修業の旅、-仙台・竹駒神社でのことを書かなきゃと思いながら、日は過ぎていき・・・
きゃー大変。
中々時間撮れなくてブログをゆっくり書く時間がなくてスイマセン。
今、むくっと起き出して、深夜からごそごそと作業し始めているところです。(汗
この日の内容は長文になります。
3月1日・・・
その日は朝、カーテンを開けるとすでにお天気は雨模様。
スマホで天気予報を見ると、降水確率が80%となっていて、一日中雨の予定でした。
「あーあ、せっかく仙台まで来たのに、雨になっちゃったね。」と、師匠はちょっと残念な感じの声で言いながら・・・
私も「そーですねー。今日は一日雨っぽいですねー」と答え・・・
「じゃぁ、こっち座って」と、師匠に言われるまま、窓際の茶飲み用テーブルの椅子に腰かけると、「お経読んであげるから、聞いててね。今日はゆっくり読むから」と、経典を手に、師匠が観音経を読み始めました。
私は難しい観音経を上手に読めないので、師匠のお経をスマホで録音しておくことにして、スイッチオンしておきましたよ。
師匠のお経・・・ゆっくり読むといいつつも、私が真面目に早口で読んでいる時と同じようなスピードだし。いつもは、もっと早くて耳がついて行けなかったりします。
師匠にとってはゆっくり読む方が難しいらしく、3度ほど噛んでましたよ。
観音経から、般若心経まで約9分程。(ちなみにいつもは5分程で読み終わっちゃう超スピードなの。師匠曰く、ゆっくり丁寧に読もうが、超スピードで読もうが、その効力には違いがないのだとか・・・。
「早く読んでも、気持ちが入っていて、自分と相手の神仏の間で気持ちが通っていたら、スピードが速かろうが遅かろうが、一度のお経の効力は変わらないんだよ」との事です。
お経を読み終えると、お空の様子を見ながら
「今日はこれから・・・ラッキーだったら晴れるよ」と、師匠は仰いました。
「えー、まさか、天気になーれのご祈祷のお経だったの?」
「ふふーん。どうかなー。前にも一度、神様にお願いして天気変えてもらったから、やってみたけど、これだけは神様次第。」なんて師匠は言っていました。
私は「そうなんですかー。晴れると良いですねー♪」と、まぁ、当たり障りないお返事を選びながら師匠との会話をしつつも、実は心の中では、『へー。でも、スマホでお天気状況のアメダス見ても、日本中雨っぽいし、そりゃー、むりなんじゃね?』と、思っていました。
そして・・・、車で竹駒神社に向かい、到着。
師匠は二か月に一度、東京からわざわざ、この神社に来ているそうです。
ここで、ご自身の商売繁盛のご祈祷をしていただき、その他、ご縁があった方で商売を応援して差し上げている相手の為に、お守りを購入しているんだそうです。
竹駒神社の受付で、ご祈祷のお申込みをしている時、受け付けのお姉さんが「今日はこれから、月初めの祈祷がございますので、その後からのご案内がになります。いつもなら、すぐお通しして皆さんのご祈祷をさせて頂くのですが、月に一度の決まった神事なので、申し訳ありません。その間、待合室でお待ちいただけますか?」と仰っており・・・
師匠が「その月に一度のご祈祷ってのは、見学とかさせて頂くことは出来ないんですか?」と尋ねて下さいました。
受付のお姉さんは「別に、構いませんけど、いつもお客様にやってるご祈祷とは違って少し長いですし、寒いので、待合室で待たれていた方が良いと思いますよ」と気遣って仰って下さいましたが、師匠は「せっかくなので、ぜひ見学させて頂きたいです」と申し出て下さいました。
「月に一度だけのご祈祷に間に合ったのも、ご縁だしね、それを見学させて頂けるなんて、みこっちゃん、ここの神社にも大歓迎されているだねー。良かったねー。」と喜んで仰って下ささいました。
私も「そうですね!また、ここでも、ご祈祷でお出迎えして頂いちゃいましたね♪」と二人で喜んでおりました。
そのご祈祷が始まるままで、まだほんの少し時間があったので、待合室に通され・・・それからすこしして、本殿へご案内してくださいまして、月初めのご祈祷を一部始終、しっかりと見学させて頂きました。
