インフルエンザ新薬の点滴 | 代替医療師Vanillaのブログ

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すべての記事内容は 常に学びを重ね、日々、また年を経るごとに更新してあります。 各テーマについての最新情報は、新しい記事を参考にされてくださいね。 
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朝から サーフしていたら

とあるニュースを見つけました

おおおおおっっ

なんと インフルエンザの新薬で なんと点滴 ビックリマーク

ここまで来たか。。。。。

実は ここ2週間くらい ほんとによくメッセージを

もらっておるのです

インフルだと 診断されましたが タミフルとっていいですよね はてなマーク

ですとか

リレンザは 必要ですか はてなマーク


以前のノロの記事も 今一度 読み直して欲しいなぁ

インフルエンザも ウィルス ですからね

これらの 薬は じゃ内服だからいいの ってことに

なりかねないので そこも心配になりますが よ~く

考えてみたいねぇ えへへ…


 
まずは 記事 貼っておきます

すでに2010年に 認可されている。。

気になるところは 下線もひいて 赤色にもしてみました


これ→ インフルエンザ治療薬に新薬「ラピアクタ」が登場!

以下 転載 **************

1回の点滴で、タミフル5日分と同じ治療効果? 注目の新薬の内容とは
2010年1月13日、塩野義製薬の「ラピアクタ(一般名:ペラミビル水和物)」という抗インフルエンザウイルス薬(インフルエンザ治療薬)が承認されました。

このラピアクタは、これまでのインフルエンザ治療薬であるタミフル内服薬(オセルタミビル)、リレンザ吸入薬(ザナミビル)、シンメトレル内服薬(アマンタジン)と異なり、点滴での使用になります。

2010年1月20日現在、ラピアクタは、まだ成人の承認のみで発売はされていませんが、新型インフルエンザの世界的流行を受け、非常に速いスピードでの承認となりました。(日本では新薬は、治験終了後に承認申請をされ、製造販売の承認を取り、それから保険適応の薬価収載を経て発売に至ります。ラピアクタは、承認をとった段階なので、これから数か月で発売になると予想されます。)

また、ラピアクタの成人の治験は、日本、台湾および韓国で実施し、主に季節性のインフルエンザを対象に行われています。一方、小児は、新型インフルエンザを対象に行われています。小児の申請は、年度内(2010年3月末)を目指しているとのことです。

ラピアクタ使用の制限・メリット

前述のように、ラピアクタは点滴なので、医療機関内での使用となります。入院の場合は入院時、外来診療では外来の処置室のベッドなどで点滴を受けることになると思います。

成人の場合は、1回の治療でラピアクタの点滴を1回投与することになりますが、1回の点滴でタミフル5日分(2錠×5日分)とほぼ同等の治療効果があるとのこと。

※原則的に1回の使用ですが、重症例など回数や量は、医師の判断になります。

治療が点滴1回で済むので、薬の飲み忘れや気分が悪く服用できないといった服用漏れを防げる他、子どもの場合は薬が飲めない、飲ませづらいといった悩みにも対応が可能になると思います。

ラピアクタ使用における注意

ラピアクタ点滴のタイミングは、症状発現から48時間以内。早めの受診が必要です。発表資料によると、症状発現から48時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていないとのこと。

なお少し専門的になりますが、この薬は腎臓から排泄されるため、腎臓が悪い方は薬の作用が強くなってしまうことがあります。腎臓の病気がある場合は、そのことをすぐに医師に伝えるようにしましょう。腎臓の病気を自覚していない人も、普段からむくみがひどいなど、異常を感じる点があれば医師に相談の上、検査を受けることをお勧めします。

ラピアクタについては、今後新しい情報が入りましたら、また情報を更新していきたいと思います。

ラピアクタ(一般名:ペラミビル水和物)の製品概要
■ 一般名
ペラミビル水和物(Peramivir Hydrate)
■ 効能・効果
A型またはB型インフルエンザウイルス感染症

