1999年2月大学4年生の時の話です。

 

 

ジャイプルの旧市街は建物が全部ピンク色で、ピンクシティと呼ばれている。

とてもとてもきれいだったキラキラ牛もいっぱい居た。

 

 

風の宮殿(ハワーマハル)が有名。

画像はこちらから借りしています。

 
そして、アンベール城へ。

1592年にマハラジャのマン・シンによって建設が始められたお城。

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上までは象のタクシーに乗って行った。

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サルやヤギもそこら中に居て、動物だらけで面白かった。

 

 

ガイドさんの説明を聞きながら回った。

とにかく豪華で壁の装飾も細かくて美しかった。

絵に使われている絵の具は全てベジタブルカラーだと言っていた。

 

 

ガイドさんがそのベジタブルカラーの工場に帰りに連れて行ってくれると言ったけど

私もジュンも自由に行動したくて断ってホテルまで戻ってもらった。

ここでガイドさんとはバイバイパー

 

 

今日は朝からカロリーメイトしか食べてないし、美味しいご飯が食べたいね〜と

地球の歩き方に載っていたCHIT CHATと言うレストランに行ってみることにした。

 

 

ホテルのすぐ側だし地図もちゃんとあるから大丈夫!と歩いて行ったけど、また迷ってしまったアセアセ

(地球の迷い方のせいにしてたけどうちらのせい??)

 

 

二人で地図を覗き込んで、ええと今がここだから〜ってやっててパッと顔を上げたら

 

 

ワッ!!!

 

と、インド人たちに取り囲まれててビックリした!!!ポーン

 

 

でも、ここの人はデリーの人と違って本当に親切心で寄ってくるようだった。

(騙されちゃダメ!ジャイプルも人悪いよ!)

 

 

そこへ「その店知ってるよ」と言うオートリキシャのお兄ちゃんがやってきて、店まで10ルピーで行ってくれて、

 

 

「食べ終わってから同じ料金でどこでも行ってあげる。」

 

 

って言ったけど、私達はデリーでの経験から既にリキシャワーラーたちにウンザリしていたし、

待たれてると落ち着かないから、自分たちで動くと伝えた。

 

 

そしたら、

 

「ボクのことを信じられない?

デリーには日本人を騙そうとする悪い人がいるけど、ここは悪い人ばかりじゃない。

インドに来たなら、インド人と接して文化を知ることが大事だ。何で信じない?」

 

 

と言って、帰ろうとしない。

 

 

「あなたのことは疑ってないけど、でももういいの。」

 

 

って、無理やり10ルピーを渡してレストランに入った。

 

 

すっごく澄んだきれいな目をしていたからほんの少し罪悪感を感じた。

 

 

二人ともお腹ペコペコで、フライドライスにフライドヌードル、野菜スープ、春巻きとは似ても似つかない春巻きを食べた。

まあまあ美味しかった。

 

 

そこを出て商店でお水を買って出てきたところに、さっきのお兄ちゃんが

 

「I'm lucky!!爆笑爆笑爆笑

 

と言いながらやって来た。

 

 

あまりにも嬉しそうな笑顔でやってきたから、何だか急に心を許してしまった。

(待ち伏せされてたんだよ、気付け!!ゲラゲラ

 

 

その人の名前はディヌ(25歳)スッとしたきれいな顔立ち。

一緒にやって来たのはアジャコング似のローシャン(24歳)。

 

 

ローシャンは日本人が大好きで、日本人の彼女の写真や、他の日本人からの手紙やメッセージを見せてくれた。

 

 

ノートには、何人もの日本人が

「彼はとっても親切にしてくれました。彼は信用して大丈夫です。」と言うようなことを書いていたから、

 

 

それで私達も彼らのことを信用してチャイを飲みにCHIT CHATに戻ることにした。

 

 

彼らはチャイを3つ頼んだ。

 

 

ジュンと「もし睡眠薬とか入れられてたら怖いから、どっちかが先に飲んで大丈夫だったらもう一人も飲もうか。」

 

 

って相談してたら、ディヌが3つのチャイを4つのグラスに分けて混ぜ混ぜになったからホッとして飲んだ。

 

 

インドの話を色々聞けて良かった!

すっかり仲良くなって、明日も遊ぼうと言う約束をして帰ってきた。

 

 

楽しい1日だったなニコニコ

 

 

さて、この二人は本当に良い人なんでしょうか???

 

続く。