終了後は、師匠含む、ご祈祷を申し込んだお客様たちの為のご祈祷が執り行われるわけですが、それまでまた少し待ち時間があり、再び待合室で待たせて頂くことに・・・。
そして、待合室でくつろいでいる時に、お手洗いへ行ってくると言って部屋をでたくまポン師匠が、明るい声で私を呼びに来て
「みこっちゃん、みこっちゃん、こっち来てごらん。」と喜んでいます。
何かなー?と、呼ばれる方へ行ってみると、師匠は窓から空を眺め「ほら、晴れちゃったよ。雨降ったままで雲だけかどっか行っちゃった感じ」と。
「あ、ほんとだ―。凄いね。師匠のご祈祷のお経が効いちゃったのかなー。」
ここでも私の心の中では、まぁ、たまたま、偶然晴れたんでしょうけど、師匠のご祈祷のお経のおかげで晴れたー!とか言っとけば、とりあえず師匠も喜んでくれるだろう。と、実は思っていました。
そして私は「お空の写真でも撮りに行ってくるねー。」と言って、もう少し窓の大きな方へ行き、お空の画像を撮ろうとしましたが、大きな窓の方からの眺めは、まだ雲が覆ってるようなところしか見えず、断念。
そうこうしているうちに、ご祈祷のお時間ですとのお呼びがかかり。私は、師匠の同行人ってことで一緒に本殿へ入らせて頂き、一緒にご祈祷を受けさせて頂きました。
ご祈祷と言えば、お寺のお護摩くらいしか受けたことがない私。お寺だとほら、まともにお札を作ってもらうほかに、護摩木に願い事を書いて燃やしてもらう200円~300円くらいだけで、参加できるってやつもあるし、気軽に参加できるようになっていますからね。
神社でのご祈祷は、いつも参拝に行った時に、本殿でご祈祷を受けている人のを外で聞いて喜んでいたくらいで、本殿の中へ入ってまともにご祈祷を受けた事って、無かったんですよ。
これで、商売繁盛出来るなら、私も、本業を再起動し始める時に、やってもらおう!と思った次第。
さて、この日の目的の一つを終了。
あとは、師匠に助けて頂いた私の友人のお店用に、師匠がお札を作ってくれるとかの作業に取り掛かるわけですが・・・外に出ると、もうすっかり晴れ模様になっていました。
私はてっきり、この神社でお札を購入するものだとばかり思っていたのですが、ちょっと違うようです。
まずは、この神社のお守りを購入。そのお守りを使って、そのお守りの中に師匠流のやり方で魂入れするのだそうです。
本当はお稲荷さんの写真とか、取りたかったのだけど、師匠は、「直接カメラを向けるのはやめといた方がいい。お稲荷さんはとてもデリケートだから、少しでも気に障るようなことはしないにこしたことはない」との事で、写真は写すのはやめときました。
「ここのお稲荷さん、ほら、僕が助けて差し上げたお稲荷さんはここにいる二体だよ。」
といって、師匠は、お稲荷さんを優しく撫でて差し上げていました。
ちなみにこの画像は、竹駒神社@Wikiから拝借したもので、現在のと形も違います。
現在のものは師匠が奉納したものが祀られています。
『うん』の狐さんは、よく見ると、母狐で、お腹に小さな赤ちゃん狐がいて、お乳をのんでいます。
とても可愛いくて、癒されます。
ここでの、お稲荷さんへの参拝の仕方は、普通とは違うやり方で、このやり方はブログには書かないでね。と言われてしまったので残念ですが、伏せさせて頂きます。スイマセン。
「僕は仕事が忙しいから、忙しい時でもみこっちゃんが僕の代理で来て貰えるように、特別、見せてあげるから、しっかり覚えてね。」と言って、いつもお世話になっているお礼と、お守りの中にお稲荷さんに入って頂く為の作業を行っている作業の一部始終を、隣でしっかり見させていただきました。
このやり方は、お稲荷さんだけではなく、他の神様もみんな応用できるやり方だからね。との事で・・・
お守りへの魂入れが終わると、「はい、これ、ビマーサに届けて、裏鬼門になってる出入り口と、店内の調理場に貼ってもらってね。そして、こっちはみこっちゃんの分ね。と言って、お守りを3枚渡されました。
「はい、これで、本日の目的は全部終了~。あとはゆっくり、神社内の神様にお参りしたり、境内をお散歩してこの場の空気をしっかり頂いてから帰りましょう」と言って、境内をブラブラすることに・・・。
