1999年2月大学4年生の時の話です。
今日はインド最終日。
朝9時頃 チェックアウトして、ガンガーに向かった。
聖なるガンガーの水が入った銅?で出来た小さな壺をお土産に買った。
おじさんたちが沐浴してるこの聖なる水ね。
“ガンジスの水は決して腐らない”と言われるけど、
日本に持ち帰ってしばらくしたら蒸発しちゃったから真偽の程は不明。
通販でもガンガーの水、買えるらしいよ。
最近のは袋に入ってるんだね!
ガードに腰掛けて暫く待っていると、
昨日知り合って待ち合わせをしていた日本人の男の人がやってきた。
昨日のお店が美味しかったからまた行こうって言ってたんだけど、
バラナシは細い迷路のような路地が続いてるからわからなくなってしまった。
諦めてオートリキシャに乗って別のレストランへ。
フライドヌードルにフライドライス、プラオ(インド風炊き込みご飯)、
ナンを頼んだら、量が多すぎてプラオを殆ど残してしまった。
インドに居るのに殆どカレー食べてないな。
「インドの学生と喋ってみたいよね」ってことになって、サンスクリット大学に向かった。
3人でサイクルリキシャに乗ったものだから、ギューギューだった。
通りかかる子どもたちがみんな「ハロー!」 って声を掛けてきてとてもかわいい
サンスクリット大学に到着すると、土曜日だったせいか全然学生が居なかった。ガックリ。
取り敢えずコーラでも飲もうか、と看板にコカコーラの文字と絵が沢山描いてあるお店に入ったのに、
「コーラはない。ペプシならある。」と言われた。
インド人にとってはどっちも同じなの?
まぁうちらもどっちでも良かったけどね。
その日本人の男の人はあと一ヶ月半インドを旅すると言うから、
食べなかったさんまの缶詰、ツナ、お粥、マスク、薬をあげてバイバイした。
14時頃オートリキシャに乗って空港へ、バラナシからデリーへ、そしてデリーからバンコクに寄って無事に日本に帰ってきた。
私もジュンもすっかりインドにハマり、何よりもジャイプルで友達になったローシャンとディヌにまた会いたくて、
帰国してすぐにデリー行きのエアチケットを取り、翌月またインドに向かったのだった。
その時の話はまた今度。
結局彼らはいい人達だったんでしょうかね?
初めてのインド旅行のお話はおしまい。
私の初々しい姿、面白かったですか?
この時は4つ星、5つ星ホテルに泊まっていた私が、
そのうちチェックインと同時に自分でシーツと枕カバーを洗わないといけないようなきったない宿でも平気になり、
カレーは手で食べ、お尻も手で拭き、インド人との喧嘩にも負けないような強く逞しいバックパッカーに成長していくのでした。
2007年に両親が来た時に泊まった5つ星ホテルと、