宇治市源氏物語ミュージアムからスマホに電話が。
「お昼前に突然地べたが割れたんです!!」
「天変地異ですー!」
なんとなく緊急事態っぽい・・・と
現場に急行したのは2月中旬。
地震でもないのに
地面が突然割れるなんて映画だけの話ちゃうの?
確かに博多では地下トンネルの劣化で
突然地面が陥没した、なんて事件もありましたけど。
おっしゃられた通り
地べたが見事に割れてますわ。
既に倒産した地元大手建設会社の施工です。
なぜか当社が他所も何ヶ所か直してます(^^;)
「ははーん・・・
こりゃまたまた豆砂利洗出しの空洞化ですね」
たまたまその日のその時刻についに耐えられなくなって
誰かが踏んだ瞬間に割れ落ちたんでしょう。
それがメインアプローチで発生したため
大騒ぎになったようです。
「すでに通行止めにしてますから工事はいつでも」
「でも撤去するとき案外大きな音がしますよ」
「ん~・・・じゃあ休館日でお願いできますか」
調査して見積りして狙いを定めたのは3月最初の月曜日。
そうこうするうちにこの新型コロナウィルス騒ぎが拡大!
3月になって長期休館が決定しました。
こうなったら施工なんていつでも大丈夫。
電源と水さえあれば営業されてない方がやり易いに決まってます。
段取りも楽チンでした。
ガラ~ンとした構内でバリバリ直します。
完成!
いっそ手摺の塗装もされたらいかがでしょうか・・・
と言えばよかったと少々後悔。
・・・新型コロナの影響下で唯一得した話でした。