HSS型HSPと発達障がいとの違い#2 ADHDセルフチェックテストをやってみた! | 好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

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こんにちは~


 

3か月でHSS型HSPの才能、強みを見つけて伸ばす「ブレーん塾」主催 

HSS型HSP研究家の時田ひさ子です。

 

 

ADHD(注意欠如多動性障害)セルフチェックテストを

HSS型HSPがやってみたらどうなる?

 

を検証してみたいと思います。

 

 

このようなことをやろうと思ったのは、

多くのHSS型HSPが「自分はADHDなのではないか?」と疑ったことがあるからです。

 

 

あなたは、「自分は発達障がいかもしれない」と思ったことはありませんか?

 

 

わたしはあります。

 

 

そして、多くのHSS型HSPが、

「自分もそうだ」と証言されています。

 

 

その理由ははっきりしています。

 

 

HSS型HSPは、

発達障がいの概念が広まる前から、

「自分はちょっと人と違う」と感じていたから、です。

 

 

だからといって、社会になじめていないわけでもないし、

頑張れば普通と同じようにふるまうことだってできる

だから、

もしかしたら自分の感じ方、受け取り方がおかしいだけなのかもしれない

 

 

と、疑っていたのではないでしょうか。

 

 

 

自分の感じ方がおかしいのか、

それとも、

新たな概念に該当しているのか?

 

 

そもそも自分は、どんな人間なのか?

 

 

それをお知りになりたかったのです。

ずっと。

 

 

それは、ことあるごとに「やはり自分はふつうの人とは違うなぁ」と

感じさせられてきたからではないでしょうか。

 

 

 

それがなぜなのか、知りたい。

 

 

 

そう強く思われるのは、

HSS型HSPがとても知りたがり屋だから、です。

 

 

アーロン先生が、2010年の論文で、

こんな風にHSS型のことを説明されています。

 

 

 


強い刺激を求める高敏感者(high sensation seekers)は、正確にいうと、新奇性
を好むのであって、危険を好むわけではない(They may like novelty, but they do
not like high risks or shocks., Aron, 2010, p.15)。

 

 

 

自分についての情報が欲しいのも、HSS型なのです。

自分についてとても知りたい。

 

 

でも、誰も教えてくれない。

誰もこの特性について詳しく知らなかったから、誰に聞いてもわからない。

だから、「発達障がい」という概念が出てきたら、

「それかもしれない」と思うのは当然ですよね。

 

 

 

それで、照らし合わせてみたら少しかぶる。

だから、「発達障がいかもしれない」と思うのだと思います。

 

 

 

ということで、

HSS型HSPのあなたが発達障がいの特性を知り、

特性を照らし合わせながら、

こんなふうに思われたのではないでしょうか?

 

 

「近い」けど「違う」と。

 

 

あ、わたしがそうでした。

 

 

近い。

だけど、違うんだよなー。

でも、

ドンピシャな部分もある。

 

 

と(笑)

 

 

 

さて、今回引用させていただいたのは、
「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト

 

 

で、本日はADHDとの照合です。

 

 

 

アスペルガー症候群との照合について書いたブログはこちら

HSS型HSPと発達障がいとの違い#1

 
 

 

【B】ADHD(注意欠如多動性障害)チェックリスト


・物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがよくある
・計画性を要する作業を行う際に、作業を順序立てるのが困難だったことがよくある
・約束や、しなければならない用事を忘れたことがよくある
・じっくり考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることがよくある
・長時間座っていなければならないときに、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることがよくある
・まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることがよくある
・つまらない、あるいは難しい仕事をする際に、不注意な間違いをすることがよくある
・直接話しかけられているにもかかわらず、話に注意を払うことが困難なことがよくある
・家や職場に物を置き忘れたり、物をどこに置いたかわからなくなって探すのに苦労したことがよくある
・外からの刺激や雑音で気が散ってしまうことがよくある

 

 



1物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがよくある

右矢印 いきなり!(ステーキ(笑))

 

詰めが甘い

 

っていうのは、これはHSS型HSPが自戒するときに言う言葉じゃないですか!!

