1999年卒業旅行の続きです。
ローシャンにとって私たちは本当に友達だったのか、それともただのカモだったのか、
彼は善人だったのか、そうじゃなかったのか今でも謎のまま。
日本人のカモを見つけては相手を怯えさせて力ずくでお金や物を奪い取るのは、サリムのビジネスのやり方。
(ビジネスって言うかほぼ犯罪だけどね)
終始親切にしてあげることで相手に好かれ感謝され、他の日本人にも信用され、
結果的には沢山のお金を手に入れるのがローシャンのビジネスのやり方だったのかもしれない。
でも彼がビジネスだと思っていたとしても私達は1つも嫌な思いはしていないし、
楽しいことだらけで、お金だって自分が払いたいと思ったから気持ちよく払っただけ。
ローシャンが連れて行ってくれた布屋さんでは、今から思うとかなり余分に払ったなと思うけど、
その時まだよく物価がわかっていなかった私達が、
その布を見てそれだけのお金を出す価値があるくらい素敵だと思ったから買ったわけで。
布屋さんにとってもそれがビジネスであって、騙したわけではない。
だから、ローシャンには私は悪い印象は全然なかった。
でも、それから5カ月後に、ジャイプルに長期滞在していたスティーブを追いかけてタイで再会した時ローシャンの話になると、
「まだあいつのこと信じてるのか??あいつらが旅行者を騙してるのをオレがこの目でどれだけ見てきたと思う???」
ってめちゃくちゃ怒ってて、
「でも私達は別にローシャンに何も嫌なことはされてないし、彼はいいひと・・・」
「まだそんな事言うのか!オレの言うことが信じられないのか!!!」
って喧嘩になりそうだったから
「わかったわかった、スティーブを信じるよ。」
って言ってその話は終了した。
スティーブの話は本当なのかもしれないけど、私は嫌な思いをしてないんだから騙されたなんて思ってない。
で、今書きながら初めて気が付いたんだけど、
ローシャンは、私のこのめっっちゃ楽しくて幸せな人生のキーパーソンだったんじゃない???
一度目のインドでもしも彼らが声を掛けてこなければ、ただ観光地をサラッと周るような旅行で終わっていて、
インドの魅力に気が付かずもうそれっきり行ってなかったかもしれない。
もし二度目のインドに行ってなかったらスティーブにも出会ってなくて、英語も話せるようになってなかったかもしれない。
ローシャンに出会ったからこそ二度目のインドに行ったわけだし、
二度目の時もローシャンに良くしてもらったからこそもっとインドが好きになってまた行こう!ってなったわけで、
三回目がなければ私は大切なソニアちゃんにも出会ってなかったし、
ソニアちゃんに出会っていなければ、天職だと思っていた保育士にもなってなかったし、
大好きなインドのパパやママにも、
インドで知り合って今も大切にしている大好きな友達たちにも出会ってなかったかもしれないし、
世界一周にも行ってなかったかも!!
たった一人との出会いがその後の人生やいろーーーーーーーんな人との出会いに繋がってる。
そう考えたら、ローシャン!!
善人じゃないにしても、キミは恩人だ!!!
あーもう今感謝しか無いわ!!笑
またいつかローシャンに会いたいな。どうしてるのかな~。 (ディヌは別にいいや。)
以前、語学学習アプリDuolingoの紹介をしたところ、何人かの方が「私も始めてみました~。」ってコメントをくれました
皆様まだ継続されているでしょうか?
私は先週最後のダイヤモンドリーグに到達し、何とか三位以内で終わらせたいとせっせと勉強していたんだけど、
せっかく1位になっても寝てる間とかご飯を食べてる間にあっという間に抜かされてたりして、
他のことをしたいのに、「あ、今やらないとまた抜かされる。」ってDuolingoに縛られる生活
ランキングと語学力は全くイコールではないし、
今後はリーグもランキングも一切無視して自分のペースでやっていこうと思う!
でも最近追われるように勉強していたお陰か、スペイン語のPodcastも急に聞こえるようになったよ効果は出てる
今更ながらにほんブログ村の
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ダンニャワード!!
ありがとうございます!!