人発見。

 

「ここなら海流が交差して潮目もはっきりしているし。いいポイントだなあ。」

 

なんて磯釣り師モードがムズムズですねぇ。()

 

 

 

帰港後、少し早めのお昼ごはん行きました。

 

せっかく鳥羽まで来たんだし、海だし、おさかなおさかな。

 

前々からお母んが

 


回っていないお寿司が食べたい。」

 


って言ってたんでネット検索で訪れたのは「すし梅」さん。

 

 






 








うーん、普通?

 

 

 

大将(先代?)とおかみさんは優しそうな方。観光地にありがちなぼったくり店では決してない街のお寿司屋さん。お安いくらい。けど肝心の・・・。

 

お母んはおいしいって言ってたけどおいらにはあのシャリはどうしても許せない。

 

早い時間だったのでご飯が十分蒸れていなかった?新米使って水の量が適正でなかった?やはりこの地域の特徴??? かもしれませんね。「握り」はしっかりしているのにシャリが柔らか過ぎ。

 


昨夜といい、お昼といい期待が高まっている中での現実にもやもや。()

 

 

 

鳥羽から少し山道走って伊勢道を起点から。東名阪、伊勢湾岸、東海環状、中央道と行程は400km強。さすがに疲れましたね。

 

松本に着いて買い出しのスーパーに立ち寄り。ついでにホームセンターで不足していた「野沢菜」の種を購入。あんずを預けた獣医さんであんずを引き取り。無事今年の旅行も終わりました。来年も元気でどこか家族旅行行きたいと思います。

 

 

 

おしまい

 

 

 

(※文中のお店、お料理についてはあくまでおいらが感じた感想です。)