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今日の日経平均株価は前週末比79円63銭高の1万362円62銭と続伸しました。1ドル=92円割れと円安一服感から手控え気分が強まり、上値は重くなりました。信越化 4063.T や、JFE 5411.T が売られると日経平均も上げ幅を縮めましたが、引けにかけてやや持ち直しました。
市場関係者は「通期の業績予想を開示しなかった信越化や、上方修正期待の高かったJFEの決算は織り込み済み。市場予想を下回ったことで、他業種への期待がやや薄れた。国内企業の決算発表が本格化するとはいえ、多くが週末に偏っている。きょうのように『従来予想とカイ離がなければ売り』になる懸念が膨らむと余計に動きづらくなるだろう。現段階で週内に期待される買いといえるのは、月末のお化粧買いか」と指摘していました。

今日の東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同6.57ポイント安い902.03ポイントでした。


東証1部の騰落銘柄数は値上がり銘柄数1201、値下がり銘柄数382、変わらずが106銘柄でした。


東証業種別株価指数は、全33業種中、26業種が上昇しました。業種別では、円高一服を背景に、ホンダ 7267.T など自動車株が継続物色され、ソニー 6758.T などハイテク株も活況。中国への鉄道技術供与報道で、川重 7012.T や、JR東日本 9020.T など関連株も高値圏で推移しました。三菱UFJ 8306.T など大手銀行株や、千葉銀 8331.T 、静岡銀 8355.T など地銀株も引き締まりました。
半面、中越パ 3877.T 、日本紙 3893.T などパルプ・紙株は停滞しました。国際帝石 1605.T など資源開発株も軟調。10年3月期連結業績予想を据え置いたJFE 5411.T など鉄鋼株が下落。化学セクターでは、10年3月期連結業績予想の非開示で不透明感を残した信越化 4063.T などが軟調に推移しました。