承認時における安全性評価対象例968例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は239例(24.7%)に認められた。主なものは,下痢56例(5.8%),好中球減少27例(2.8%),蛋白尿24例(2.5%)であった。


いま猛烈に インフルエンザが流行っている現状にも

いささか おかしいよなぁ と 先週もそのことで

生徒さんと話していたところです


まず 認可があまりに早すぎる これは 絶対に何か 裏が

あると 私は踏んでいるので 背景を 調べちう

アメリカ 絡んでるはずな 気がする。。。。



それに いつもの メリット・デメリットを考えようね という

観点からも これだと 副作用率があまりに高い 得意げ

2010年に認可されているのに なぜ今になって プッシュ

されているのかなぁ

薬の寿命もあるしねぇ どこにポイントがあるのかな


この薬の塩野義製薬によるリサーチ結果はこちらです

こっち ラピアクタ 点滴用


9ページの 治療に関する項目を 必ず眺めてみて

欲しいなぁ <<以下抜粋転載

効能効果に関連する 使用上の注意

1. 本剤の投与にあたっては,抗ウイルス薬の投与が A 型又は B 型インフルエンザウイルス感染症
の全ての患者に対しては必須ではないことを踏まえ,患者の状態を十分観察した上で,本剤の
投与の必要性を慎重に検討すること。
2. 本剤は点滴用製剤であることを踏まえ,経口剤や吸入剤等の他の抗インフルエンザウイルス薬
の使用を十分考慮した上で,本剤の投与の必要性を検討すること。
3. 流行ウイルスの薬剤耐性情報に留意し,本剤投与の適切性を検討すること。
4. 本剤は C 型インフルエンザウイルス感染症には効果がない。
5. 本剤は細菌感染症には効果がない。[「Ⅷ.6.重要な基本的注意とその理由及び処置方法」
の項参照]



その解説として 以下も書かれてありますよ



(解 説)
1. インフルエンザウイルス感染症は,感染後 1 ~ 4 日の潜伏期間を経て突然の発熱,悪寒,
戦慄,頭痛,筋肉痛,食欲不振等の臨床症状が発現する疾患である。これらの症状の程度は
個人差が大きく,典型的なインフルエンザウイルス感染症の症状を呈する場合もあれば,症
状が軽微あるいは全く出ない場合もある。また,基礎疾患のない患者の多くは,特に治療を
行わなくても約 1 週間で自然治癒する。
したがって,自他覚症状の程度や患者背景等を考慮し,本剤の必要性を慎重に検討した上で
投与を開始すること。



そして 最後の方に 安全性や副作用についても

もちろん記載がありました

簡単に みなさんにも分かるところで 重要なところは


Ⅷ. 安全性(使用上の注意等)に関する項目
( 印:2010 年 10 月改訂)
1. 警告内容とその理由
【警 告】
1. 本剤の投与にあたっては,本剤の必要性を慎重に検討すること。[「効能・効果に関連す
る使用上の注意」の項参照]
2. 本剤の予防投与における有効性及び安全性は確立していない
(解 説)
1. インフルエンザウイルス感染症は,感染後 1 ~ 4 日の潜伏期間を経て突然の発熱,悪寒,戦
慄,頭痛,筋肉痛,食欲不振等の臨床症状が発現する疾患である。これらの症状の程度は個
人差が大きく,典型的なインフルエンザウイルス感染症の症状を呈する場合もあれば,症状
が軽微あるいは全く出ない場合もある。また,基礎疾患のない患者の多くは,特に治療を行
わなくても約 1 週間で自然治癒する。したがって,自他覚症状の程度や患者背景等を考慮し,
本剤の必要性を慎重に検討した上で投与を開始すること。
2. 本剤は,インフルエンザウイルス感染症の予防効果を評価するための臨床試験は実施してお
らず,予防投与における有効性及び安全性は確立していない。




