1999年2月大学4年生の頃の話です。

 

 

今日はアグラで終日自由行動の日。

タクシーをチャーターして、アグラから50キロの所にあるマトゥラーと言う街に行ってみることにした。

 

 

マトゥラーはクリシュナの生誕地とされていて、ヒンドゥ教の7大聖地の一つ。

 

 

クリシュナってこんな神様。

画像はこちらからお借りしました。

 

 

今日はヨネスケ似のドライバーが迎えに来た。

昨日のドライバーとは全然違って無口で走り屋だ。

 

 

マトゥラーに到着すると、まずクリシュナを祀った寺院を見学した。

白い大理石でできたお寺で、とても美しい。

 

 

それから街の中心に向かってもらったけど、巡礼者たちなのだろうか、物凄い人の数で車が進めない程だった。

 

 

ヤムナー川の近くで降ろしてもらい、(全く覚えてないけど、ここにもバラナシのようなガードがあったみたい)

15時半にドライバーと約束をして別れた。

 

 

外国人観光客で溢れ返るアグラと違ってここはあまり外国人が来ないのか、

マトゥラーの人たちはうちらが珍しいようで、めちゃくちゃジロジロ見てくるけど、

 

 

殆どの人は好意的で、子どもたちはみんな笑顔で「ハロー」と声を掛けてくれる。

 

 

お土産の客引きも来ないし、うざい人が寄ってこなくて歩きやすい。

 

 

途中で4ルピーの指輪(10円ポーンどんな指輪よ??)を2個買った。

そこのおじさんは英語が全く通じなかったけど、笑顔が素敵で心は通じた。

 

 

ずーっとずーっと後をついてきて、私達が振り返って目が合う度にニコーッてかわいい笑顔を見せる子供が居て、

余りにもかわいいからお菓子を買ってあげて、一緒に写真を撮った。

 

 

マトゥラーの街は古くてとっても雰囲気がよくてすごく気に入ったラブラブ

 

 

ヒンドゥー教のポストカードとカレンダーと、インド女性のオシャレには欠かせないバングル(ブレスレット)を購入した。

 

 

それを持ってブラブラ歩いていたら、そこら中に居た猿の一匹が突然ジュンに襲い掛かってきて、

ビニール袋を引き裂いて道にバングルをぶちまけられてしまったガーン

 

 

食べ物が入っていると思ったのかな、

猿怖い〜!!油断は禁物!!怪我しなくて良かった〜。

 

 

ドライバーと合流してから、マトゥラー博物館にも寄ってもらった。

画像はこちらからお借りしています。

 
マトゥラーとその周辺から掘り出された国宝級の仏像の数々が展示されていたけど全然面白くなかったアセアセ
私には価値がわからん。
 
 
アグラまでの帰り道の休憩で瓶コーラを頼んだら、ビビるほど汚いストローが出てきたチーン
 
 
瓶も汚くて口を付けるのが抵抗あるし、
かと言ってこの汚いいつから放置されてたかわからないようなストローも抵抗ある。
 
 
迷った挙げ句、ストローを使うことにした。
うん、美味しい!大丈夫大丈夫。と、自分に言い聞かせる。
 
 
ドライバーにホテルまで送り届けて貰い、夜ご飯の時間。
 
 
ピザハットに行こうってずーっとずーっと歩いて探してたけど全然着かない。
 
 
リキシャのお兄さんに聞くと「反対側に来てるよ」と言われて、乗せてもらうと、
何とピザハットはホテルの隣だった!!!情けないアセアセ(私は今でも地図がめちゃくちゃ苦手だけどきっとジュンもだったんだな?)
 
 
全くインドらしくない、パスタとピザとペプシで夜ご飯を済ませると、さっきのリキシャのお兄さんが店の前で待っていた。
 
 
「バザールに行こう」ってしきりに言われて(コミッションが入るからね)
 
 
「ノーバザール!!」って断ってたんだけど、
 
 
「勉強になるから。」とほぼ無理やり絨毯屋さんに連れて行かれた。
 
 
作り方とか色んなことを教えてくれて、一回やらせてもらったりして、ペルシャ絨毯の価値がわかったし結構面白かった。
 
 
ジュンは小さいのを一枚買い、私は何も買わなかったけど、行ってよかったかな。
 
 
リキシャのお兄さんはとっても爽やかで感じのいい人だったから、言い値の倍払うとすごく喜んで帰って行った。
 
 
今日は大きなトラブルもなく楽しい1日だったな。
マトゥラーの街はとっても素敵だったキラキラ
 
 
続く。