 

そう。

 

HSS型HSPは詰めが甘い(笑)

 

でも、これは、HSS型HSPの場合はですね、

 

「予測が速い」+「予測が脳内で現実化する」→「飽きる」

 

という理由が大きいんじゃないかなーと思うんですね。

 

ADHDの「詰めが甘い」とは働きが違うかもしれません。

 

ですが、このセルフチェックテストの文言だけで判断するならばこれは「○」がつきますね(笑)

 

HSS型HSPの9割がここは「○」だと思います。

 

 

 


2計画性を要する作業を行う際に、作業を順序立てるのが困難だったことがよくある

 

右矢印半分くらいのHSS型HSPは「○」をつけると思います。

 

飛躍するのです。

 

イメージが飛躍する。

 

そのため、スモールステップでプランするということが苦手なHSS型HSPも存在します。

 

ですが、イメージが飛躍するということを自覚し、自らを律しようと努力するタイプのHSS型HSPが半分存在しますので、

そのタイプの方たちは

 

計画性を学習しているのです。

 

そのため、HSS型HSPの半分はこれに「×」をつけると思われます。

 

 

 

3約束や、しなければならない用事を忘れたことがよくある

 

右矢印7割くらいは「○」をつけると思います。

 

この約束忘れ、用事忘れは、「没頭」によって起こる場合と、

感情を扱いきれずに凹んだり自分を責めたりしている時間が長いため、

くよくよしているために用事に気が向かないという「気分下がり」によって起こる場合の2つが考えられます。HSS型HSPの場合。

 

なので、7割が「○」じゃないかなー。

 

 

 

 

4じっくり考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることがよくある
 

右矢印「よくある」というところに、抵抗あると思います。

 

じっくり考えるのが嫌いなわけじゃない

 

でも、他に考える事ややるべきことがあるので、じっくり考えることを避けるというよりも、

物理的に後にしがち。

 

つまり、目の前の雑事を片付けてしまいたいというせっかちな部分が影響して、

 

長考を避け勝ちとはいえるんですよね。。

 

そのことが嫌いでそうしているんじゃない、というところが、設問の趣旨とは異なると思います。

 

が、設問の文言だけを見たら、該当するので、4割弱くらいのHSS型HSPはここに「○」をつけるかもしれません。

 

 

 

5長時間座っていなければならないときに、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることがよくある

 

右矢印うーん。HSS型HSPの特性ではないので、これは「×」。

 

ただし、「自省的」なHSS型HSPならば「じっとしていられないことはある」という非常に自罰的な考えによって「○」をつけてしまうかもしれませんね。

 

 

6まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることがよくある

 

右矢印字面からいったら「○」をつけそう。

 

まさに、HSS型HSPは、「新奇を好む」ためです。

 

新らしかったり、珍しかったり、これまでに経験したことがないことやものに出会ったとき、

まるでなにかに駆り立てられるように(この、なにか=HSS特性ですが)、

せずにはいられなくなりますからねぇ。。。

 

「○」をつけますよね。きっと。

 


7つまらない、あるいは難しい仕事をする際に、不注意な間違いをすることがよくある

右矢印こういう聞き方をされると、内省的、自省的なHSS型HSPは「○」をしてしまうかもしれません。

 

「自分は不注意な間違いをするしな、、」という自分に対する評価が控えめであるが故に。

 


8直接話しかけられているにもかかわらず、話に注意を払うことが困難なことがよくある

 

右矢印これも、「没頭」が理由であるかもしれませんね。でも「×」かなー。

 

 

 

9家や職場に物を置き忘れたり、物をどこに置いたかわからなくなって探すのに苦労したことがよくある

右矢印これも、内省的、自省的が理由で「○」をつけるかもしれません。実際、気まぐれにものを置いたりしますし、

家事や仕事を、やりかけのものを同時進行で進めるため、

カバンの中で物が迷子になることなどはしょっちゅうです、、(て、これは私だけか)

 


10外からの刺激や雑音で気が散ってしまうことがよくある

 

右矢印過度に集中する ということは、気が散りやすいということでもあります。

 

たとえば、何かに集中している時に、テレビの音や、家族が話しかけてくることを煩わしく思いますよね。

 

また、

本を読んでいて、そこに書いてある言葉から別のイメージを連想してしまい、

 

脳内が新たなイメージにもっていかれてしまうなどということを体験されているHSS型HSPの方からのご連絡をよくいただきます。

 

このことを「気が散る」というので、おそらくこの設問には「○」がつくのではないでしょうか。

 

 

ということで、HSS型HSPがADHDチェックをしたとき、

10点中 6点前後になると思われます。

 

 

あなたはいかがだったでしょうか?

 

 

ではまた!!!