下記ブログの続編で、本業のことについて書きたいと思います。

http://ameblo.jp/hakase425/entry-11740190705.html


 今年も、昨年に引き続いて全体として件数は増えました。特に商標については国内ベースで3倍を超えました。

 このことから、少なくとも2つの目に見える収穫があったと思っております。一つは、クライアントの絶対数が大幅に増えたことです。

それから、もう一つは、商標で、これだけ増やせたというのは、営業努力の勲章であったと考えております。


 上記一つ目については、同じ売上であればクライアント数を増やした方が、派生により、さらにクライアント数を増やせることが期待しやすくなるのではないかと思われます。


 また、二つ目については、特許絡みの業務の場合、技術と、それなりの単価を伴うので、出せる業種も限られると思われ、そうなると営業をすれば取れるとも言えないところがある一方で、自営開始前の人脈により大きく左右されるところも否めないと思います。

 これに対し、商標の場合は、どのような業界でも関わり得る一方で、先方の意識が低いと、そんなことに費用をかけたくないと考えるでしょうから必要性を認識させなければならず、勤務時代の実務能力とは異なる努力が要求されると思います。商標絡みのクライアントが大きく増えたということは、それを根気強く行った結果とも考えられるのです。


 また、恥ずかしながら昨年は、業務内ではギリギリ黒字であったものの、生活費用を含めた預金残高については、切り崩す状況が続いていたのですが、今年は、相当に切り詰めていたこともあったものの、その状況からは脱することができました。


 しかし、評価できるのは、ここまでです。


 昨年末に今年の目標は最低限、売上倍増ということを書きました。

http://ameblo.jp/hakase425/archive1-201212.html

これは、決して荒唐無稽な目標ではなく、これでも恐らくは一般に自営を行っている人の目標としては、相当に控えめなものであったにも関わらず、遥かに及ばない結果でした。

 (営業先等の絡みを考慮して)どの方面から、どの程度の顧客数や売上の増加させたいという目標も頭の中では考えていたのですが、それも悉く達成できませんでした。特に、一年間在籍していた、ある異業種交流会(B○Iではありません)では、まともに問い合わせすらありませんでした。


 もっとも、上述のように収穫と思える結果も出ているので、まだ努力を続けていくことには何の躊躇いもありませんが、残念ながら、業務の多少も単なる偶然に左右されている状況を未だ脱し切れておらず、軌道に乗る兆しすら見えていないと感じております。


 とはいえ、焦ってあれこれ手を出しても逆効果と思われます。

 想定よりは遅々としていると言えども、少しずつ結果は出てきていることから、偶然を少しずつ取り込んで行くことで、気が付いたら軌道に乗っていたという状態になるように、一つ一つの依頼された仕事を丁寧に進めて行く次第です。


 ということで、来年も何卒よろしくお願い致します。

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