こんばんは






皆様は、何かに突き動かされるように決断し、行動し、人生が大きく変わったという経験をなさったことがあるでしょうか。









先日、ある方のお話を聞いて、「そうだそうだ、人生にはそんな運命の”うねり”の瞬間があるんだよなぁ」と思い出しました。








その男性は、約２０年前にずっと性に合わないと違和感を感じながら、十数年間勤めた公務員のお仕事をスパッと辞めました。









その時の男性のタイミングと、その後の行動が凄い。









奥様と小さなお子様がいて、そして住宅ローンも組んだばかり、何より退職後は全くのノープラン。









しかし、もともとスピリチュアルに関心があった彼は、「宇宙にすべて任せる」を実践に移しました。









毎日子供と公園に行ったり、散歩したり、読書をしたり、家族で美味しいパン屋巡りをしたり・・。









さらに数か月ハワイ島に家族で滞在しのんびり過ごし、退職金をほぼ使い果たしました。









いよいよ銀行の残高が、３０００円となった時。









たまたま気に入った鏡がなかったというキッカケから、自分で猛烈に鏡の額縁を作りだしました。









もちろん、技術も経験もありません。









寝る間も惜しんで製作に没頭し、数週間で部屋中に額縁が並びました。









はじめてのお客さんは両親、次は幼馴染の歯医者さん。









数か月後には、たまたまの偶然が重なりに重なり、著名なインテリア雑誌に紹介され、一気に注文が舞い込み・・・









しばらくして法人化し、今ではほとんどの過程を委託し、自分はディレクションのような立場となり、なるべく働く時間を減らすようにしているんだそう。









この話をさらっと聞くと、なんて非常識なとか、家族のことも考えないでとか、たまたま運の良かった人だからなど感じる方も多いでしょう。









ただ、とても静かで穏やかで、平安に満ちた初老の男性を目の前にすると、まさに生き証人。









私は人生のひとつの真実として深く納得したのでした。









この話で皆の一番の関心は

「残金３０００円の状況なんて、怖くなかったの！？」

ということ。









もちろん、恐れが湧いてくることもあったそう。

 

 

 

 

 

 

その時はただただ、自分の恐れを観察しました。

 

 

 

 

その恐れはどこから来たの？

その恐れの源はなんですか？

なんですか？

なんですか？

本当はなにを恐れているのか？

 

 

 

 

問題を解決しようとしなくて良し。

むしろ答えを出さないほうが良し。

 

 

 

ただ自分に問う時は、「真剣に」です。

 

 

 

意識を集中する、ということです。

 

 

 

ポイントは、ただただ本気で自分に問いかけるということで、その作業そのものが自分の内部の強力な浄化となります。

 

状況を変えようと、幸せになろうと変わろうとしないこと。

 

 

 

 

そうすると勝手に向こうから、起きてきます。

 

 

 

 

 

もうひとつ、大切なこと。

 

 

 

 

こうした「恐れ」をすべて解消してから、進もうとしないこと。

 

 

 

 

不安がすべて消えたら（そんなことは訪れないのですが）、新しいことが始まる。というのは間違いです。

 

 

 

 

不安のままスタートするからうまくいきます。

 

 

 

 

これらのことは、人生のうねりの真っただ中にいる人にとっては、大変心強いメッセージとなるでしょう。

 

 

 

「目の前に集中して生きる。

今この瞬間だけに生きる。」

 

 

 

耳にタコが出来るぐらい聞いていますが、

いつも出来ているかといったら程遠い、深い叡智のひとつ。

 

 

 

 

凡人のワタシは、いつもひとまず一番簡単なこと

目の前の整理整頓から心を整えております




これから、こうした日記のようなブログも増やしていこうと思います

 

 

 

 

思うことを文章にすることが好きなんです笑

 

 

 

どうぞ、お気軽にお付き合いくださいね