なんべんも言いますが、
在来の浴室をユニットバスに入替える工事は
90%は事前調査で成功が約束されます。
ならばここを怠ることは考えられない!
洗面所の天井をめくらせてもらったり
台所の床下収納庫から潜らせてもらったり
使える手は全て使ってユニットが入るかどうか、
配管が無理なくちゃんと納まるかどうか、検討します!
今回のネックは土間の高さでした。
特殊な間取り寸法のせいで
マンション用サイズしか入らないお宅でした。
よってユニットバスの床下寸法が一般住宅用とは異なります。
ただ、天井裏はよくよく調べられても
床下の配管経路や基礎構造は解らないまま・・・。
もちろん設計的な予測は立ててかかりますが・・・。
こうなったら考えうるリスクを全て想定します。
解体工事が終わった時点で全てが決まります。
よって私は一日現場に張り付きます!
天井は全く問題ない・・・ですよね!
壁は恐らく大丈夫・・・ほーら大丈夫!
床は・・・
排水管の経路が予想とは違いました(T-T)
さてそこからは設計監督者のテクニックの見せどころ!
ユニットバス脚位置や配管高さを瞬時に計算して
土間コンクリートの高さを決めます。
なんだかんだ言うても
今回も無理なくきちんと納めることができたのは
解体や設備業者や大工さんのおかげです。
建築は球技といっしょ、チームプレーです。
ドラマ「ノーサイドゲーム」でしょっちゅう出てくるキーワード、
「家族になれるか」が勝負です。
私の下で協力業者さん等が”家族”になってくれるかが勝負なんです!
幸いにして当社の協力業者さんとは家族にならせてもらってる、、、
そう思ってます!
たとえそれが「万引き家族」でも(ウソ)/