怒りは | 人生好転させ屋

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毒親育って、愛されて来ていない。手間暇、お金をかけてもらっていない。その経験から「どうせ愛されない・どうせ豊かになんかなれない」という疑いや信念を持ち、夢や希望を持てない、途中であきらめてしまう。そうした負の人生を好転させるブログ

あなたが最後に怒りを感じた場面を思い出してください。



怒りを 

・表現したか? 

・表現しなかったか? 

それはどちらでもかまいません。


怒りを感じた場面です。


相手は誰でしたか?


相手の

・どんな言葉

・どんな態度

に対して怒りをかんじましたか?


一度 深呼吸してから次の言葉を読むようにして下さい。




あなたは

ソレに対して その時

対応能力がなかったのです。

対応方法がなかったのです。


それがあなたを怒らせた理由です。


それに対する適切な言葉があれば

それに対する適切な態度があれば

それに対する適切な対応があれば


それらがその時、その場になかったから

どうにも出来なくて怒りが湧いて来たのです。


怒りはあなたが追い詰められた時に湧いてくるモノなのです。

その場を切り抜けさせるために現れてくれているのです。


怒りを発動させたくなかったら

何度も申し上げていますが

話し方教室に行きましょう(笑)



一番大事なのは

自分の痛みを把握すること。

そして、その痛みを一つでも多く癒すこと。


痛みがなくなればなくなるほど怒りの出番がなくなります。



あなた自身が小さくて抵抗力が弱かったときの出来事ほど

あなたにとって強い痛みです。

体も大きくなり

知識も増え

今となっては脅威ではないのに

当時の痛みが瞬時によみがえるので

その痛みから身を守らねば!と

今の自分には不釣り合いな過剰な態度となってしまいます。


当時の痛みが強すぎた場合

一瞬で圧倒されてしまい怯えるだけになってしまう事も

やられっぱなしになってしまいます

怒りで身を守ることもできません

完全に自分より弱いと思える相手だけに怒りを発動して自分の力を感じようとしたりします。

幼児や動物虐待などがその例です。



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心の痛みは癒すことがとても大事なのです。

日本ではあまり普及していませんが


アメリカなどは戦地から帰って来た兵に対して

帰国後、戦地での痛みを癒すことは権利として保障されていたりします。

どうも最近はそれを政府が放棄しているようで約束が違うと問題となっているようです。


アメリカでカウンセリングが普及したのは

ベトナムからの帰還兵の態度が社会問題になったからでした。

その時に政府がメンタルケア(カウンセリング)を取り上げたのがきっかけです。


イギリスでは、自尊心の欠如から会参加出来ない人からも税金を徴収したいという目的で

メンタルケアを導入しています。

自分に自信を持ち、社会の中で活発に活動することが景気を良くし税収をUPすると考えてのことです。

イギリスでは結果が早く出るという事でセラピーの手法が取り上げられています。


日本ではメンタルケアに対して好意的ではありませんが

海外では拒む人に対して好意的ではありません。

その結果がどうなるかが定着しているからです。


私はよく外科手術と比較します。

原始人に手術の話をしても誰も歓迎しないでしょう

でも、現代人は進んで「盲腸の手術をしてください」などと病院にやってきます。

メンタルケアもそれと同じかな?


それが良いものだという実績が定着すれば普及してくるでしょう。

でも、今はまだ江戸時代といったところかな?(笑)



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話がそれましたが

怒りはあなたを守る時に現れます。


まずは怒りに

「いつも、私を守ってくれてありがとう、どんな時も私の味方なんだね、ありがとう」

そういってあげて下さい。


怒りは

・あなたが正しかろうが

・あなたが間違っていようが

いつも、どんな時でもあなたの味方です(笑)


こんなに忠実な存在はいませんよ(笑)

まずは受け入れて安全なところで解放(燃焼して)して

そのプロセスで必ずどこにどんな棘が刺さっていたのか見つけられるから

そして、それを掴み取ったら

冷静さと聡明さが戻っているはずですから


痛みを痛みとして伝えましょう。

屈辱や侮辱を感じようと

勇気をもって痛みを痛みとして伝えて下さい。

私達の中にはその力がもれなく全員に備わっています。


勇気を出してください、

痛みを痛みとして伝えることは屈辱でも侮辱でもありません

とても力強い、とっても立派な行為です

自分に誇りを持って正々堂々と 

どこがどんなふうに痛かったのか 何がどう辛かったのか

声を出すようにして下さい


もっとも強い立派な行為です

誇り高い行為です

自分に自信を持って正々堂々と痛みを痛みとして伝えて下さい。


そして、それをやり切ったら自分をいっぱい褒めてあげて下さい。

世界に向けて自分を自慢するくらいのことしても好いですよ(笑)


痛みを痛みとして伝える

一番大事なことです。


私達が争わなくて済むための一番大事なことです。