大東市の東部地域に展開しているデマンドタクシーについてコースの統合見直しと料金の値上げを議題に議論されました。
デマンドタクシーとは
利用者近くの停留所と指定された目的地の間を運行する「予約制の乗合タクシー」です。
市が200円から300円に値上げしたい意向(前回2月交通課題に関する特別委員会)→特別委員会了承→地域公共交通会議NGで、値上げできませんでした。という結果報告からです。
特別委員会で議論して、出来なかったので、特別委員会の存在価値が問われる案件だっただけに注目を集めていました。
なぜ市の意向があり、受益負担の観点から多くの議員が同意し、地域公共交通会議で合意が得られなかったのか。道路運送法により、公共交通等の料金を値上げする場合やルート変更をする場合、公共交通会議等で協議を調うことを必要としています。
協議が調うとは、大東市地域公共交通会議での合意が必要ということになります。ここでNGが出たわけですが、法的に大東市地域公共交通会議の協議が必要だったわけです。
大東市地域公共交通会議規則に議事のルールがない中、地域公共交通会議で値上げNGというのは、根拠足り得るのか
(答弁)地域公共交通会議に(何をもって決するのかという議決等の)ルールがなく、議事進行により全会一致となり運営してきた。
他市では議事について出席者の過半数で決を取り、可否同数の場合は会長が決するとあるのが、通常の規則です。大東市の場合、これが全くなく、何をもって協議を調うというのかという根本的に重要な根拠が欠けていた状態でした。つまり、市のいう値上げNGも根拠がなく、ただ単に全会一致の流れがあり、反対意見があったので、NGとなったということです。
タクシーの初乗りは690円、デマンドは3000円超(経費)が掛かっている。乗合率、稼働率、経費削減、値上げ増収分をどこで生み出すのか。反対した責任として対案を示す責任があると考えている。その数値が実現出来なかった場合、次はこうしますよというのが筋では
(答弁)議員の言う通りで例えば協賛金を募るといったアイディアを実践し、財政負担が大きくならないようしていきたい。
JR野崎・四条畷駅周辺整備事業について
事業用地の取得の遅れ、新型コロナの影響、資材費などの高騰により、事業が遅れているという報告でした。
JR野崎駅周辺整備事業に関しては、6カ月の計画延長(令和5年9月)
JR四条畷駅周辺整備事業に関しては、3年間の計画延長(令和7年度)
四条畷駅周辺整備事業について。工事で補助金を貰う計画期間に最終のデットラインがあるはず。最終いつまで延長するのか
(答弁)計画から完成まで5年が原則。例外として府や国と協議し、延長が認められる場合があります。
事業用地の取得の遅れは例外にあたるのか
(答弁)あたらない
そうですよね。都市計画のメニューに強制収容がある。では今回延長した令和7年度が最終デットラインでは
(答弁)任意で買収するのが理想。交渉に努め、あらゆる手段を検討していきます。
事業用地の取得の遅れで仮に令和8年度になり、補助金が貰えないということを危惧している。仮にそうなった場合、市に損害はないのか
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大東市議会議員 中村はるき
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