昭和40年男の車の系譜 | ぼくはグラスのふちをまわる

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昭和40年代の思い出や、酒場についてゆる~く語ります。

子供の頃のアルバムを見ていたら、恐ろしい事に気付きました。

その前に、先ずは実家の車です。

ちなみにこの子供はアタクシではありません。

なぜかというと、まだ生まれていないから。


これは母と従兄弟です。

なぜかというと、まだ生まれていないから。


そこでいきなりアタクシの最初の愛車ですが、オープンカーでした!



こんな感じで近所を暴走していたらしいです。




近所のトラックだろうがお構いなしで俺の車扱い!


上野の松坂屋だろうと


池袋の西武デパートだろうが、見つけたら最後乗らずにはいられない!

そんな厄介な子供でした(笑)

デパートに行くときはオシャレしていましたが、普段は真正の昭和の子供!



それでも幼稚園にはウルトラセブンとブースカがやって来るという、当時としてはかなり恵まれて環境でした。


遊園地でも暴走!


他の乗り物にはほとんど興味が無いという真正の車バカ!

街を走っている車の名前はトラックから乗用車まで全て分かるという、非常に無駄な能力に恵まれた子供。

この能力を勉強とか違った方向に向けていたらと今更ながら思います(笑)



そんなアタクシが一番印象に残っていたのが、このダットサン・ブルーバード 410です。


当時は不人気だったらしいんですが、この格好良さに3歳ほどで気づくとは、我ながら業の深さを感じます。


当時はこの尻下がりの欧州車風のデザインが嫌われたようですけど、この車をデザインしたのは、かのピニンファリーナですからね!


ちなみにこれは妹です!

この頃の写真はほとんどがモノクロですが、こんなカラー写真がありました。
一見おぼちゃま風ですが、靴が当時の庶民テイスト満点です。

そしてこの辺りからカラー写真が多くなりました。


これは実家の庭のプールで(嘘)




絵に描いたような昭和の子供(笑)


いつの間にか車もブルーバード 510に変わってます。


これは近所のお兄さんのダンプカーなんですけど、当時このメタリックなパープルはさぞかし目立ったでしょうね。










そんな車バカはミニカーの収集にも並々ならぬ情熱を傾けておりました。


ちなみにカメラも大好き!

そうです、恐ろしいことに気がついたのは、半世紀経っても全く精神的に変わっていないという現実にです(苦笑)


そんな不治の病に冒された男は、とうとうブルーバード410を購入してしまい、その後レストアから各種のトラブルに見舞われるという底なし沼に・・・。

これがブルーバードを購入した当時の姿です。

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それからちまちまと見えないところまでカスタマイズというか自己満足と多くのトラブルに大枚をつぎ込んだ一年でした(笑)
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もう笑うしかないというか、笑っていられないとこんな車には乗れませんね!
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でもね、こんな芸術的な造形と子供の頃の楽しかった思い出があると苦にならないんですよね。

とはいえそれもこれも変態故の・・・(笑)

我ながらつくづく業の深い人生です!