司法書士や弁護士、その他資格者の広告規制が緩和されたことにより、ホームページや新聞広告等を媒体とした広告をよく目にされると思います。


私の事務所にもホームページを媒体とする広告を勧誘する電話は週に何回も入ってきます。事務職員には、その類の勧誘電話は断るように伝えているのですが、勧誘先も巧妙になってきました。クライアントさんからの電話と勘違いして私に取り次いでしまうことも多いいので、そのような場合には、折角の機会なので相手の申し出を聞いてみることもあります。


「インターネットの検索で常に上位に事務所名があがるようになります!」との勧誘をされましたが・・・・


福岡市内にある事務所がすべてその業者に依頼した場合には、どの事務所が1番になるのでしょうね?


不可解な勧誘です(笑) 丁寧にお断りさせていただいております。



私も以前から事務所のホームページを開設していますが、なかなか更新できないのが悩みです。(ブログを楽しみにしていらっしゃる読者の方も多かったので、今年は頑張って書き込みします!)


それでも、ホームページをご覧になった皆様から、相続や売買、会社の登記に関する問い合わせの電話やメールをいただいております。これはとても嬉しいことです。実際の業務につながっていくことも多いので、広告は大事だなぁ・・と感じています。


私のとって大事なことは、「相談者や依頼者に対して、適切な助言のもとに、その手続を納得していただくこと」です。

近年の相談は複雑なものが多く、広告内容では誤解をされているケースもあります。また、メール交換では真実が伝わらないことも多いのです。

昭和30年代生まれの私としては、アナログの重要性を特に感じている一人です(笑)


広告やメール相談は、面談相談のきっかけに過ぎません。

真実を知るためには、事務所まで足を運んで頂いて、納得できるまで助言を受けていただくのが1番です。


メールより手紙、手紙より電話、電話より面談・・・・これが王道ですね!


相談マニアになってしまって、いつまでの問題を先延ばしにすることのないように注意しましょうね!


仰木