一度書いた記事が消えました。。
でも負けない!!

STVニュースどさんこワイド179


今回は動画がないのが残念です。
リアルで見た方が伝わってきたそうです。

『吃音の種類は「難発」。
 なかなかことばが出ないため、周囲の誤解を招きやすい特に深刻な症状です。』

そうそう!!
そうなんですよ。
誤解を招き易いんです。
難発!



sadakitiさんのブログ
文字になっていない部分を、実況してくれています!
札幌テレビで吃音の話視た感想

キャスターさんの締めの言葉
「吃音者100人に一人と言うことは私達の身近にも悩んでる人がいるという事なんですよね。しかもこの吃音者の苦悩と言うのは表面にはなかなか出ないだけに深刻です。まずは私達一人一人がその理解を深める事、もっと言えばまだまだ我々は理解していないんだという所から始めること、それが支援への第一歩ではないでしょうか」  
ありがたいです!!

どうか伝わってほしい。



昨日(12/4)の札幌テレビの放送を視ての感想2

叫んだほうがいいのかな「吃音、言葉が出ないって死ぬほど辛いんです」って

sadakitiさんのブログ、すごく考えさせられます。



私もいろいろ考える。。



「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ってことわざ。
あの時は死にたいくらい辛い思いをしたのに、それすら忘れる。
いや、忘れたいのかな。

「臭い物には蓋をする」ってことわざ。
誰も嫌な物は蓋をするよね。
だって今が大事だもん。
だから、責めることはできないけど、、



生還できなかった人もいることを知ってほしい。

生きているけど現在進行形で苦しんでいる人もいることを知ってほしい。






いつか削除されると思うので、例によってコピペしました。
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◆命絶った吃音者 理解と支援が… 12月4日(水)

  ★宮永真幸キャスター
 ある男性看護師が、この夏、みずから命を絶ちました。
 男性はいわゆる<どもり>、
「吃音」に悩まされていました。
 100人に1人いるという吃音者。
 決して少なくはない、こうした人たちを救うには何が必要なのか、
 男性が残したメッセージをたどりながら、支援のあり方を考えます。

  ★VTR
 (吃音研究会での男性の発表)
 去年6月に札幌で開かれた吃音に関する研修会の映像です。

  (吃音者の男性)
 「私は難発(吃音の症状)であり、
  ことばの始めの音が…出てきません。
  現在は、看護学生として実習づけの毎日ですが、
  報告やカンファレンスではどもることも…多いです」

  (男性の遺影)
 それから、およそ1年後。
 男性はみずから命を断ちました。
 34歳。
 この春から看護師として、札幌市内の病院で働き始めたばかりでした。

  (男性の母親)
 「人が好きで、話すことが好きで、明るくて、自慢の息子だった。
  看護師としてやりたかったことをまっとうさせてやりたかった。
  それがかなわなかったことは本当に悔しい」

  (男性の手帳)
 男性の部屋で見つかった手帳。
 仕事に関することがびっしりと書かれていました。
 早く一人前の看護師になりたい。男性は必死でした。

  (「言葉が足りない」などの記述)
 しかし、両親の目に止まったのは、
 男性の話し方をめぐる周囲の指摘と思われる記述でした。

  (男性の母親)
 「これを見たときショックでした。一体何があったのか。
  本当に無念だっただろうと、死ななくてもよかった。
  見抜けなかった私たちも本当につらいというか…」

  (遺影に手を合わせる両親)
 病院側が吃音を理由に、必要以上に厳しく接していたのではないのか。
 両親は、そう疑っています。

  (男性の遺影)
 病院に取材を申し込みましたが、
 「コメントすることはありません」という回答でした。

  (3歳時の写真)
 男性に症状が出たのは3歳ごろ。
 吃音の種類は「難発」。
 なかなかことばが出ないため、周囲の誤解を招きやすい特に深刻な症状です。

  (ハンバーグを盛りつける)

  (家族での夕食)
 いつも家族で囲んでいた食卓。
 そのイスの1つは、いま、ぽっかりと空いています。
 男性にとっても、家族にとっても吃音に理解のない社会はあまりに残酷でした。

  (男性の父親)
 「(吃音で)若干苦労するだろうという気持ちはあったが、
  ここまでなるとは思わない」

  (男性の母親)
 「(インターネット)検索したら息子みたいな人が多いなか、
  少しの命でも救えればと思って、少しでも世の中の人たちに
  (吃音を)理解してほしい」

  (雑踏)
 吃音は100人に1人いるといわれています。
 3歳頃から症状が出ることが多く、早期の対応が効果的だといいます。
 生前、男性が求めていたのも幼少期の対応の充実でした。

  (吃音者の男性)
 「ことばの教室を通じて本読みの練習はしましたが、
  どもらないためにどうすればいいのか…、
  練習を…した記憶はありません」
  「ことばの教室」とは言語障害などがある子どもを対象にした教室です。

  (小学生時代の男性)
 男性はここで吃音そのものの指導をもっとしてほしかったといいます。

  (札幌市教育員会)
 こうした吃音者の声に対して、
 教育委員会は「治療法がはっきりしないため対応は難しい」と 頭を悩ませています。

  (北海道地区国立大学連携教育機構・藤井哲之進さんを訪ねる)
 吃音研究に詳しい藤井さんは日本の対応の遅れを指摘します。

  (北海道地区国立大学連携教育機構・藤井哲之進さん)
 「まだ日本ではどうしても吃音に対して触れてはいけない、
  意識させてはいけないという考え方が主流と思うが、
  海外では、吃音に対してオープンになって、
  指導を行うことが大きな流れ」

  (「リッカムプログラム」のテキスト)
 幼少期の指導の一例として教えてくれたのは、
 「リッカムプログラム」というオーストラリアの指導法です。

  (「リッカムプログラム」指導の映像)

 (北海道地区国立大学連携教育機構・藤井哲之進さん)
 「このお子さんは母音、ア行が言えない…」

  (吃音児童と指導員)
 「あ……あんパン!」
 「一緒に言うよ。あんパン」
 「あんパン」

  (北海道地区国立大学連携教育機構・藤井哲之進さん)
 「明確に指摘はしていないが、
  自然に言い直しをさせるようにやっている。
  どもったら流ちょうな話し方を身につけてもらう。
  そのために言い直ししている」
 
(「リッカムプログラム」のテキスト)
 しかし、こうした指導や研究の担い手は少なく、
 その育成に重点が置かれています。

  (札幌医学技術福祉歯科専門学校)

  (北海道言語聴覚士会・小橋透会長)
 「診療所の問題や訓練方法が確立されていないこともあるが、
  絶対的にST(言語聴覚士)が足りなかったことが大きい」

  (言語聴覚士の講義)
 ST、言語聴覚士をめざす学生の講義を訪ねると、
 多くの学生が資格取得に向けて講義に耳を傾けていました。
 吃音は7年前まで保険診療の対象ではなく、
 医療体制が整っていませんでした。
 ようやく、ここ数年、毎年およそ1500人の言語聴覚士が誕生し、
 指導への機運が高まってきました。

  (吃音者の男性)
 「吃音者に必要なのは…(吃音の)知識、情報です。
  ことばの教室に通う学童期には、
  すぐに必要ないかもしれませんけど…
  いつか必ず必要になるときがきます」

  (男性の遺影)
 社会に出る前にみずからの吃音と向き合える体制を作ること。
 悲劇を繰り返さないためには、幼少期の支援の充実が求められています。 
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