神社のお庭で、もう、すっかり晴れ渡った空を眺めながら「やばいですねー。師匠のお経でこんなことになるとはー!」と、リップサービスのつもりで喜んで見せると、師匠も上機嫌。
私は、あ、あの雲、なんか龍みたい。と言って指さし、「あわわ。無理やり天気を変えられているからか、雲の動きが速すぎて、雲の形があっという間に崩れていくーーー。写真撮らなきゃ、あぁぁ、龍さんちょっと待って、止まって止まって、崩れちゃやーよ。」
と、言いながら慌ててスマホで写真を撮りましたが、龍の形はあっという間に変わってしまい、まともに取れませんでした。
そして、雲は目まぐるしく形を変えていくのですが
そして、今度は、
「あぁ!師匠!観て下さい!狐がいる!お母さん狐だよ。子狐かかえて、すごーいすごーい!」
と喜んでいるうちにも、どんどん形が変わって行きます。
写真にとれたのは子ぎつねの方だけ。
(T_T)
本当は、この子狐の上にある雲は、子狐を優しく見つめている母狐の形をしていたんです。
尻尾もあって、首が下の子狐をのぞき込んでいるような形だったんですけど、あっという間に、ただの雲になってしまいましたが、子ぎつねももっと狐の形をしていたのに、かろうじて、狐っぽいのがなんとか伝わるかなー?って程度のものしか取れず、残念でしかたがないです。
(T_T)子狐に見えますか?
え?見えない?それは残念・・・。
私も師匠も、狐さんが形を変えてお空の中で溶け込んでいってしまうまで、ずーっと見送っていました。
そして、師匠が空を見て言いました。
「今日は凄く珍しいなー。大日如来様が降りてきているよ。如来が降りてくるなんてことは滅多なことではないのに・・・」と仰いました。
「え?そうなんですか?大日如来様が降りてきてるの?やっぱり私たち、今日は歓迎されてるのかなー。」なんて言いながら、私は、半信半疑のまま、お空の太陽を見つめながら・・・
「わーい!大日如来様―!」と太陽に向かって手を振ってみたりしたんです。
勿論、これも喜んでる姿を見せるという、師匠へのサービスのつもりだったんですよ。
ところが、私が手を振った瞬間、太陽が急激に大きくなり、もう2倍以上の大きさになるまで光が強くなり、気温まで一気に急上昇したんです。
「えぇ?!何これ!!大日如来様が答えてくれた、すご!マジ凄すぎ!うわわわ!太陽あつーい!!きゃー凄い。本当に大日如来様降りてきてるー!!」と手を振りながら私は大騒ぎ!!
私が手を振っていた間、ずっと太陽がガン射状態で、輝きを増していました。そして、手を降ろすと、太陽は元の大きさに戻り・・・・
「えー、今の、ほんと凄いね。偶然かな?」
と私はまだ半信半疑です。
そして、もう一回、ちょっとだけ、ちらっと手を振ってみましたが、何も起きません。
おまけに「大日如来様―」と言葉をつけたら・・・
うわ!また来た!
と光が大きくなって答えてくれました。
何度も呼ぶのは失礼な気がして、すぐ手を下しました。すると、太陽は元の大きさに戻り、気温も、もとに戻りました。
私は大興奮していました。
だって、宇宙にある太陽が、地球上にいるたった一人の私が手を振っただけで、輝きが増すとか、そんなファンタジーをリアルに体験してしまったんですよ。
「師匠~、すごいですよー。本当に歓迎して下さっているんですね。師匠の朝のお祈り、本当に効いてたんですね!!」
と、最初は半信半疑だったというか、殆ど本気にしていなかった私でしたが、この時にはすっかり師匠のお祈りを完全に信じてしまっていました。
「そうだねー。嬉しいね。それに、今まで龍の形の雲が現れてくれるのは何度も体験したことあるけど、狐さんは初めてだなー。みこっちゃん、昨日の大阪から今日も、ずいぶん神様に歓迎されているんだと思うよ。」
「えーそうなんですか?あれは完全に師匠が来てくれたことを喜んでくださっているんですよー。」
あ、そうだ、と思いついたように師匠はスマホをだして、「みこっちゃん、ほら、見てみて!」お天気アプリをチェックして私に見せてくれました。
その画面には仙台を境に、雨雲が押しやられてる様子が映し出されています!