あと いつも セミナーではお話しておりますが

異常行動に関しても 明記があります

これに関しては 私なりの意見があるのですが これは

セミナーでお話させてもらっております


(1) 因果関係は不明であるものの,本剤を含む抗インフルエンザウイルス薬投薬後に異常行動
等の精神・神経症状を発現した例が報告されている。小児・未成年者については,異常行
動による転落等の万が一の事故を防止するための予防的な対応として,本剤による治療が
開始された後は,①異常行動の発現のおそれがあること,②自宅において療養を行う場合,
少なくとも 2 日間,保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについ
て患者・家族に対し説明を行うこと。なお,インフルエンザ脳症等によっても,同様の症
状があらわれるとの報告があるので,上記と同様の説明を行うこと。


そして やはり見ておいて欲しいのは こちらです


(1) 重大な副作用
白血球減少,好中球減少(1 ~ 5%未満):白血球減少,好中球減少があらわれることが
あるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処
置を行うこと。

ちゃんと 重大な副作用と書いてありますよビックリマーク

自然治癒する可能性があると 何度も繰り返し

この説明書にもきっちり記載のある中で 見えてくるメリットってなんでしょうか

そのあやふやな メリットを受ける為に この重大なデメリットを

受けることになるんだよ

白血球と 好中球の減少があれば ここで弱って 今度は

細菌の病気になる可能性は 高くなるよね

自分の持つ 細菌と闘う力を温存させておけば 

インフルにかかっても1週間で自然治癒し その後 

細菌の病気にだって自分で対応出来るでしょう

項目(73)の インフルエンザの病型分類の表が

何を 意味するのか ちょいっと 考えてみようか


免疫学を 受けた人は ここが読み取れるように なっている

はずなんだけどなぁ 免疫学5と6で しっかりここは

勉強しなおしますっ 


腎機能に関しては 疑いの余地なく 副作用があるってことは

これに目を通せば よく分かりますなぁ

しかも。。。副作用例は たったの11例しか挙げてないし ビックリマーク

さすが スピード認証です DASH!



以下は 以前も紹介しました ドクターのブログ

もちろん 西洋医学のお医者様ですが 慎重で

辛口 常に 彼の視点で患者を考え 記事を書かれております

全てに 同意というわけではありませんが 私は非常に

好きなブログです 医師の視点を勉強する 参考

のひとつにしています



6号通り診療所所長のブログ

やじるし 点滴用抗インフルエンザ剤「ラピアクタ』を考える




最後に この「ラピアクタ」を 私が 嫌な感じだなぁと思う

一番の理由は 血液にはいるから ビックリマーク

どのセミナーでも いつも口を酸っぱくしてみなさんに

唱えているのは まずは 血液 だよっ って

健康を考えるのなら 「血液」 なの


そもそも インフルエンザのウィルスは 鼻から口からはいってくる

でしょう?

点滴じゃ 経路違うしっ

そして 血液にはいれば 脳にはいかないのか 胎盤通過はないのか

ほかもろもろ 必ず 懸念することです



66ページの  4 分布に


(1) 血液-脳関門通過性
該当資料なし
(2) 血液-胎盤関門通過性
該当資料なし

とあるのです。。。。 つまり わかっていない。

ラットの試験では ダメだよ と私は思うよ


脳にはいったら どんなことが予想されるんだっけ はてなマーク

赤ちゃんには影響は はてなマーク




少なくとも その臨床のひとりに 私はなりたくないなぁ

待ちたいなぁ

いや きっと 私は一生 打つことはないと思いますが

打ちたい人は せめて もう少し 待った方がいいんじゃないはてなマーク

新しいものほど 待った方がいい


2010年に 認可されていて なぜに 今頃

大々的に ニュースにしてあるのかとかさ 今 インフルが

流行りに 流行っているこの状況で っとか

いろいろ 考えてしまうのは 私の 癖ですなぁ

うううむ。

どう思うかな 


参考:

塩野義製薬の添付文書
医薬品医療機器情報提供サービス ホームページ


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