高い山に登るのと同じで日常生活にも〇〇が有ると安心 | ビジネスモデルを考える経営者のブログ

ビジネスモデルを考える経営者のブログ

思考と行動を変容するための教科書です。

習慣に関して、色々な研究や自分自身の経験から痛感することです。

これを守ると日常に安定感とハリが生まれると思います。

それは登山に例えるとベースキャンプのようなものです。

ベースキャンプがあることで…

・条件が厳しくなればいつでも戻ることができる。

・いったんベースキャンプに戻って再びアタックの機会を待つことができる。

・ゴールに比較的近いところでの大きな足場になる。

などのメリットがあります。

これを日常生活の絶対守るべき基本的な習慣と考えるならば…

・変化が大きい時でも最低限の基準を守ることができる。

・その基準を持つことで、様々なことに挑戦しやすくなる。

・ゴールに直結する習慣を持つことで少しずつでも近づいている感覚を得られる。

などのメリットと捉えられると思うのです。

ここできわめて重要なことは、ベースキャンプは、

「本当に」安心できる位置に設置することです。

名の通り「ベース=基礎=土台」となるべきものなので、

ここが不安定だと思い切ったアタックなどできません。

習慣も同様で、どんなことがあっても確実にできるということにしておかないと、

日常の土台にはなりえません。

マラソンを将来的に考えている初心者が、

いきなり毎日20キロ走ろうとするようなもので、

どうしても不安定な習慣になってしまいます。

これをもっとおさえて

「2日に1回100メートル、しかもしんどい場合は歩いてもいい。」
(どうしてもしんどい時は階段を一階分登ればOK)

という甘々な最低ラインを定めておくと、

精神的にも体力的にも楽なところからスタートできます。

あほらしいくらい小さいところからスタートし、

絶対にそこは維持する。

これが習慣形成の鉄則でしょう。