ツレが久しぶりに吃音で撃沈しました。
仲が良くないスタッフに久々話す事があり、
難発性吃音が出てしまいました。
(しかも、私がお願いしたことだったので罪悪感が、、
ツレ、本当にごめん)
難発性吃音が出た時の、周囲のスタッフの反応。
「なんでそんなにビビってるの」って対応だったみたいです。
普段、吃音がほとんどでないので、いきなり出る吃音がまるで緊張しているように余計みえる。
そのスタッフの横柄さにまるでビビっているかのよう。
しかも、言葉が出ず、言い換えにも失敗し、関係ない言葉を発して、
場の雰囲気が「はっ?」ってなったそうです。
吃音憎し。
ツレが言った言葉。
「なんでこんなちっちゃな事で悩まないといけないんだろうって思うよね」って。
そう。正直、昔の私も思ってた、なんで吃音なんてちっちゃな事、ちょっと伝わらないことなんて、ちょっと誤解されることなんて、いいじゃんって思ってた。気持ちを強くもて!ぐらいに思ってた。気にしなければいいのにって思ってた。
でもね。でもね。
吃音をもつ当事者なんて、それは百も承知。
なんでこんなことでって。
でもよーく考えると本当にちっちゃい事なのかなって思う。
ちっちゃい事ですか?
ちっちゃなニュアンスが影響するんです、コミュニケーションに。
コミュニケーションって大事じゃないんですか?
自分の仕事とか人間性とかと別な所、すなわち吃音で、
結果的に仕事や人間性まで評価を塗り替えてしまうんです。吃音は。
吃音があって良かったこともあるねって、昔の私、しかも結構最近まで思う事もあったけど、今、現在の私は、そんなことは言えない。
手がない人に「手がなくて良かったこともあるよね」って普通言うでしょうか?
当人が言うなら良いけど、家族であってもそれを言うのは変だと思う。
でも、吃音はあまりに癖っぽいし、目に見えないからそんなことを言わせてしまう。
それもわかる。私が言ってたわけだから。
だから当人の悩みが増すわけなんだけど。
吃音って見えないから、本人が感じているハンデがわかりにくい。
一人でも多くの人に吃音をもつことによる苦悩を知ってほしい。
みなさんに良いことがありますように