「こ、これはまさに、神通力・・・。」と私。
「あーあ、やっちゃったー。師匠。
こ、この方は、本当に神の力をお持ちなんだ・・・と、改めて痛感。
「でもなー、大丈夫かな」と師匠がなにやら不安げな声で言いました。
「え、何か?」
「天気を変えるってのはね、陽の力が働くってことで、その影響で陰の力も動くこともある。以前も一度、試しに天気を変えるように祈ってみたら、一気に晴れて、その後、神様に言われたの。『今回は代わりに10人の命を貰うよ』ってね。」
「ギョ!!それは怖い!神様がそんなことを言うんですか?で?誰か死んだの?」
「うん、まぁ、テロ団体の中の人がね。ニュースで見てビビった。一応は悪の命を持って行ってくれたんだけど」
「なんだ。テロ起こした奴ならいいじゃん」
「神様も、ちゃんと考えてはいるようだけど、陰の命だろうが、陽の命だろうが、神から言わせれば命の価値に違いはないの。で、今回は代償に何が起こるのか、わからないから怖い。」
「そ、そうなんだ。また誰か死んじゃうのかな」
「わからない。しばらくニュースに注目しててね。神の力が働くのは1、3、6の数字でやってくるから。1日目(当日)、3日目、6日目、とか・・・
1週間目、3週間目、6週間目とか、1か月目、3か月目、6か月目とか・・・」
「うち、テレビないので、ヤフーニュースとか、注意してみておきます。」
と、まぁ、そんな会話がありました。
「まあ、そんな心配はとりあえず置いといて、今日は牛タンでも食べて東京に戻りましょう。」と、師匠は頭を切り替え、牛タンを求め、竹駒神社を後にしました。
お昼は、仙台駅構内の牛タン店を梯子して牛タンを堪能♪。
大日如来様の出来事の感動を頭にかすめながら美味しいものまで頂けるなんて、幸せ気分が止まりません。
「おいちぃ~(>▽<)師匠との修業旅行、クセになるー。ミラクルなことは起きるし、美味しいもの頂いちゃったり、温泉も良い湯だったしー。」
「幸せなことは、陽のパワーを作るからね。何事も楽しくなくちゃ」
「なるほろー。(´~`)モグモグ」
食事が終わると、お腹いっぱい幸せいっぱいな気分で新幹線に乗り・・・動き出した座席から窓の外を何気なく眺めていると・・・・
晴れ渡った空の向こうで、仙台から蹴散らされた雲たちが、こちらに入ってこれなくてせき止められている様子を目撃・・・
まるで、お天気の結界が貼られているような、そんな空模様。
「じ、神通力だ。」
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翌日早朝、くまポン師匠とLINEメッセージ。
と・・・
後日もこの話題になりましたが、急激に天候を変えたことで雲を押しやるための強風で、周囲の地方では被害が起きていたりしていたようで・・・。
「横浜では一部で桜が咲いたらしいよ、もう四月の気温だったって。」と師匠。
「雲、蹴散らしちゃいましたからね、あの勢いで雲が流れて行ってましたし、そりゃ、被害起きてもおかしくないですよね」
「だから、自然を動かすなんてことは、めったなことではやってはいけないんだと、反省しています。」との事・・・
天候のことは、自然で起きた事かもしれないし。
本当に師匠がやったことなのかもしれない。
もしこれが、本当に師匠がやったことであったなら、被害に合った方たちに本当に申し訳ないと、強く後悔をされ、師匠はもう、自分たちのエゴで自然を動かすなんてことはしない。と仰っておりました。もし、被害にあわれた方がいたら、本当に申し訳ありませんでした。
もし、この記事を読まれた方で、師匠への苦情や避難などうけてしまった場合は、わたしも、どうすればよいかわかりません。
何も出来ず、対応も対処もできず、記事を削除してしまうかもしれません。本当にごめんなさい。
そうならないように、今はただ神に祈るだけです。